生涯一職業の時代から複数の職業を経験する時代に 

わたしは、Art of life designerとして、

「自分の手で人生のデザインする」ための

知恵やスキルをお伝えしていますが、

今の若者は、小さな頃からキャリアの

不安を抱えている場合も多いなあと感じています。

職業辞典やこれからの時代の

職業についての本はたくさん出版されています。

その中で、不安になる方が思うのは、

「これからの時代、

消えていく職業がこんなに多いなんて」

「一度がんばって就職したとしても

これからAIとか外国人労働者、

入ってきたら自分たちの

職業はどうなるんだろう」

保障や終身雇用があった時代と比べれば、

そう思うのも当たり前かもしれません。

昔と違い、生涯一職業の時代は終わりました。

転職やキャリアチェンジは普通になり、

独立企業、フリーランスとして生きる、

プロジェクトベースで働くなど

様々な形態も増えています。

自営業や経営をしていても、

ひとつの形で一生安泰ではありません。

一番大事にしたい信念・目的は同じだけれど、

時代い合わせて形や業種を

変えていくことが必要でしょう。

これからは、一人の人が、

ひとつの人生で、たくさんの職業や

働き方を経験していくのが当たり前になります。

そう考えた時、ただ不安になって、

恐怖に飲み込まれたり、

目をそらしてなんとなく過ごしてしまう・・・
そういうこともあるかもしれません。




そんなときはまず
「怖いよね」「不安だよね」
「そりゃ当たり前だよなあ」と
自分に共感してあげる。



そのあとは、「今からできること」を
自分のために考えてあげる、というのが大事です。



 

結果的に、あとで手をうつのが遅れてしまうので。

病気でもなんでもそうですが、

現実を見て、予防できるならしておく。

早期にわかって手をうつ。

それが一番早いし、元気に楽しく、
末永く人生を過ごせます。

一番安全なのは、

問題から逃げることでも避けることでも、

自分や他人にダメ出しして
動けなくなることでもなく「積極的にのぞむこと」

「不確実性を乗り越えていく実力」を

身につけようという姿勢です。

例えば、
「消えていく職業もあるけれど

そのぶん、新しくできていく職業もある」

「寿命が延び保障が薄くなったぶん、

元気なうちは働くことが必要になってくる。

それならそれで、一生学びと実践を
繰り返すことを当たり前にしよう」

こういう発想を前提にして、
楽しんで乗り越える工夫をするかどうか。

・・・

子供だけでなく、

今を生きているわたしたち大人が、

ちゃんとした知識をつけ、

前向きに姿勢をみせることで

子供に 

「社会ってこわいよ、

生きていくのって大変だよ」

という残念なメッセージを

植え付けなくて済みます。

 

うまくいってもいかなくても、
何があっても、前向きに
乗り越えていこうとする
大人の姿勢は見せられます。
 

ポータブルスキル

わたしたちに必要なのは、

変化に対応でき、

軸を持ちながらその都度柔軟に

対応していける力を持つこと。

「もうこんな歳だから」と諦めずに、
いくつになっても自分を常に、

アップデートしていく力を持つことです。

そのためのキーワードとして

押さえておくとよいのが、

着実に、“ポータブルスキル”を

身につけていくということ。

・・・

ポータブルスキルとは、

「汎用性があり、

組織を離れたとしても、

自分がいればどこでも通用する」スキル。

仕事やライフワーク、

趣味などで新しいことをするときに、

今まで培ってきた「コツ」を総動員して、

適応できるスキルです。

現実で生かせる人の特徴

ところで、着実にこの

ポータブルスキルを身につけられ、

現実で生かされる方の特徴は、なんでしょう？

最近いただいた

「自分とつながる・人に伝わる講座づくり」

ご感想にヒントがありましたのでご紹介します。

（デザイナー・編集者の高橋さんより）

 

 

ありたい姿をイメージし、書き出す

↓

日々の生活や仕事で実践

↓

振り返って労う、

次に活かすという流れが、

 

 

 

講座を受講してから、

自然と組み込まれるようになってきて

 

 

仕事面だけじゃなく、

暮らしの面というか

生活全体の満足度が高くなりました。

 

 

 

 

仕事面では、

 

 

・外部依頼の講師

 

 

・自主開催のイベント

 

 

・クライアント企業へのプレゼン、提案

 

 

 

・・などの場面で、

学びが生かされています。

 

 

 

その結果・・・

 

 

 

外部依頼の講師では

依頼してくださった

主催者さんや参加者の方からも

好評をいただく機会が増えた。

 

 

 

 

・初開催の自主イベントでは、

想定以上に動員することができ

　来場者の満足度も高かった。

 

 

 

 

・他の企業から、コラボの提案があった。

 

 

 

 

・クライアント企業へのプレゼン、

提案では費用対効果ではなく、

 

 

自分たちの描きたい世界や

「なぜこれをするのか？実現したいのか？」を

メッセージとして伝えた上で

クライアント企業に向けて、

モグマグとして貢献できることを提案

 

 

→成約率が上がった。

 

 

 

苦手だと思っていた

プレゼンが楽しくなった。

 

 

 

上記のような変化がありました。

 

 

 

 

 

それぞれに、

反省点やうまく行かないこともありますが

「じゃあ、次はどうしようか？」と

前向きに捉えられるように

なったのも変化のひとつです。

 

 

 

 

「自分とつながる・人に伝わる講座づくり」で、

自分とつながったことで、

講座づくりだけでなく様々な場面で、

 

 

自分を生かした

仕事の仕方ができるようになりました。

 

 

 

 

ありがとうございます。

 

 

＊＊＊

 

 

何よりうれしかったのが、

新規でお取引をすることになった

企業の担当者さんから

 

「モグマグをもっと多くの方に

知ってもらえるように、

バックアップさせてください」

 

という言葉をいただけたこと。

 

 

 

 

私たちは、

なんて幸せな仕事を

できているんだろう〜と

うれしくなりました。

 

＊＊＊

 

学びを現実に生かされ、行動して積み重ねる、

ほんとうにすてきな姿だなあと感じます。

このように、着実に

ポータブルスキルを身につけられ、

現実で生かされる方の特徴はこのふたつ。

・常日頃から、当たり前に

学ぶ環境を自分のために選んでいる。

・現実の仕事や暮らしに

翻訳して応用している。

そして、これからの時代の流れで

出てくると言われている職業は、

大きく分けるとこの三つです。

・エンタメ系、アート

・教育系

・交流の場

（イベント、コミュニティ、

価値観をともにする人たちの場など）

（「自分とつながる・人に伝わる講座づくり」は、

「創造力」「コンテンツ力」「場づくり」
のポータズルスキルを培う場。

 
本やブログなど文字だけでは「自分のケース」
「自分の課題」に応用すること、

「日常に取り入れる」力を綿密につけるのが

難しいところもあるので、

場をつくって、お伝えしています。）

今日のご感想のように業界や職種は違っても、

学んだことのエッセンスを、

「どうしたら自分の仕事に
応用できるか考え、行動に移していく」

そうやって、
日常と学びを行ったり来たりしながら、

ポータブルスキル化していかれる方は、

着実に自分や会社を

アップデートされていきます。

業界や職種、場面が変わっても、

乗り越えていく力がついていきます。

そして、不確実な世の中を、軸をもちながら

柔軟に乗り越えて生きる強さを培っていけます。

さいごに

時代がどうあれ、他人がどうあれ、

自分の人生は一度だけ。

それなら、幸せでありたいし、

そのためにできることはしてあげたい。

その発想と選択が、あなたを幸せにし、

家族や子供、周りの人を大切にすることにつながります。

今日のまとめ

不確実な世の中を生きる強さを培うために

・キーワードはポータブルスキル

・常日頃から、学ぶ環境を自分のために選ぶこと

・現実の仕事や暮らしに翻訳し、応用していくこと

  
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