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ヒビノケイコです。



わたしは、普段、様々な題材を通して

ライフキャリアや、表現を学び、考え、

自律的に成長させていく
講座を運営しています。





講座やメルマガに

参加されている方々は

全国の方。




都会であれ地方であれ、

自分自身の生き方、

ライフキャリアについて

興味がある方が多いです。





生き方というのは「ひとつの表現」だと

わたしは思っています。





そして、人生をデザインしていくためには

「経験から学ぶ」ということが欠かせません。





ひとつの物事をどのようにとらえ、どのように

乗り越えていくのか?





ですが、

経験はただ多ければいい

というわけでもないんです。




ひとつひとつを、

「学べる経験にできるか」が

ポイント。




日常のこと、

パートナーのこと、仕事のこと。

時代のこと、これからの変化のこと。




一見関係なさそうでも

これらをつなげて、

「じゃあ、どんな風にわたしは

自律的に生きていったらいいのか?」

考えるきっかけを作り、問いをたて、

行動をし、成長していく。




そんなサイクルを大切にしたいところ。





ということで、




今日は、

パートナーとの関わりと自己成長の

つながりについて、Eさんから面白い

お便りをいただきましたので

紹介します。




どうぞ!




ケイコさん



今回も、またまた面白くて、

今まさに私が考えていることを

分かりやすく文章にしてくださり、

頭がスッキリして、明瞭になりました!!




ありがとうございます(^-^)




積み重ねることのイメージ、

まさしくその通りですね!



この1年、夫婦関係をじっくり見直してきました。



いつしか依存に傾いてきていた関係を、

修復したいと打ち明けられた時は

苦しくて寂しくてたまりませんでした。




また、主人の言う 自立した関係 

というものが私には見えず、

その方向に進んで果たして

幸せが待っているのかも不安でした。




前の関係に戻りたくて泣いてみたり、

こんな努力を続けて

何の意味があるのかと諦めかけたり、、

前の状態に固執して手放せずにいました。




主人は、私の主張は、

ボロボロになったぬいぐるみと

離れたくなくて泣いている

小さな子供みたいだと言いました。




それは大切にして捨てなくて良いんだよ。




でももう、

そのぬいぐるみがいなくても、

君は一人で充分やれるから

大丈夫なんだよって。




また、卒乳と一緒なんだとも言いました。




ずっと一緒にくっついて

オッパイを飲んできた安心感を

手放すのは怖いと思うけど、

2人が自由に動けるようになったら

もっと楽しい世界があるんだよと。




主人とは、十代の頃から

ずっと一緒に生きてきました。




2人で一緒に夢を叶える為には、

2人で一緒にいて同じことを

共にするのかと思っていたけれど、

私には私のやりたいことが出てきたんです。




それをやることが、いけないと

私は勝手に感じて

ブレーキをかけていたんでしょう。




きっと主人には伝わったのでしょう。




僕のやるべきことは、僕一人でできるから、

君は君のやるべきことをしてほしいと。




それでも、君が応援してくれて、

家事もして子どもたちを守って

くれているから

僕は僕のやるべきことをできるんだ。




だから、前と変わらず

一緒に夢を叶えているんだよと言ってくれ、

2人で1つだった時期が終わり、

1+1がようやく2になって

きたのかもしれません。




まだ時々、後ろを振り返りそうになります。



旅立ちの春。

潔く次のステージに向かいたいと思います(^-^)





Eさん、ありがとうございます。




読ませていただいて、

「人間関係もクリエイティブな

ものなんだなあ」と思いました。




同じ人でも、同じ人じゃない。

死ぬまで人は変化するもの。

だからこそ、関係性も変化する。




そこで、より面白い世界を描けるか。

これは、誰もしてくれないこと、

自力でつくっていけるのかということです。




そんなときは、

不安が立ち上がってくることも

あると思うんですけど、



不安って

「嫌な予感がする・・・」

という時に

起こるだけではないんですって。




「不安は、新しい可能性が

目の前に現れてくるときにも起こる」




これを、意識して乗り越えられると

ぐっと、いい状況を作っていけるちからとなります。




アメリカの心理学者ロロ・メイは

不安について、このように述べています。





「不安は、ある可能性

ー自己の実存を充足させる

ある可能性ー

がその人に向かって現れてくる、

その時点で

起こるものなのです。




しかし、まさにこの可能性そのものが、

現在の安定感を

破壊する可能性をも含んでいて、




その安定性のほうを

得ようとすると、

新しい可能性が否定されてしまうという

傾向も生まれてくるわけです」



(ロロ・メイ「存在の発見」)


うーん。確かに。




思えば、進むときって、

今まで経験したことがないからこそ

不安だし、痛みもあります。




子供を産むときでもそうですけど、

やっぱり、産むときは痛いですよね。




身がちぎれる~~!と、

死すら感じるという・・・(笑)




それでも、産まれてみれば

新しい命と出会って涙が出る。




新しいストーリーが、そこからはじまる。




それと同じで、

自分の今までの状態から

卒業していくとき、

手放し、一歩前に進むときというのは

痛いものなんだなあって。







新しい作品や

新しい事業、

新しい講座プログラムを行うとき、

新しい学びを始めるときも、




人から見れば「すてきだね!」

「すごいねえ」とキラキラに

見えるかもしれませんが、

本人は、痛みも感じているものなんです。





いつだって、産みの苦しみがある。





「あれ?進むってハッピーなことなはずなのに」

と思うときもあるけれど、

ぐっと覚悟をして、

「不安に目をそむけないこと」





これが、向き合う強さになり、

その先の喜びを起こすもとになる。





だから、痛みを味わいながらも、

一歩進んでみる。




進んでいくと、

経験の意味が、変わっていきます。




◾️経験の意味が変わる





例えば、


「職場の人間関係が悪くて仕事が面白くない、

会社をやめようかと考えてる」



「地域の人が最悪で、自分は不幸です」



「パートナーが思ったようにしてくれない」



というような発言を繰り返しているときって、

どこか、
「自分はどうしようもできなくて、

他人事としてとらえてる」 

傾向がある状態と言えます。





でも、本質的には、

自分自身が何ができるのか、

どういう構造になっているのか、

どうしていきたいのか。




そのためにどうするのか。




そういった問いを持って、

不安を味わいながらも、

好きなことや目標を持って、進んでみる。





そうして、一つ一つをいい経験に

できるよう乗り越えていくと、

気がついたら

経験の意味が変わっています。





「あのとき大変だったけど、

あそこでちゃんと見つめて

やることやったおかげで、

より自分らしい暮らしや

仕事をしていくための

いい糧になったよ」と。





一歩踏み込んで学べる人の

特徴はこういうところだし、

どんな不都合な経験や、嫌な思い出も、

成長や変化のきっかけにできれば勝ちです。





◾️成長曲線





・・・とはいえ、人間は、常に

まっすぐに成長することはできないもの。




行きつ戻りつ、らせんを描きながら

成長していきます。




「あれ?もう大丈夫だったと

思ったのに~また戻っちゃった!」




そんなときは、

「それもまた人間よのう・・」

と思いつつ(笑)


自分を信頼して、
また歩んで。




その繰り返しが、

あなたの充実した
暮らし方や働き方を

つくっていきます。





すてきなお話、ヒントがいっぱいでした。

あなたからのお便りも、
メルマガにてお待ちしています^^




◾️今日の質問




「不安だったけど前に進んでよかった経験」

はなんですか?



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