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秋に東京銀座で開催した講座のご感想です。

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◾️T・Kさん(デザイナー)

頭で理解するんじゃなくて、体でおぼえるに近い感覚



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皆様お疲れ様でした。




「自分の言葉を紡ぐ」

講座前はうまく紡げるのか不安でした。



ダンスに例えると、

ダンスを見るのは好きだけど、

自分が踊るなんて恥ずかしい。

うまく踊れないと思ってました。



totoさんの講座は不思議な空間でした。




ギターの音とtotoさんのやさしい声と

言葉が私を踊り場に誘ってくれて、

いつの間にか踊ってたという感じです。



頭で理解するんじゃなくて、

体でおぼえるに近い感覚。



totoさんが「遠~い、遠~い」と

空間をひろげてくれて、

「おーい、おーい」と

心の奥底の自分を呼び出してくれました。




一つのテーマにみんな違うイメージ、

言葉にびっくりしました。



みんなの心の情景を言葉にして描く。



みんなそれぞれの世界観や

自分が今置かれている位置、

歩んできた道、

好きなものが見えてきました。



そして自分ってこんな人だったんだなぁとわかったり。



・・・


今回、6年ぶりに東京にきました。


新人のころ、新橋で働いてこともあって、

懐かしかったです。

東京駅の電車の発車メロディーを聞くと

新人時代へタイムスリップした感覚になります。



全国から人も物も集まる場所。

ほんとお祭りのようなにぎやかな空気感。

ワクワク、意気揚々とする場所です。



滋賀の近江八幡駅に着いた時、

虫が鳴く静けさと暗さ、

稲刈り後の田を燃やした匂いと

キンモクセイの匂いが強烈に身体に入ってきました。


あぁこの空気が好き。ほっとする。



自分がどんな土地が

好きなのかよくわからなかったんですが、

東京に行って帰ってきてわかりました。




ケイコさん、totoさんの講座を受けて、

自分の五感が研ぎ澄まされてきたように思います。




今自分がどう感じているか、

自分の声を聞くということを

訓練してきたからだと思います。



いろんな空間を味わった1日となりました。




totoさんの曲はしばらく私のヘビロテ曲なりそうです。

今まで知らなかった、ポエトリーというジャンルに興味深々です。


本当にすてきな不思議な時間をありがとうございました。



H・Mさん(主婦)


そんな手があったのか!メガネを探している時に「メガネかけてるよ」と言われたくらいの衝撃



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ケイコさん、TOTOさん、

みなさん、日曜日はほんとうに

優しくて幸せな時間をありがとうございました。



◇あそぶこと


「遊んじゃっていいんだ!?」と、

まずびっくりしました。



おとなになった今でも、

あそぶことで耕されるものがあると、

心から思えたのは初めてでした。



そして、、


”じぶんだけの自由なあそびばを、

まず、じぶんの中につくってしまう”


これも衝撃でした。



最近、「(まずは家族にとって)心地よく、

安心できる空間をつくりたい」と

すごく思っていて。。。



でも、じぶん自身が全然リラックスできてない、

バタバタして、焦っているな、

だめだなーと思っていました。




それを、もうまずじぶんの中につくってしまう。

とりあえず自由に遊んでしまう。




そんな手があったのか!と、

メガネを探している時に

「メガネかけてるよ」と

言われたくらいの衝撃でした。



ここにあったんか!と。




◇あじわうこと



最近ほんとうに、

「暮らしをもっと整えたい」

「五感を大事にしたい」と

頭では思いながら、

全然できていないことに焦っていました。



なんだか、

「毎日をきちんと味わうこと」が

タスクリストの一項目に

なってしまっているというか。。




「今日もこなさなきゃ。今日も味わえてない」

みたいになって、何かちがう、

ちがうのはわかるけど、上手くかみあわない!




ぐるぐる…と空回りしている感じがありました。




それが、みなさんの詩を聞いているときに、

やっとやっと

「あ!味わうって、そういうことかー!」と。



突然ぽんっと理解できた感じがありました。




詩の中で、じぶんとしては

「何もせずに終わった。。」と思っているけど、

周りの人からびっくりされるようなことをしていたり。



でも、表面をさらっとなでているだけで、

細かいところを感じ取っていない。

味わっていない。



それに気づいて

「もっと味わったらもっと楽しかったのに!

もったいないことしたー!」と、悔しかったです。笑




◇ためていくこと



人に見せないなら意味ない!と

言われることが多くて、

どうしてもそんな風に思う

クセがついていました。



「ストックするのは良いけど、

アウトプットに必要なものだけを、

効率的に集めなよ」


と言われることも。



でも、誰のためでもなく、

じぶんのためにストックしていくだけでも、

豊かになっていくものがあるということ。



正しいとか役に立つとか関係なく、

じぶんが好きだ!と

思うものを集めちゃっていいということ。



今までずっと聞いていたことが

やっとわかって、

今までのケイコさんの講座全部の

つながりが、

うっすらと見えたように感じました。



――――



講座のあと、

駅のホームに立っているとき、



ふと思いついたことを携帯にメモしていると、

ことばが素直にするすると出てきて、

ほんとうにびっくりしました。



帰ってからも、毎日ふっとことばが

浮かんでくるようになって、

ちょこちょこと書き溜めています。



今までは、じぶんの書いた詩的な

表現なんて恥ずかしすぎて、

書きとめても文面を直視できず、

瞬時に消していました。



4月にケイコさんのアウトプット講座を

受けたときも、「五感表現」ワークに感動して、

何度も書いてみようとしたのですが、

全然書けなかったんです。



今は隙あらば妄想しては書いています。



ときどき「恥ずかしっ」と

思うことはあっても、

書いたものを"大切なもの”として

扱えるようになりました。



きっとわたしの中に

「自由に表現できる場所」が

できたのだと思います。



あそんでいいんだ。



味わうこと、ためることに意味があるんだ。

と思えたことで、

固まっていたものがほどけて、

受け入れてもらえる安心感が、

書くことの楽しさに

気づかせてくれたのだと思います。




もうひとつ、

「五感で味わう」ようになって、

日常が少し変わりました。




いつものスーパーのお肉コーナーが、

赤とピンクの可愛らしい色だと感じたり。



地下鉄のホームで、電車が来る前の、

空気の塊が押し寄せる感覚とむぁっとしたにおい。



いつも道にはみ出して邪魔なねこじゃらしの、

わしゃわしゃした感触。



とくにきれいなものでも

ステキなものでもないけれど、

親しみを感じるものが増えました。



いつもながら、

ほんとうに受け入れてもらえる、

という安心感が、

すさまじい力を持っていることを感じました。



とにかく今わたしにできること、

あそび、あじわい、ためることを、

楽しくつづけていこうと思います。




ありがとうございました!



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T・Kさん(SE)


15年間毎日言葉を集めて表現する訓練をしてきたから今のtotoさんがあるんだなぁ。





■ディティールの表現




ディティールの表現がずっと

「できてない」って思ってました。



それができれば私の表現も変わる、

という期待を込めて参加しましたが

期待以上だったと思います。



その手応えがつかめたのは、

最後のワークで詩を作ったところ。



・誰に詩を届けるか(ここでは自分の子どもにしました)

・実体験を表現する。




この2つに留意して詩を作ったら、

「絵本に出てくるような世界」と

おほめの言葉をいただき(^^)。




私の場合は上の2つをセットに

表現していくと

伝わりやすそうだという手応えが得られました。




totoさんの詩って、

即興にかかわらずディティールを

丁寧に表現できてて、


「どういう思考回路を持っているんだろう、

脳内には何を描いているんだろう」って

不思議だったんですが、少し謎が溶けました(笑)。




15年間毎日言葉を集めて表現する訓練を

してきたから今のtotoさんがあるんだなぁ。



少しずつ、丁寧に積み重ねていこうと思います。


どうもありがとうございました。




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T・Sさん(農家、女性の地域活動)


自分を縛っていたことに気がついて自由に



■自由と不自由のバランス



中学生くらいの頃から、

表現することは「不自由」だなと

感じてきて今に至ります。



本意ではないところで

相手を傷つけないようにと

表現することを自分で縛っていた、

ということにこの講座で気づきました。



ずっと思っていたことは「自由」に表現したい!



すっかりと外見は大人になってしまったので(笑)

幼い子のように自由に表現することは

難しくなりそれが「むむむ」とストレスに感じていることも。



そんな中totoさんに教えていただいてやってみた

舞台装置を作っての表現は、

背中に羽が生えて

ふわふわとどこに行っても何をしてもいいとても

「自由」な軽さのある時間でした。



普段の頭の中では

ふわふわと想像の世界で楽しむことで、

日常で感じる不自由さとのバランスがとれるのでは?

と仮説ができたので、

毎日1回あの川へ遊びにいって試している所です。



■日々の暮らしは、次の暮らしをさらに豊かにする地層



同じ「夕方」の舞台装置なのに、

みなさん全然違うものが見えているという

驚きとそれぞれの世界観に感動しました




きっとそれぞれの場所や重ねてきた歴史に

紐づいていらっしゃるところもあるんですね。



私はさっと自分の普段の畑での景色が出てきたのですが、

普段何気なく過ごしていることから

あの素敵な世界にいけるとは!



何が次へつながるかはその時は分からないけれど、

その瞬間を味わうように丁寧に過ごすことは、

次の暮らしを更に豊かにしてくれるものになるのだな、

と心がぞわっとしました。

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