ぱたん、ぱたんと本をみて閉じていく。

ここ5年くらいの間に、本棚にたまった本を整理していた。

あれもこれも、ああ懐かしい。
こんなのもあったな。



みんなありがとう・・と思いながら、縁側に紐でしばって出す。



残っていくのは、実用書ではなくて
古典やアカデミックなもの。

飽きずに何度でも読める小説や美しい絵本たちで
ああ、最終的にこういうものが残るんだなあと思う。


 

・・・



そういえば、きのうは蜂の子を初めていただいた。

お届けものです~!と三重県からやってきた蜂の子。

夫の職場に研修で来てくださった方が、

「とったから食べてみて」と親切に送ってくださったらしい。



届くと聞いていた時はどんなレシピで食べよう?と思っていた。

蜂の子って聞くと、語呂的にはかわいらしい。



だから「蜂の子ピザ」「蜂の子パフェ」「蜂の子チャーハン」

などいろいろなメニューをイメージで考えてたんだけど

いざ届いたら、思ったよりグロテスクな見た目で、正直引いてしまった。



びっしりと大きな巣につまった、幼虫たち。
 

おおこれを食べるのか・・・
でも、これを食べられないことは
文化の否定につながるかもしれない・・・
とかなんとか思いつつ、

醤油バターで炒めて食べてみたら、
好きです!ってほどではないけど意外にもいけた。
 

あとは、オイスターいためとか、
たこ焼きの中に入れてみたりとか。



おすそ分けした友人の中には、
「やめらられないとまらないでした」と
言っている人もいて、おおすごい・・
と思いつつ、純粋な感想なんだろうなと感じた。 



「これが蜂の子だって思わずに、食べればどうにかなる」

と思って食べたら、実際味は大丈夫だった。



そんな事柄ってたくさんある。

思い込みとかイメージよりも、

やってみてわかることがほんとうだ。




そういえば、今日行った丸亀源一郎美術館、
ブラインドデートという展覧会では

 「なんだこれは」と思う景色がたくさんあった。



アートっていつでもそういうもので、

心構えを作らないことで入って来るものがある。



思い込みやイメージを極力はずして、

作品の前にたつことで見えてくるもの。



体感してみることで、感じることがある。



・・・



「行動は、言葉を超えることがある」


そう、尊敬する経営者の友人が言っていたけれど

ひとつひとつ、一歩一歩、歩んでいくことが信頼になる。

ひとつのものごとを完結させていくことが、あたらしい景色を見せてくれる。



経験には敬意を、あたらしい景色にはまっさらな気持ちで。




 
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