ヒビノケイコです。
日曜日。
息子と、畑でとれた玉ねぎで
オニオングラタンスープを作って
お腹を満たしたあと、山をサイクリング。
さて、いつもメルマガに
お便りありがとうございます。
今日は、通年メンバー、
H・Mさんからのメッセージをご紹介。
ケイコさん、こんにちは。
いつも大切な気づきをありがとうございます。
与える人は、「余裕があるから」
与えるのではなく、
「じぶんに与えられるものを与えて」
いるのだなーと、最近よく思います。
以前からよく
「余裕がほしい」と思っていました。
人になにかを与える余裕がほしい。
立ち止まって人を助ける余裕がほしい。
東京でベビーカーを押して地下鉄に乗ると、
どこの駅も工事していて、
エレベーターがなかったり、
すごく遠かったり、よく立ち往生します。
そんなとき、両手に荷物を抱えた人や、
高いヒールの靴をはいた人、
大きなキャリーケースを持った人が
「手伝いましょうか?」と
声をかけてくださることがあります。
「余裕ができたら」じゃない!
出しおしみせずに
与えられるひとになりたいです。
ありがとうございます。
とてもリアルで、すてきなお話ですね~。
わたしも東京に出張したとき、電車のなかで時々、
赤ちゃんが大泣きしてるシーンを目にします。
まわりの人たちがシラーっと冷たい目で
みている車両では
「すみません、すみません」と、
お母さんは肩身が狭そうになり
次の駅で、降りてしまうことも。
反対に、周りの人たちがにっこりして
「よしよし、かわいいねえ。
赤ちゃんは元気じゃなくちゃね」
「ほーら、ばー!」と、
みんなで楽しんでいる時、
お母さんもほっとした顔になり、
車両が良い雰囲気になります。
特にこれ、空港からの電車で目撃します。
・・・
高知れいほくで暮らしていると
「子どもは村の宝物」ととらえてくれ、
まちの人みんなが声をかけてくれます。
親も子ものびのび子育てしやすいんですよね。
だからか、周りの若い世帯には、子どもは平均3人。
5人きょうだい、ってご家庭もあります^^
状況からいうと、地方のほうがよっぽど、
収入も少ないのにね~。
そんななかで、
「子ども」という、大人とは違う文脈で
動めいている不確かな存在を、
受け入れるゆとりがあるんです。
なぜか?
それは、少子高齢化の極みにより
「子どもがいないという状態は、
どういうことか」を、
肌感覚で味わっているからかもしれない。
もしくは、
経済がお金だけで回っておらず、
住む場所や食べ物、
物々交換や相互扶助で回っている状況を、
日頃から経験しているからこそのゆとり・・・
というのも、あるのかもしれませんね。
まあ、それにしても
血縁や損得を別にして、子どもを可愛がる。
そんな態度が、あるわけです。
田舎的な生き方で、
これからの時代のすべてが
うまく回ることはないと思うけれど、
すこしでもそういった
ゆとり、やさしさを持ち合わせながら
都会的な文脈もある。
そんな新しいかたちを
見つけていきたいなと思う
今日この頃です。
■今日の質問
ちょっとしたゆとり、
どんなときに表現してみますか?
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