今日は、高知県地域おこし未来会議の審査員のお仕事へ。審査員室が、テントでおもしろかったです。。。土佐山アカデミーの吉富さんは、ほんと魅せ方がうまいよね。
さてさて、今日は
上田さんからのお便りをご紹介。
ヒビノさんのブログとメルマガを読んでいると、3つの受けとめかたを自分がしているな、と思います。
「すごくよくわかる!」と前のめりで共感するとき、
「そうそう、そういうことがいいたかった!」と、
自分がぼんやり思っていたことを
言語化してくれてる感覚を覚えてるとき、
それから「ああ、そういうことを思っていたのかもしれない」
と気づきをもらっているとき。
先日、額賀さんのインタビューでヒビノさんが
「構造」という言葉を使っていたときは、はっとしました。
というのも、
わたしも常々「構造」について考えていたのですが、
なんというか、わたしの場合、
世の中を理解するフレームとしてだけ、
使っていたな、とあらためて気付いたからです。
これは起業家の友人と話していても
たびたび感じたことなのですが、
構造を構造として理解するだけでは何も変わらなくて、
大事なのはその構造に対して、
自分がどういうアクションをとるかなんだな、と。
会社員を辞めて、5年間働いていない時期を経て、
2年前より自営業になったのですが、
それから、すごく自分が変わっていっているのを感じます。
こういう時期の自分にヒビノさんの
考え方はそれこそすごくフィットをしていて、
毎日たくさん学ばせてもらっています。
ありがとうございます!
3つの受け止め方、なるほど~。
そんな風に思ってくださっているんですね。
嬉しいな。
構造でとらえるって、
とっても大事なことだと思っています。
このあいだ、仕事仲間とプロジェクトの
ミーティングをしていたとき、また改めて、そう感じました。
プロデューサーさんたちが
全体としてのプロジェクト設計をしてくれ、
わたしは、そのうちのコンテンツ制作・伝える役割。
講座で何をみなさんにお伝えするか、という内容や企画、
通年コミュニティの設計などを考えていくのですが、
もしひとりでこればかりやっていたとしても、
うまくいかないし、限界があるのです。
同じことをしても、それが生きるか死ぬかは、
構造や仕組みにかかっている。
大学生のころ、京都で
よく通っていたカフェがあって、
おばさんがすっごくおいしいご飯を出してくれるのに、いつも
「ほんま儲からんわ~いい素材使って、
いいものだしてると仕方ないんかなあ。
自分の保険代を払うので精一杯」
と、ぼやいてたんです。
わたしはこのすがたを見て、
とってもいいお店だし、おばさんもすてきだし、
ごはんもおいしいのに、
ほんと残念だなあって思ったんですよね。
おばさんが報われてほしい、
豊かに生活できるようになって、
もっともっと余裕を持って生きていってほしいって。
美味しい素材を使って、
最高の料理をいくら作っても、
食べてくれる人に届かなかったり、
ビジネスとしての設計がたっていないと、成り立たない。
職人的な技術に目がいきがちだけど、
それを生かすには
「仕組み」をどう高いレベルで設計していけるか。
今のぽっちり舎のお仕事では、
わたしだけでは考えられない、
すごいデザインを、半年、1年進むたび
更新しながら見せてもらっている気がしています。
劇の幕がひらりと開いた瞬間、
「お、おおう。。。!」と驚きつつも、
勇気を持って、一歩出してみよう。
そんな気になります。
もっとも、そんな構造や仕組みがある上で、
仕事仲間が
わたしのことを「信頼」してくれているのが
すごく伝わって来るから、
やってみようと思えるのですが。
仕組みや構造、
ビジネスというと、
冷たいもののようにとらえられてしまうこともあります。
でも実はその人の能力や、
作品を最大限に引き出し、
大切に守り、
世の中の人に分かち合っていくための、大事なデザイン。
あたたかな血液が循環している、
そんなお仕事を作るために。
自分というリソースを生かしていくためにも、
自分はいま、大きな構造の上でどんな役割なのか?
どうせやるなら、
どこにフォーカスして行動していくべきなのか?も
見極めていきたいところです。
これも、自分や相手を大切にするための視点。
わたしは今年、ますます
リソースの配分をよりシビアにしていくことになったので、
選ぶこと選ばないことについては、
より吟味して決める必要があるなあって思っています。
一方で余白とあそびは十分取りつつ。。。ですね^^
生活と仕事のデザインに落とし込みながら、
一歩ずつ歩んでいきましょう。
◾️今日のしつもん
あなたの力を最大限に引き出す、構造のデザイン。
暮らしや仕事で、どんな風に作っていきますか?
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