大は小をかねる



05

東京に一週間ほど滞在。

今回、スーツケースを変えてみた。


この間まで使っていたものは、

ぎりぎり必要なものが入るか

入らないかの大きさで、

ソフトケース。


でも馴染みがあったのでずっと使ってた。


一回り大きなのを買ったら、重いかなあ?

と心配していたけど、

キャスターが沢山付いていて、

すいすい動く。



必要なものが過不足なく入り、

きれいに持ち運べ、服もしわにならず。


ミニマムもいいけど、

大は小をかねるもほんとだな!

なんて、ホテルで荷物を広げながら思った。



◾️やりたいことをするための脳と体のスペック



これと同じで、

勉強して内容を吸収したり、

スキルや細部に凝るのもいいけど、

それを担保するための

「脳や体のスペック」自体を

あげるっていうのも、

大事なことだなと思う。



例えばこの間文章講座でも説明したのだけど

文章を豊かにするためには、

ふだんから、語彙とか、文法とか

フレーズとか、形式などを


自分の中の「ことばの道具箱」に

ストックしていくことが必要。


でも、そのことばの道具箱が

ぎっしりつまって重くなったとき


持ち歩けるだけの「腕力」がないと、

適切な場所で、適切に、その道具を

使いこなすことができない。



たとえば、大工さんが

出張の大工仕事に道具箱が重すぎて、

必要な道具の種類を

持っていくことができないとする。



すると、今ノコギリが必要な場面なのに、

カンナしかないから

カンナで削ってるよ~って

状態になることもある。

そんな感じで。



だから、その豊かな道具箱を持ち歩ける腕力として

「脳自体のスペック」も上げていくのが大事。



じゃあ、脳のスペックをあげるにはどうしたらいい?

いろんなやり方があるけれど、ひとつは運動。



脳も心も、へんに無駄使いしないで

やるべきことをより高いレベルで行っていける状態に

セッティングしてけたらいいよね。



そして、もちろん前提に体のスペック自体も

上げていかないと、やりたいことができない。

家事、育児、そして仕事、勉強いっぱいあるからね。
 
 

(タイのお寺に滞在していたとき、お坊さんたちが
毎朝お勤めと瞑想が終わった後
村に托鉢に出かけ、
めちゃくちゃ長い距離を歩くのに付き添ってみて、
「ああこの人たちは心だけでなく
体も整えてるから健やかなんだな」って思ったこともある) 



これを体感して欲しいな、

毎日の習慣にとりいれてもらえたらな・・・、


というのがひとつの動機で企画した講座が、

今日行う、脳と体のトレーニング講座。

(星野雄三さんを講師にむかえて)





東京大学大学院で筋生理学を専攻。
有名アイドルから近所のママさんまで、
幅広く指導を行うってきたパーソナルトレーナーの
ゆうぞうさんが

今日の参加者さんのために

事前に送ってくれた

メッセージとメニューはこちら。


(部分抜粋)


はっきり断言しますが、身体のことを知ると、

心の健康も手に入りやすいですし、

今よりも必ずエネルギー値がアップします。


エネルギーとはふわっとした

言い方にはなりますが、

つまりは

「人よりも活発な状態で活動できる」


という状態が手に入る、ということですね。


当日は、そもそも、

なぜ多くのダイエット理論が

失敗するのか、ということや

身の回りの体に関わることもすべて説明いたします。


この世界には

「間違ったトレーニング」

が溢れているのではなく、



・「効果的なトレーニング」



・「限りなく効果の薄いトレーニング」


に分けられるのであり、

エネルギーを上げる、

とはつまり効果的なトレーニングを理解して、

実行する、ということです。



以上を踏まえて、


「セルフコンディショニングとボディメイク」

というテーマで包括的にお話しいたします。


その日から体を動かしたくなるように

こちらも全力を尽くしますので、

よろしくお願いいたします。


(部分抜粋)

===============

講座の内容としては・・


===============


・砂糖をとるとなぜ眠くなるのか。

そのメカニズムと対策



・そもそもなぜ自分のライフスタイルを

体現している方は自分の体を

コンディショニング(鍛える)のか


・体をオーダーメイド化する。


・アメリカが日本食から学ぶ

マグガバンレポート

~日本人が失った日本食~


・脂肪を減らすとなぜ太るのか、

糖質を減らすとなぜリバウンドするのか。


・おっぱいは大きくならない。

けれど、胸は大きくできる。


・もっとも効率的なトレーニングの仕方


・オススメサプリ集


・成果がきっちり出る

トレーニングメニュー集、

およびそのメニューの作り方。

 



うーん。個人的には、

「おっぱいは大きくならない。

けれど、胸は大きくできる。」

が気になりますね(笑)



今日は理論だけでなく運動も

「オールアウト」までやりますよ!

ということなので、

汗かきつつ楽しんできますー^^



(関連記事はこちら)

「中身がある人ほど負けるな。マッチョになれ!」文系インドア派だったわたしがトレーニングしてる理由

大人の強さを育てる「追い詰めるんじゃなくて正しく追い込め!」

「筋トレも仕事もライフスタイルも、どうせやるなら正しいフォームで!」ふんどしマン星野雄三×ヒビノケイコ対談3



◾️次回の講座募集はこちら


11月14日京都で

編集者・村松美賀子先生を迎えての

「生き方と表現の編集術」講座。


メルマガ内限定で募集しています。

早々から、申し込みいただいています。


もうすでに残り5席となりました。

迷われている方はおはやめにどうぞ。


詳細と募集はメルマガ内のみ。
ご興味のある方はどうぞ
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編集者、村松美賀子先生は

編集についてこんな風に表現してらっしゃいます。


”思いや考えを伝えるには、

そのための「術」が必要です。

伝えたいことの芯を見つけ、

ふさわしい表現を探ること。


「編集」とは、ものごとを結びあわせ、

新たな文脈を見いだす

クリエイティブな行為です。”



村松美賀子さんプロフィール
(編集者、ライター、京都造形芸術大学准教授)
 
編集と文筆。出版社勤務の後、数多くの書籍や雑誌を手がけ、本の制作に伴って、展示やイベントなども開催する。生活文化を中心にアートや科学など、ジャンルを超えた執筆・制作を続ける。編著に『標本の本 京都大学総合博物館の収蔵室から』(伊藤存との共著、青幻舎)、著書に『京都でみつける骨董小もの』(河出書房新社)『京都の市で遊ぶ』『いつもふたりで』(共に平凡社)など多数。


◾️村松先生の著書と編集された本たち






 





写真の並べ方、空気感のある言葉や視点、編集が素敵です。



京都を包む紙
井上 由季子
アノニマスタジオ
2007-10









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