ヒビノケイコです。
昨日までの記事では、広い意味での
編集のとらえかたを紹介してきました。
・「人生は編集」誰かにしてもらおうと思ってない?編集はメディアだけのものじゃないと気がついた出来事
・「木を見て森を見ず」な仕事・メディア・講座になってない?
・コンテンツで勝負してもパクられるだけ。じゃあどうする?
・「それを生きて表現すること」リトルプレス完売、ブログ、講座を編み起動にのせるために必要なもの
で、以前から、心待ちにしていた企画。
ヒビノケイコ@hibinokeiko
11月、大好きな京都の編集者さんと講座をするので構想を考えていたら、すでに幸せすぎてひとりでドキドキしてしまう。。。この人は!と思える人と何かを作り上げるのが、一番伝わるんだろうな。
2016/10/20 14:14:16
今日からメルマガ内で、11月14日京都
編集者・京都造形大学准教授の村松美賀子先生を迎えての
ぽっちり舎講座「人生と表現の編集術」募集を開始。
案内状を用意しましたので、
興味のある方は、メルマガよりお取り寄せください。
(今からご登録いただくと、明日の配信〜になります)
じっくり少人数制で学んでいきたいので限定12名まで。
募集開始をはじめてから、お申し込みの方が続々と。
お早めにどうぞ。
伝えたいことの軸が、相手に伝わるための料理法。
そのための手立てが、編集術。
それを学ぶことにより、
あなたの生き方+伝えたいメッセージの軸に沿って、
・自分の雑誌であるwebメディア・ブログ・フリーペーパーを構成できる。
・面白い切り口を持って、テーマに沿った講座を構成できる。
・単発インタビューや作品たちを、文脈を持って記事に構成できる。
・自分のお店や企業を、ひとつの世界観をもとに構成できる
・リトルプレスや小さな本を構成できる
・自分の生きたい人生の方向性に沿って、どこでどう生きるか?働くか?
今やるべきこと、部分がデザインできる
こんな力がついていきます。
以下、募集のご案内から一部抜粋。
◾️生きたい人生へ、速度がはやくなる
編集の考え方は、わたしたちの人生に、とても大きなインパクトをくれます。
ほんとにね、ただメディアに生かすものとしてのみ
「編集」をとらえるのではもったいない。
人生~仕事~日々の暮らしまで、
自分にフィットしたぽっちりライフを作りたい人は、
一度は「編集脳」をつかんでおくと・・・
ぐーっと自分の生きたい人生に近付くのが速くなるんです。
◾️何を学ぶか?より、誰から学ぶかという文脈
でも、この考え方は、村松先生じゃないと伝わらない。
どんな編集者さんからでも教えてもらえることではないんです。
「何を」よりも「誰から」学ぶか。これが大事です。
「いやいや、誰から学んだって編集なんて同じでしょ?」
と思ってませんか?それがね、全然違うんです。
ただメディアを編集するノウハウだけに編集術を使っている人と、
人生~媒体の編集まで。
抽象~具体をつなげて語れる人はほとんどいない。
そして、それを語るには、その人の生き方が伴っていないと、
軽いものになっちゃいます。
だからこそ、あなたにはぜひ、
編集の概念を村松先生から学んでもらいたい。
彼女は、京都造形大学の准教授をしておられ、
その上大学のwebメディアを編集し、
さらに本や作品の編集もされていて、超多忙。
それなのに、このネット時代でもショートカットせず、
足を運んでその場に身を置き、
生の人から感じたものを情報に落とし込むことを、
大切に、大切に、されています。
そんな姿勢は彼女がわたしに言ってくれた
「実際に生きて、書く」ということにも通じており、
ぽっちりライフを生きる人の表現のあり方とも共通しています。
彼女の表現するものから感じるのは、
ていねいに、やさしく、そっとそっと置かれたメッセージ。
透明な空気感をその場に広げ、
それでいて自分の芯がすっと通った強さがある。
そんな村松先生の、生の声を聴いてほしい。
そして、彼女のたたずまいに、触れてほしい。
彼女の発する、自分の言葉の一つ一つに、触れてほしい。
それは、生でしか伝わらないものだから。
・・・ということで、
編集者村松美賀子先生からは、
本・講座・媒体すべてに通じる編集を。
わたしからは
「人生を編集する方法」を
分かち合っていきたいと思います。
放課後の課外授業として、
京都の個性的な本屋さんめぐりも企画してますよ。
先生は編集についてこんな風に表現してらっしゃいます。
”思いや考えを伝えるには、
そのための「術」が必要です。
伝えたいことの芯を見つけ、
ふさわしい表現を探ること。
「編集」とは、ものごとを結びあわせ、
新たな文脈を見いだす
クリエイティブな行為です。”
秋の京都を歩きつつ、
マニアック本屋めぐりも
したいな~、、、
なんてことも考えてますよ。
村松美賀子さんプロフィール
(編集者、ライター、京都造形芸術大学准教授)
編集と文筆。出版社勤務の後、数多くの書籍や雑誌を手がけ、本の制作に伴って、展示やイベントなども開催する。生活文化を中心にアートや科学など、ジャンルを超えた執筆・制作を続ける。編著に『標本の本 京都大学総合博物館の収蔵室から』(伊藤存との共著、青幻舎)、著書に『京都でみつける骨董小もの』(河出書房新社)『京都の市で遊ぶ』『いつもふたりで』(共に平凡社)など多数。
◾️村松先生の著書と編集された本たちはこちら。
写真の並べ方、空気感のある言葉や視点、編集が素敵です。