「香川の主夫ブロガーと話す、自分らしいパートナーとの関係」ヨスさん×ヒビノケイコ対談３ : ヒビノケイコの日々。人生は自分でデザインする。

香川のブロガーヨスさん×ヒビノケイコ対談３（シリーズは全３回）今日、メルマガ内で限定配信したいなと思ってます。お茶を飲みつつ、ゆるゆるとふたりで話したトピックはこちら。

～こんな内容について話しています～

・パートナーとの関係、どんな感じ？

・夫婦別性の壁

・同棲で暮らしの相性を知れ！

・家事は３６５日

・夫婦のズレ、どうしたらいいの？

・進化欲求は男性にも女性にもある

・夫婦喧嘩と論議は違う

・やっと女性を楽しめるように

・どうしたら束縛はなくなる？

・うまくいく会話の前提はコレ

今回は、よくメルマガや講座でも質問される「パートナーとの関係」の話を。ヨスさんは在宅主夫でブロガーしながら、わたしは都会への出張が多い仕事だったりで、パートナーとの関係は、一般と少し違って独特かも。

下記は、会話をちょっとだけお裾分け。

全文と場の空気感は、メルマガ限定配信の動画の中で、どうぞ感じてみてください。

ヒビノ：ヨスさんは、奥さんと独特の家庭の作り方をされていますよね。ヨスさんが主夫をして、奥さんも最近まで働いていて。パートナーとの関係について聞いてみたいんですけど・・・。

ヨス：まあ、普通だと思うんですけど（笑）

ヒビノ：うん。普通ですよね。世間で言われているパートナーとの関係とか結婚っていう妄想のほうがおかしいと思うんですよ（笑）

「同棲してから結婚は確かでいいよね」そして夫婦別姓の話も出たりして・・・

ヨス：まあ、シンプルだと思うんですよ。一緒に住みたいから一緒に住むだけで。結婚はその延長なだけで・・なくてもいいと思いますし。

ヒビノ：うちもそうだったな。大学三年のときに、田舎暮らしがしたくて京都でお寺みつけてはじめたんですけど、それにあたって彼と住むということになって。それまでも友達でシェアハウスしてたので、人と住むってことがどういうことか、体感的に知れた。友達と住んでたときはうまくいかなかったんですよ。そこで、暮らしって相性があるなって気がついて。

楽しい友達で好きなのに、一緒に暮らすと苦しい。リズムがあって、暮らせない人と暮らせる人がいるんだなってわかった。もしそうなったら残念だから、いくら彼氏が好きでも、一回一緒に暮らしてみて、確かめてみてから結婚したほうがお互いいいんじゃないかって思いました。

ヨス：まさに。相性は絶対ありますよね。

ヒビノ：毎日のことですからね。暮らすって、物音のたて方がどうかとか、そんな感じじゃないですか（笑）ごはんのリズムとか。生物としての。

夫婦のすれ違いについて

ヒビノ：夫婦のすれ違いって人それぞれ。「暮らしのことや、考え方のずれも出てきて、話せてなくて、深いところの価値観とか考えてることを話せなくて、どうしたらいいかな？って思ってるんです」と聞かれることがあって。

ヨス：それって、話してもダメなんですかね？それとも話すことすらできない？

ヒビノ：話すことすら時間がとれないっていう人もいますし、話したとしても、言ってることがかみ合わない。

ヨス：異文化なんですかね？

ヒビノ：奥さんが「こういうことを仕事としてやっていきたいから」「これに対して勉強がしたい」と思っていたとしても旦那さんと共有できなくて、それはなしでってなるみたいです。

ヨス：ふしぎですね、それは。今ふと思ったんですけど、ジェンダー的な考えに支配されているのかなって。女性は働かなくていいとか、考えていると資格をとって・・っていうときにもそんなことしなくていいって。

ヒビノ：それもあると思いますね。もし働かなくてもいい状況だとしても、いま自分が家にいて支えるほうがいいと選んでいたとしても、その人にも進化したい気持ちは、人間だから絶対あるじゃないですか。そこを話せるってすごい大事なことだと思うんですけどね。なぜなきものにするのか（笑）

フラットにわかろうとすることの大切さ

ヒビノ：ふふふ。ヨスさんところは、例えば奥さんがこんなことしたいって言ったらヨスさんはどういうんですか？

ヨス：面白そうって。内容にもよりますけどね。

ヒビノ：こういうことしたい、こんな仕事がしたいっていったらしっかり聞く？

（中略）

ヨス：とにかく、質問しますね。意味がわからないことはわかるようにしたいので。

ヒビノ：把握できるように質問して。

ヨス：それがコミュニケーションですよね。

ヒビノ：まず自分の意見をいっちゃう人が多いのかな。もし「今からわたしカウンセラーになりたいねん」って言われたとき「え、カウンセラー？」って脳裏に思い浮かんだとする。で、すぐ否定する人が多いと思うんです。「でもな、そんなことしても・・」って。でもその前に、それにどんな意味があるのか、まず把握するために（ヨスさんの場合は）質問してくれる。

ヨス：そうですね。なぜ？って。なぜそんな思考にいたったのかって。

ヒビノ：そのプロセスを、フラットにわかろうとする、わかりあおうとするっていうのが、重要なんじゃないかな。

ヨス：やっぱり、夫婦って、完全に同等だと思うんですよ。片方しか意見を言えないとしんどいですね。

ヒビノ：わたしの周りのいいなと思う夫婦で・・・旦那さんはガンガン稼ぎまくって、奥さんはおうちでしっかり主婦されてる方もいらっしゃるんです。女性のほうは役割・立場をわきまえてらっしゃるんだけど、意見ははっきりいう。それを受け入れる器が、男性にもある。別に上下関係ではないんです。結構はっきりいう奥さんが多くて、聞いてて気持ちいいんですけど・・・（笑）あなたが自立できたのもわたしのおかげですって。だからこそ、男性のほうも、さらに頑張れるのかなって。

ヨス：この生活があるのは稼ぎのおかげって、一方的に決めつけるのはおかしいですしね。

ヒビノ：夫婦って、どっちもやることやっててそういう形になってるはずですから。

ヨス：世の中は男性の意識が変わるとだいぶ変わると思んですけど。

ヒビノ：女性の意識もあるかもしれないですけどね。

自分のいたい姿でいること

ヒビノ：女性として働く場面でも、妙に男っぽくなりすぎる気がして。がーってやるときって男性性がでるじゃないですか。でも、男になりたいわけではなくて。

ヨス：男性だからとか、関係ないと思います。仕事をするとなるとみんなそうなっちゃうのかもしれないですね。

ヒビノ：前に進みながら、稼ぎながらでも・・・わたしは最近女性であることをやっと、楽しめるようになってきたんですよ。考えすぎて楽しめなかった部分があってね（笑）

ヨス：考えるのが好きですからね（笑）ふふふ。

（中略）

ヨス：そうですよね。人間、束縛は良くないですよ。夫が働いていて稼いでいるから文句言えないっていう束縛とか、だめやなって。束縛がないっていうのがうまくいく理由なのかなって。

ヒビノ：どうやったら束縛ってなくなると思います？

合意より話す

ヒビノ：最近思うのは、「とりあえず思ってることを話す」ようにするのがいいんじゃないかって。相手に断られたり、だめとか言われたりとか関係なく。

ヨス：それ大事。周りの人もそういう風にはっきりしてるほうがうまくいってる気がしますね。

ヒビノ：合意しようとか思い過ぎなのかなって、最初っから。その前提で話すからこっちがあってるとかあってないとかそういう話になるのであって。

ヨス：会話っていうのは共有ですもんね。

ヒビノ：どこまでいったって夫婦なんて他人だから、わからないときもありますよね。意味わかっても理解ができない時もあるので。

ヨス：それは、仕方ないですよね。

ヒビノ：わたしは、相手に対しても自分に対しても自由でいてほしい気持ちがあるんです。だからわかんなくても、やるんやったらやれば？っていう感じで。

ヨス：相手を束縛するってことは、自分もされるってことですからね。

ヒビノ：違うってことが前提になってないからかも。

ヨス：同じって思ってると、自分と意見が違うと許せない。

ヒビノ：夫婦といえども、全然違うんで。

ヨス：違うが前提だと、違う意見が来ても腹もたたないし、ふつうですよね。

ヒビノ：へえ、そんな風に思うんや～って感じるだけで。

ヨス：それ、真理ですね（笑）

ヒビノ：そこにお金や生活がからんでいるから、重い感じでみんな接しちゃうんだけど・・・それでもやっぱり、違う人を尊重したり、自分もされたいですよね。

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プロフィールは、こちら。

香川県在住の主夫ブロガー(月間120万PV達成)。
人気ブロガー11名による合同メルマガ『Edge Rank』の執筆メンバー。
オンラインサロン「ヨッセンスクール」運営。
イラストを描いたり、物事をわかりやすく説明するのが得意です。
夫婦別姓を実行してて、ジェンダーや言語学の話になるとうるさい人です。
iPadを使い倒してます。

ヨスさんはわたしと全く違うタイプのブログを書いてらっしゃる方。イラストを取り入れたり、ご自分なりの興味（ジェンダーや言語学など）をしっかりお持ちで、すてきです。（この動画はヨスさんのサロン内でも配信されると思います）

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