ヒビノケイコ@hibinokeiko今朝、息子に「誕生日ケーキ作るけど、どんなのがいい?」って聞いたら、「クッキングパパの田中の結婚式のケーキがいい」と言われた。えっと、枕ケーキやったっけ?それともどら焼きケーキやったっけ?あ、それは梅田君の結婚式の時やったっけ?と思案中。むむむ。
2016/05/06 09:19:53
いろいろ考えた結果、やはりシンプルないちごケーキを作ることに。
ハッピーバースデー!と歌を歌い、ほっぺたを膨らませた息子が、ろうそくを吹き消す。
にこにこ、照れながらうれしそう。
「一番おっきいのにして!」と言うので、とりわけてあげると、口いっぱいに頬張る。
食べ終わるとプレゼントのミニ四駆を持って、廊下へ走っていった。
わたしも小さな頃は、誕生日が待ち遠しかったな。
今でも、おめでとうって言われるととても嬉しいし、心から、ありがとうって思う。
ただ、大人になってからは歳をとることに対して、子どもの頃ほど、喜びを感じるわけでもない。
そんな中で「誕生日って、何を祝ってるんだろう?」と思うこともあった。
でも、お祝いをする側になるたびに「やっぱり誕生日っていいなあ」と、いつも思う。
何を祝ってるの?
それは、やっぱり、その人が生まれてきてくれたことを。
大好きな人が、この世に存在してくれていることに対する喜びを。
人生で出会える人は限られているのに、その中で出会えたこと。
それに対して「ありがとう」「おめでとう」って言ってるの。
そう。友人や恋人とも出会いだけれど、同じように、子どもとも、出会い。
生まれてすぐは「わたしから生まれてきた」という一心同体な感覚があったんだけど、成長するたびに、その子だけの個性が出現して、わたしとは違う一人のひとになってゆく。
そんな日々の瞬間・瞬間に、楽しさと頼もしさをもらってる。
生きてゆく中では、楽しいことも辛いことも同時にある。
わたしは、ネガティブになれとも、ポジティブになれとも言わない。
ただ、心細い夜も含めて、愛してゆけますように。
元気に生きていってね。
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