「現在進行形で生きてる親でいられるか」今の美しさを持つ女友達と : ヒビノケイコの日々。人生は自分でデザインする。

今日は、東京。渋谷ヒカリエで女性のためのイベントに出演。きのうは、京都時代からの友達のおうちへ一泊させてもらった。

国分寺の川沿い、すこしずつ桜が咲いていて、夕日がきれいだったな。実は最近、東京で滞在していると「山がない！ビルしかない！」と、探してしまい、寂しくなってた。でも、友人の住んでいる周辺は、東京だけど「人が住んでるんだなあ」という気配のある場所だと思った。

友人は、京都にいた時、いつもわたしがいく先々・・・手作り市や、友達の家で見かける人だった。髪型はベリーショート、ぽちっとした黒目がちな目。小動物みたいにかわいくて、個性的でよく似合う服を着てたな。いつも、声かけたいなあと思うような存在だったけど、ある時、直接話す機会があって、友達になった。

お料理がすごく好きで、左京区のアパートに住んでるのに、わざわざ廊下で七輪たいて、さんまを焼いてるようなところが、微笑ましかった（というか、たくましい）。

その後、彼女は結婚して、旦那さんのお仕事の都合で東京に住むことになったんだけど、自然が好きなので、当初暮らしていた都心すぎる場所が、しんどかったみたい。昨年国分寺に引っ越してきて「すごくほっとしたし、親子共々、心身ともに元気になった」とのこと。よかったねえ。

やっぱね、草や木がないと生きてけない人もいるんですよ。（わたしもそう）今までは子育てしながら主婦業をしていたのだけど、そんなこんなで力が湧いてきて、今はヨガのインストラクターになるために学校に通っているんだって。

「まさか自分が、そういう決断をするなんて思わなかったよ〜忙しいけど、楽しい」と言っていた。体調が悪かったときがあるから、ヨガを再度しようと思ったんだけど、どうせするなら、教えられるようになろう。という発想になったという。教えることは最大限に、自分の学びにつながるから、一石二鳥だよね。”自分が人に出来ることを増やすために投資をする”という選択が、さすがだなーと思った。

そうそう。久しぶりに会ったら、顔がすっきりしてたな。服もなんかキラキラしたものがついてて、「あ、もともと持ってた彼女の華が戻ってきた！」と思った。

昔より大人になって、さらに良さが統合される感じ。子育てもしているし、自分のことだけじゃないから、バランスが難しいこともあるけれど、彼女自身の素質が生かせそうで、ほんといいことだと思った。

こうやって、子育てしながらも自分のやるべきことを、思い切ってする人、好きだな。それを支えてくれる旦那さんもすてきだけれど。

「子育てする」というと「子供にとにかく手をかける」「子供を、育てる！」ということばかりに目がいきがち。だけど、やってみて思うのは・・・親自身が、「自分を育て続けている人かどうか」が、思いのほか重要ってこと。

親が現在進行形で、自分の生きる姿を見せて行っているか。自分が何もせずに子供に希望ばかり当てはめても、説得力ないしね。「子供が本を読まない、と嘆きながら自分が読んでない親は多い」「子供に失敗を恐れてはいけない、と言いながら自分は失敗を恐れて何もしていない」。そんなこと、よくあるよね。

子供ってよく見てる。日々、観察してる。だから、言葉以上に、伝わっていることがある。いずれ、反面教師にもなるだろうけれど、それも含めて、精一杯生きている姿を見せたい。いいところばっかりじゃなく、失敗するところも含めて。それでも、挑戦している姿を。

子育てするなら、自分を育てながら、子供を育てよう。

ということで、いってきます〜。今日も、ぽっちりな1日を。

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