ぶるぶる。体を通る風がひたひた冷たい。やっぱり高知より東京のほうが寒いなあ。滞在しているのが両国なので、お相撲関係の方、着物で師匠!なんて呼ばれる方々を多くみかける。今回東京に来た目的は3つ。1、自主開催講座をするため 2、講座で学ぶため 3、仕事関係の打ち合わせ である。
いやー、昨日受けた講座は良かったなあ。たまらなかった。体の中の細胞が喜んで、湧いてくるような感覚を覚えた。今日の続きが楽しみ。文章関係の講座なんだけど、内容が深かった。
ホテルに帰り、お風呂の湯船で、ふ〜っと一息ついた。ふわわ、と浮かんできた言葉は「困ったときの、お金のアテじゃなくて学ぶアテをつくっておけ」。

わたしは今特に困った状況ではないけれど、もし、万一困ったことになったとしても、学ぶアテが思いつく。これ、かなりしあわせなことだなあと。例えば、ネットでの仕事ならAさんに、AirbnbならBさんに、この種の仕事の仕方ならこの人に・・・。仕事だけじゃなく生き方に迷ったら、Cさんに、移住ならDさん、子育てのことならEさんに・・・。
人って、困ったとき「とりあえずお金があれば」って言いがちじゃない?でもそれって、一瞬だけしのげても、長い目で見て困ってしまうんじゃないかな?と思う。
プロセスを学んで身につけていくと、お金を自分で生み出せるようになっていく。そのほうが長い目で見たときに効率が良いし、その人自身が幸せ。
料理だって、お金さえ出せばいくらでも美味しいものを料理やさんで食べられるけど、絶品料理を作れる技を身につけておけば、自分でいくらでも作れる。何か変動があって、お金をあまり持たなくなっても、材料さえあれば一生おいしいごはんは食べられるという・・・じゅる。しあわせ度は変わんねえじゃないか!
だから、困ったとき頼る相手というのは「よりかかる相手」ではなくて、「自立するための手立て」「幸せに生きるための手立てを学ばせてくれる相手」のことだと認識すべし、と思うのだ。
教える側の講師のタイプによっては、ノウハウのみに絞り込んでいる人も多い。わかりやすいし、即効性はあるからね。「はい、その角右に曲がってください〜、車が見えたら左、そのあとはまっすぐで」と具体的に、具体的に、方法を示してくれる。
そのへんを分かった上で、ノウハウのみ学びたいならそれを学ぶ。でも世界の捉え方は別で、そう自覚しているならいい。でも、ノウハウのみで「これで全て習った」と思ってる人は、長い目で応用は効かないので、気をつけたほうがいいかも。
高校生のころ通っていたアートのアトリエの先生には、絵を描くことや、立体を作ることを通して、結局のところ「なにもないところから、自分なりの問いを持って、つくりだすこと」を刻み込んでくれた。
「ケイコちゃん、アートはええで。だって、本当に人生に応用がきくもの。何にでも使える。こんなに汎用性のあるもんはない」って。
高校生だったわたしは「ほええ」と思うばかりだったけど、今、高知の山奥へ移住してからの暮らしの中で、そのことを身にしみて感じる。
イラストを描く、文章を書くというダイレクトな表現から、日々の中で料理を作ること、壁を好きな色に塗ること。そしてもっと言えば、仕事自体をつくりだすこと、地域をつくっていくこと・・・すべてにアートが通じていることを、感じる。
なにもないところから何かを生み出す必要性のある、地域での暮らしには、特に役立つし、わたしの人生をどんな状況でも彩り続けてくれる。
アトリエの先生が教えてくれたような「アート」というものの捉え方から描き方まで学ぶのと、ただ「絵の描き方ノウハウ」のみを学ぶのとでは、人生における意味合いも、できることの幅も、幸せの範囲も、周りへ及ぼせる良い影響も、全く変わってくる。
だから、誰に学ぶか?選んで、質の良い学びにふれることが大事。
わたしは、普段、単なる名刺交換会とか企業とのおつきあいが苦手で、昔っぽい、とりあえず飲んで馴れ合ってなんとかする雰囲気にウッてなる。でも、昨日は違った。一緒にいて楽しい人たちと、学びあったり、さまざまな暮らしや仕事のあり方を聞いてほえ〜!と触発されたり。
みなさんそれぞれが、生き方に対して真摯で、楽しそう。実際に出されている成果もありながら、ものの捉え方もすてき。こういうところから、また学びのアテができ、さらに、インプット〜アウトプットのいい循環サイクルができていくんだろうな。そう思った。
◾️3/2東京。このような内容を一緒に考える自主開催講座をしています。案内が欲しいという方は、こちらにご登録ください→メルマガをはじめます「ぽっちりライフを描こう」
いやー、昨日受けた講座は良かったなあ。たまらなかった。体の中の細胞が喜んで、湧いてくるような感覚を覚えた。今日の続きが楽しみ。文章関係の講座なんだけど、内容が深かった。
つどってる人たちも素晴らしい。
いろいろな地域で面白い生き方をしつつ、仕事でも成果を上げている人たち。笑い転げそうな瞬間から、じーんとするお話まで、世界が広がって行った。
いろいろな地域で面白い生き方をしつつ、仕事でも成果を上げている人たち。笑い転げそうな瞬間から、じーんとするお話まで、世界が広がって行った。
ホテルに帰り、お風呂の湯船で、ふ〜っと一息ついた。ふわわ、と浮かんできた言葉は「困ったときの、お金のアテじゃなくて学ぶアテをつくっておけ」。

わたしは今特に困った状況ではないけれど、もし、万一困ったことになったとしても、学ぶアテが思いつく。これ、かなりしあわせなことだなあと。例えば、ネットでの仕事ならAさんに、AirbnbならBさんに、この種の仕事の仕方ならこの人に・・・。仕事だけじゃなく生き方に迷ったら、Cさんに、移住ならDさん、子育てのことならEさんに・・・。
その人たちの共通点と言えば、みんなそれぞれ個性的ながら「その道で成果をあげていて、なおかつ人が良い」ところ。わたしは、究極的に「幸せに生きていたい」ので、そのトータル性を実現するためには、能力だけじゃなくて人柄の良さも重要だと思っている。そこも含めて学ばせて頂きたい人たちなのだ。
◾️生み出すプロセスに価値がある
人って、困ったとき「とりあえずお金があれば」って言いがちじゃない?でもそれって、一瞬だけしのげても、長い目で見て困ってしまうんじゃないかな?と思う。
結局、お金って報酬だよね。喜ばれること、役立つことをして、お礼にいただいた結果。ぽん、と結果だけもらっても、またなくなるだけ。それを生み出すために、やるべきプロセスがともなっていないのだから。
プロセスを学んで身につけていくと、お金を自分で生み出せるようになっていく。そのほうが長い目で見たときに効率が良いし、その人自身が幸せ。
料理だって、お金さえ出せばいくらでも美味しいものを料理やさんで食べられるけど、絶品料理を作れる技を身につけておけば、自分でいくらでも作れる。何か変動があって、お金をあまり持たなくなっても、材料さえあれば一生おいしいごはんは食べられるという・・・じゅる。しあわせ度は変わんねえじゃないか!
だから、困ったとき頼る相手というのは「よりかかる相手」ではなくて、「自立するための手立て」「幸せに生きるための手立てを学ばせてくれる相手」のことだと認識すべし、と思うのだ。
◾️どの質を、誰に学ぶか?
次に、「誰に学ぶか?」が重要。
わたしは、そこまで脳のスペックが良くないので、インプットする内容は質の良いものを選びたい。いらないものをたくさん詰め込みすぎて、いらないところで迷いたくないから。
質の良い学び、という定義は人によって様々だと思うけど、わたしにとっては、「抽象的なところ、世界全体の捉え方〜具体的なところ、やり方」がつながれているものやなあ。
教える側の講師のタイプによっては、ノウハウのみに絞り込んでいる人も多い。わかりやすいし、即効性はあるからね。「はい、その角右に曲がってください〜、車が見えたら左、そのあとはまっすぐで」と具体的に、具体的に、方法を示してくれる。
それはそれで役立つけれど、自分の中で応用が効く体系につながっていないと、その場限り、一瞬かぎりのノウハウになってしまいがち。
そのへんを分かった上で、ノウハウのみ学びたいならそれを学ぶ。でも世界の捉え方は別で、そう自覚しているならいい。でも、ノウハウのみで「これで全て習った」と思ってる人は、長い目で応用は効かないので、気をつけたほうがいいかも。
◾️その場限りか、長い間応用がきくかの違い
高校生のころ通っていたアートのアトリエの先生には、絵を描くことや、立体を作ることを通して、結局のところ「なにもないところから、自分なりの問いを持って、つくりだすこと」を刻み込んでくれた。
「ケイコちゃん、アートはええで。だって、本当に人生に応用がきくもの。何にでも使える。こんなに汎用性のあるもんはない」って。
高校生だったわたしは「ほええ」と思うばかりだったけど、今、高知の山奥へ移住してからの暮らしの中で、そのことを身にしみて感じる。
イラストを描く、文章を書くというダイレクトな表現から、日々の中で料理を作ること、壁を好きな色に塗ること。そしてもっと言えば、仕事自体をつくりだすこと、地域をつくっていくこと・・・すべてにアートが通じていることを、感じる。
なにもないところから何かを生み出す必要性のある、地域での暮らしには、特に役立つし、わたしの人生をどんな状況でも彩り続けてくれる。
アトリエの先生が教えてくれたような「アート」というものの捉え方から描き方まで学ぶのと、ただ「絵の描き方ノウハウ」のみを学ぶのとでは、人生における意味合いも、できることの幅も、幸せの範囲も、周りへ及ぼせる良い影響も、全く変わってくる。
だから、誰に学ぶか?選んで、質の良い学びにふれることが大事。
◾️一緒に学ぶ相手
わたしは、普段、単なる名刺交換会とか企業とのおつきあいが苦手で、昔っぽい、とりあえず飲んで馴れ合ってなんとかする雰囲気にウッてなる。でも、昨日は違った。一緒にいて楽しい人たちと、学びあったり、さまざまな暮らしや仕事のあり方を聞いてほえ〜!と触発されたり。
みなさんそれぞれが、生き方に対して真摯で、楽しそう。実際に出されている成果もありながら、ものの捉え方もすてき。こういうところから、また学びのアテができ、さらに、インプット〜アウトプットのいい循環サイクルができていくんだろうな。そう思った。
いい場に身をおくことは、思ってるより大事だなと感じた1日。
改めて、「困ったときの、お金のアテじゃなくて学ぶアテをつくっておけ」
逆にいうと、困ったときに追い詰められてというよりは、普段の毎日の中で、学びに投資し、また生み出す。その循環を作っておいたほうがいい、ということでもあるね。
逆にいうと、困ったときに追い詰められてというよりは、普段の毎日の中で、学びに投資し、また生み出す。その循環を作っておいたほうがいい、ということでもあるね。
◾️3/2東京。このような内容を一緒に考える自主開催講座をしています。案内が欲しいという方は、こちらにご登録ください→メルマガをはじめます「ぽっちりライフを描こう」
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