「オレに尽くしてほしい」より「この人にキラキラしててほしい」
今、あらためて漫画描いてて思ったんですけど、わたしの周りで、自分のやりたいこと(例えば、会社経営、アート、作家など)で成功してる女性を思い浮かべてみると、夫が「妻のファン」である率高っっ!!しかもそういう家庭は夫婦仲もいいなあ。
休日人気作家である友達の展覧会にいったら、こそっと影でうれしそうに見守ってる旦那さんがいたり・・・(かわいい(*・ω・)ノ)お店やってる友達が、イベントに出店するというときにも、特に用もなく、でも必ずついてくるっていう方も(笑)
社長をしている友人も、ぽそっと「結局、旦那だけだったんだよね。今までの男性のなかで、自分に尽くしてほしい、というよりもわたしがやりたいことやってるほうが嬉しいっていう人」と言ってたな。
そういう旦那さんに共通するところって、「オレに尽くしてほしい」「自分のために〜してほしい」よりも「この人にキラキラしててほしい」とか「この人のすばらしさ、才能を世の中の人にも知ってほしい」と思ってるんだよね。
自分のことをサポートしてくれることだけを望んでないし、夫婦ふたりとも、それぞれ頑張れたらいい、伸びていけたらいいねって感じてる。
「妻がどれだけすごいか」自慢と、クールさもある愛情
旦那さんたちと話すことも多いんですが、みなさん「うちの妻はこんなところが本当にすごくて・・・こんな仕事ができてるなんてほんと素晴らしいんですよ」と延々話せるΣ(・ω・ノ)ノこれは、お世辞とか身内だからとかノロケだとか、そういうものとは全く種類が違うもの。
清々しく話してくれるんで、聞いてる方も「ああ、ほんとうにこの旦那さんは、妻の才能を信じていて喜んでるんだなあ」と思える。けっして聞き苦しくありません。なんか嬉しくなってきます。
かと言って、愛情がベタッとはしてないんですよね。「お互い好きなことやってるんだから、応援してるけど、何かあったときの責任も自分でとるし、自立できるようにはなろうね」っていうある一定の厳しさ、クールさもある。そして、「人生の中ではお互いに仕事の浮き沈み、思ってもない事故があるかもしれない、そうなったときは補い合おうね」っていう包容力もある。お互いにね。
フツーじゃなくても、自分たちにフィットした家庭の形を作ればいい
たとえ女性のほうが、収入も知名度も上がったとしても、そこでへんなプライドを発揮しないし「俺より下でいてほしい」とも思わないのも共通点かな。相手との上下とか優劣の力関係で考えず「一緒に喜んでくれる」という幅がある男性は、すっごくかっこいいなあって思います。
こういう関係性のお宅はどちらかがどちらかに合わせる・尽くすではない仕組みをとってる。「どっちもできることをできるときにする」になる。家事にしろ、サポートにしろ、育児にしろ。お互い様だから「これができてない」という文句も少ない。
二人とも立つやり方って、キレイごとだけではない部分もあるし、その中で擦り合わせていい形を作っていくための開発の余地がある分野。例えば、お互い打ち込めるようにお手伝いさんを雇ったり、祖父母に全面的に協力してもらってる家もあったり、それも全然アリだと思うんです。一般的ではないけれど、それぞれ自分たちにフィットした暮らしを作っていく。そんな家庭が増えてもいいと思う。
実際、先駆者的にやってきた経営者友人の家庭は、かなりフツーじゃないスタイルですけど、お子さんもめっちゃいい子に育って仲もいい。ふたりとも仕事で成果出せている。「そんなふうにしたら子供がかわいそう」「やっぱり女性が男をたてて、もっとサポートしたら」とか外野からはいろいろ言われたみたいですが、本人たちにとってベストの形が生み出せてきたんですから、それがいちばん。
二人とも立つやり方って、キレイごとだけではない部分もあるし、その中で擦り合わせていい形を作っていくための開発の余地がある分野。例えば、お互い打ち込めるようにお手伝いさんを雇ったり、祖父母に全面的に協力してもらってる家もあったり、それも全然アリだと思うんです。一般的ではないけれど、それぞれ自分たちにフィットした暮らしを作っていく。そんな家庭が増えてもいいと思う。
実際、先駆者的にやってきた経営者友人の家庭は、かなりフツーじゃないスタイルですけど、お子さんもめっちゃいい子に育って仲もいい。ふたりとも仕事で成果出せている。「そんなふうにしたら子供がかわいそう」「やっぱり女性が男をたてて、もっとサポートしたら」とか外野からはいろいろ言われたみたいですが、本人たちにとってベストの形が生み出せてきたんですから、それがいちばん。
この女性に笑っていてほしいなら「守ってほしい、というより成功するように応援してほしい」
うちも、もともと夫がわたしのファンだった要素があるので、常にわたしが活躍できるように願ってくれているんですが、結婚10年以上たってみて、その間にいろいろなやり方を試してきました。
子供が生まれたり、開業したり・・その時期によって、どちらかがどちらかを全面的にサポートする時もあったけれど、それがずっと続くと、「自分の打ち込みたいことが手薄になってつらい」のをお互い感じる。やりたいことができなくなると、しょぼん・・・となるので、変えてみる。
今は、子供も大きくなってきたので、より一層それぞれがやりたいことをして、できるときに手伝う形にシフトしてる感じ。出張のときや仕事が忙しいときも、交代で子どもをみて家事をして。全然べったりはしてないけど、ベースは応援してくれてることがわかる、という感じかなあ。
今は、子供も大きくなってきたので、より一層それぞれがやりたいことをして、できるときに手伝う形にシフトしてる感じ。出張のときや仕事が忙しいときも、交代で子どもをみて家事をして。全然べったりはしてないけど、ベースは応援してくれてることがわかる、という感じかなあ。
自分も現場で頑張ってるからこそ、大変なときは「今大変なんだな」って身をもってわかる。相手がうまく行ったときにはプロセスをみてきてるからこそ「ああ、すごいな、ほんとによかったな」と喜べる。
「オレに尽くしてほしい」より、「この人に笑っていてほしい」「やりたいことをやって成功してほしい」そう思ってくれるパートナーがいることの幸せって、すごく大きいと思います。
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