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同じ物事のイメージを変える


この漫画での出来事があって、最近ずいぶん気楽になりました(笑)昔はリノベーション大好きだったんですけど、最近はもう足りたのか「自分でやらなきゃ」と抱え込んでると「ああ、大変そう」となかなか重い腰が上がりません( p_q)
 

が、「みんなで楽しい時間が過ごせて、しかも改修ができればすごくいいな」と思えると、全く気分が違います。過ごす時間を第一に、おもてなしは楽しんで自分ができるものだし、リノベーションを心から「好きで楽しい」と思ってやれる人もいて、その人たちとやれば楽しめそう。そういうイメージがついたんです。
 
(参考記事:古民家リノベ「野生的な自分×現代的な自分」自分の暮らしは自分でデザインする方法

キッチン、お風呂場の壁を塗り直したいな〜って思っているので、ご近所の方々、また声かけさせてください。おいしいものと、お茶は用意しますので・・・(*'-'*)
 

同じ物事でも、そのイメージ・やり方を変えることで、こんなに取り組む気持ちが違ってくるのが驚きでした。

同じ物事を相手によってイメージしやすい比喩で伝える


そうそう。「同じ物事の受け取り方」と言えば、こないだ面白いことがあったんですよ。うちでパーティーを開いていて、絵描きのKくん、プロブロガーさん、経営者さんたちが話していた時のこと。


絵描きのKくんが、ブロガーさんに聞いたんです。

「あんなにいっぱい記事を作れるってことは、あとで何度か読み直して、書き直すなんてことはないんですか?ぼくだったら何度もやって、すごく時間がかかってしまいそうなんですけど・・・」


ブロガーさんは
「う〜ん。そうですね。寄稿とかだと何度も、ということもありますが、ぼくのサイト上での場合は、書道のような感覚でやってます。一回で書ききる!というような」


その話をきいて、Kくんも「ああ、なるほど〜」と納得。わたしもすごく腑に落ちたんです。


「書道」の一筆で、すうっと書ききってしまうようなイメージ。即興的なアートとも言えるけれど、人によってはもう頭の中でイメージができているものを呼吸のようにすっと出してくる感覚なのかな・・・。


少しだけ文章的にはおかしい場合があっても、そのほうが面白くて人を惹きつける文章になる、というのもわかるような気がします。このブロガーさんの場合は、ものすごい量をこなしてらっしゃるので、一発の質も高いですしね。


自分とは全く違う方法をとる人のプロセスを理解するのって難しいし、自分の解釈にはなってしまうけれど、彼の言葉使いはすごく入ってきやすくていいなと思いました。


◾️色んな世界を行き来できる力


ビジネスの分野で活躍している人であっても、相手がアーティストならその人がわかる言葉、わかるイメージで話す。反対もしかり。


すると、相手がイメージしやすいものとなって、体にすっと入ってくる。その瞬間、今まで理解しがたいと思っていたことが→理解できる物事に変わる。
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これって、ある程度いろんな世界を知っていないと行き来できないのかもしれません。尊い能力だなと思いました。 (参考記事
「あいつはこの業界を降りた」に見えて「実は業界の寿命を延ばし可能性を広げてる」本質×翻訳×表現で「半歩先の仕事を作る」


わたし自身は、Kくんと一緒で、何度も何度も文章を読み返して消しては書くことが多いです。だけど、10回に1回は「書道」のような方法をとるときがあってもいいのかもしれないな。一人の人の中にも、様々な幅があり、方法が内包されてゆくのは面白い。こうしてバリエーションは広がってゆくのだろうな・・・。


そんな風にとらえ直した出来事でした。 
 

今日のまとめ


1、同じ物事でも、イメージを変えるととらえ方が変わる
2、同じ物事を相手にイメージしやすい比喩で伝える


物事にとりくむ姿勢が前向きになり、わからなかったことがわかる。
人の中に、新たな幅とバリエーションが生まれます。


こんな伝え方、ちょっとずつしていきたいですね。

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■著作エッセイ漫画
山カフェ日記~30代、移住8年。人生は自分でデザインする~
山カフェ日記~30代、移住8年。人生は自分でデザインする~ [コミック]










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