
(自著:山カフェ日記より↑)
田舎にいると、夜はまっくら。
闇ってこんな色をしてるんだ、こんなに深いんだ・・・と知りました。
まっくらで、何も見えない。
どこになにがあるのか、どこまでこの闇が続くのか分からない。
とても怖くて、手探りで歩くしかない。
やがてうっすらと光りが見える瞬間があります。
上を向くと、月や星がこれだけ光りを放っているんだ・・・と気付きます。
これは、たくさん電灯がついていては見えない光です。
かすかな光りをたよりに、照らされて、私たちはまた前にすすみます。




光だけでなく、闇だけでもなく私たちは、今日も進みます。
どちらが本質というわけでもなく、どちらも持ち合わせていて、どう使うかは自分次第。
ヒビノケイコ@hibinokeiko
田舎で生きてると、都会ではこれから起こるといわれる社会課題がすでに起こってて、目の前でみてるとそこまで怖くないなって思う。「こうあるべき」を前提にするより、リアルを目の前に「さて、自分はどうして生きていこうかな?」と考えるのは結構楽しいこと。目を固く閉じて自分を守らなくても大丈夫
2015/05/18 16:07:22
どんな闇も、触れる瞬間が一番怖い。
でも、ちゃんと感じられたら、それはそれで大丈夫。
■なんだか名作ファンタジー「ゲド戦記」を思い出しました。光りと影。逃げずに抱きしめて、自分の両面を統合していく旅。魔法使いの冒険を通して、内面におこる不安、迷い、焦り、おごり、挫折や苦難と向き合い成長していく姿から感じるものは大きいです。ファンタジーとしても楽しめます。中学生以上のお子さんにも全然読めますので、おススメ。

アーシュラ・K. ル=グウィン
岩波書店
2009-03
ゲド戦記(6点6冊セット) (岩波少年文庫) [単行本]
少年ゲドは、自分に並はずれた力がそなわっているのを知り、真の魔法を学ぶためロークの学院に入る。進歩は早かった。得意になったゲドは、禁じられた魔法で、自らの“影”を呼び出してしまう(出典amazon.co.jp)。
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■ヒビノケイコのプロフィール・執筆&講演履歴と依頼はこちら
■著作エッセイ漫画 山カフェ日記~30代、移住8年。人生は自分でデザインする~ [コミック]
■私がオーナーをしている、自然派菓子工房「ぽっちり堂」
山の素材で手作りした優しいお菓子ギフト