いつも、おばあちゃんたちすごいな~って思うんですよね。
「道具とか、モノは購入するもの」といつしか思い込んでたんですが、「クリエイティブだなあ~、そうか、こうしたらいいんだ!」って気付かされます。例えば、縄ひとつでも、わらさえあれば、干し柿の時にさささっと編んじゃう。
そんな姿に「うわっかっこいい~!」て萌えてしまう私(*'-'*)(私も今年は習っちゃいました↓コレ)
道具以外にも、おばあちゃんのクリエイティビティは、多岐にわたります。
例えば食。山菜の季節は山菜を一年分干し、梅は梅シロップや梅酒、梅干に。
トマトはトマトソースに。栗は渋皮煮に。柿は干し柿に。
しかも、こちらが「この梅ジャム食べて~」って持っていったら、「これはどうやって作るんかね?」と質問。次行ったら「私もつくったき、たべて」と渡してくれるΣ(・ω・ノ)ノすごい好奇心と行動力。どれも、時間がかかる手間の結晶なんですが、それを「すごいでしょ!これ」というのではなく、生活の中でさりげなくやってのける姿がまたいいんですよね。
一般的には、高級な車に乗ったり、高級ホテルに泊まったり、そういうことをリッチと言います。それも楽しいです。が、こういう食べ物を「普段から何気な~く」作って食べるということや、「わざわざ」道具を修復したり、道具を作ってしまったりする生活。それに触れたとき、「ああ、こういうリッチさもあるんだな~」って感じるようにもなりました。「わざわざ」ができる、新しいリッチ概念。
うちの家は今でも薪風呂です↑
そして、「これ、すごいですよね!」って素直に言葉で伝えたとき、おばあちゃんたちはすごく意外そうな顔で、でもとっても嬉しそうな顔をしてくれます。そして私達に教えてくれます。
一見、田舎暮らしは能率的には整理されていなくて無駄の多いように見えます。ですが同時に、この余白が豊かさを生んでくれるモトでもあるんだろうなあって感じることもあります。都会でバリバリ働く素敵な人達にも触発はされると同時に、田舎のおばあちゃんたちの姿にも触発され、生活に根ざしたクリエティビティのインプットが増えていく今日この頃です^^
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■著作エッセイ漫画 山カフェ日記~30代、移住8年。人生は自分でデザインする~ [コミック]
■私がオーナーをしている、自然派菓子工房「ぽっちり堂」
山の素材で手作りした優しいお菓子ギフト。