時々行く大好きな町、広島県尾道。訪れるたび「あなごのねどこは行った?」と聞かれていました。昨夏、お友達の奥さまが働いてらっしゃるということで、はじめてその施設の中にある「あくびカフェー」を訪れることに。

「あなごのねどこ」は、ゲストハウス「あなごのねどこ」+「あくびカフェー」+交流スペース「あなごサロン」雑貨店「furico」+再生倉庫「キャンダハウス」などが一緒になった複合再生空間。尾道の細長い路地を介してできあがっている空き家空間が、魅力的な空間として再生されています。

ゲストハウスの料金は、ドミトリー(相部屋)一人一泊2800円

貸切り利用おひとりあたり一泊3300円~だそうです。いっぺん泊まってみたいですね~。

味のある建物たちがうねうねと。中に入っていくほどに現れます。

ここの活用は全国的にも有名なNPO法人尾道空き家再生プロジェクトさんが。このプロジェクトが始まって以来、町がまた盛り上がってきたと現地の方にお聞きしたことがありますが、アート性もあり、空間と人をひきつける才があってすばらしいNPOだと思います。尾道は、昔から観光地ですがすたれずにますます輝いていくお手本ですね。HPではこのようにかかれています。(以下引用)

瀬戸内海のおだやかな海と山々に囲まれた街、尾道。 尾道固有の町並みや建物はそこで営まれてきた暮らしの歴史であり文化です。その中でも特にユニークな環境をもつ山手地区ですが、現在、空洞化と高齢化が進み、空き家が数多く存在しています。その中には建築的価値が高いもの、不思議で個性的なもの、景観が優れているもの等さまざまな魅力をもったものも含まれていますが、残念ながら住人を失った家々の傷みは年々加速しています。尾道空き家再生プロジェクトではそれらの空き家を再生し、新たな活用を模索していきます。この活動を通じてほかにはない尾道らしいまちづくりを展開していきたいと思います。



商店街に面しているのは「あくびカフェー」なんだか、学校みたいなレトロ空間。窓枠が木製でいい感じ。それとデザイン性がマッチしてる。旅情緒がそそられる感じがいい。店内はwi-fiもあって便利。早速、子供たちはパフェをオーダー。大人はコーヒー。
 

さて、この空間ではじまったのは夫氏による謎の授業。ものがたりの続きを自由に考えます。
子供たち、目がきらきらして楽しそう。

 こんなおいしそうなクラッカーやクッキーたちも。とにかく居心地が良い空間でした。遊び要素が多くて、大人も子供も楽しい。本格牛すじカレー、シャレオツサンドイッチ、専属パティシエが作る日替わりスイーツが楽しめます。夜はバーもあるそう。
 
ここのほかにも、複合施設の中には「あなごサロン」というスペースが。子連れ、サイクリストが畳や縁側でのんびりとくつろげる交流サロン。和の空間を活用した外国人との交流イベントや教室などが開催されているそう。一番奥の建物には、素敵なセレクト雑貨店「furico」がオープン。

その他、自転車置き場、シャワー、洗濯機も便利に使えるそうです。なんて便利!滞在するのが楽しくなる町の要素が満載ですね^^ということで、尾道を楽しむためのハブ空間、すごく魅力的です。空き家再生を考えるにも一度みておきたいところ。ぜひ寄ってみてくださいね。

あなごのねどこ
ゲストハウスへの宿泊予約お問合せ
お電話:0848-38-1005(電話受付時間 13:00 - 22:00)
722-0035 広島県尾道市土堂二丁目4-9


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■著作エッセイ漫画
山カフェ日記~30代、移住8年。人生は自分でデザインする~
山カフェ日記~30代、移住8年。人生は自分でデザインする~ [コミック]




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