鳥取、鹿野町のまち作り合宿にて。
何でもそうですけど、最初から、がちがちに「言ったことはやらないといけない」という空気があるとアイデアもでないし、妄想さえもできないですよね(。・ω・)ノ゙
でも、そんな雰囲気を持たずに友達とまちを歩きながら妄想して遊んでみる。
すると、「ここがこういう風になったら面白そう」とか「ここで、こんなお店をしてこんな展開になって」とか「さらにここにこういう人がきてこんなことをやったらいいかも」・・・とか、いくらでも出てきちゃうもの。
妄想からはじまって、妄想で終われば、本当に妄想にしかならないんですがΣ(・ω・ノ)ノ
そうではなく、このように・・・・↓
直感→妄想(イメージ)→プラン→実践→その後の展開を見て修正、よりよく進めていく
・・・みたいな感じでやっていくと妄想から結果が生まれると思います。
今日は、最近感じる予感を書いてみますね。「妄想は大事、とかクリエイティブが~」とか言ってますが、全てはバランス。両立。
決してそれだけが重要という意味ではなくて前提に「ロジカルなことも大事」と思ってる。その上でのお話しだと思って聞いていただけたら嬉しいです(*・ω・)ノ
全国の活躍している地方のカフェとか、企業とか、町をみていても、
「明らかにこれは何らかのインスピレーションとか妄想からはじまってるでしょ」
「よくこの時期にこの人達がつながって、素晴らしい場を作れたな」的なところが多い。
そして、それだけ唯一無二に光ってる。
まち作り合宿の講師の方が仰っていた言葉で印象的だったのが、
「そろそろ、地域課題を解決する」という思い込みから抜け出したほうがいい」ということ。
私、このときすごくはっとしました。
自分の地域で実践したり全国の地域を見ている中で、
「解決する」発想から→「表現する」発想へ切り替わる大切さを感じていたからです。
「解決」っていうのは、やってくる問題に次々と立ち向かっていくこと。
差異化や勝ち負けとかのイメージ。
「表現」というのは「世界観の実現」なんですよね。
いわば、ロジックに対して、ART。
ARTは原始時代からありますが、いつの時代にも根源的なもので、
「人間の内側からむくむくと起こる、生命的なエネルギー」
「予感的な次の世界観の表現」が含まれていると感じます。
だから、今大事なのは
「いかにして、自分の地域を差別化するか?」
「他の地域に勝つか?」「問題を解決し続けるか?」
という発想というのではなく、
「いかにして光る場を作り出すか?」ということだと思うんです。
光る場には、それにともなって素敵な人々が集まってきます。
面白い人、面白い生き方、プロジェクト同士が反応し合って、
ますます面白い波が地域に起こり、再構築されたコミュニティが出来ていきます。
クリエイティブで、突破する感じ。
息詰まっている社会には、今これが大事だと思います。
移住する場所も、全国調べた上で、最終的には直感で「この町がいい」と決める方も多い。なぜだか分からないけど、その人の中のクリエイティブセンサーが、その地域に反応してムクムクしてるんだと思います。
そしてムクムクとしていたクリエイティブ性から地域で現実的に「表現された世界観」。
それは、人であったり、店であったり、働く場であったり、環境だったり、生き方のスタイルとなって目の前に現れてきます。
それは、「唯一無二なもの」です。
唯一無二なものは、意識せずとも自然と差別化になっているだろうし、
問題だって自然と乗り越えてしまったりすることもある。
だから、今うまくいっている地域に、研修に行って見るべきなのは単にロジック的なところではありません。同じ事を同じようにまねしたところで、同じ成果は得られません。
■そこで人のクリエイティブ性を生んでいる土壌は何なのか?
■人の性質がどう引き出され、人と人が関わりあい、独自なプロセスが生まれているのか?
を観察してみると面白いと思います。
「ああ、この地域はますます発展していくんだろうな」と思う地域には、
一つでも、小さくても、クリエイティブされた「光る場」があって、
周りの方々が応援していたり、いい雰囲気で促進し合っている状況があるものです。
ということで、私が、もっぱら最近研究したいと思うのは「ART(創造)が生まれやすくなる土壌をいかにつくるかということ。
アートと地域、どちらも大好きなことが根本的にかかわりあっている事象を目の前にして、ますます面白くなる山奥暮らしなのです。
■私、ヒビノケイコの著書。高知の山奥で暮らしながら新しい時代のあり方を創造中。
ヒビノケイコのプロフィール・執筆&講演履歴と依頼はこちら
山カフェ日記~30代、移住8年。人生は自分でデザインする~ [コミック]
(関連記事)
■地方UIターン「意外と人材の顕在化ってされてないよね」地域目線でジブンゴトとして仕事に取り組む人の発掘
■「空き家ならぬ空き田んぼ問題」白川さんの「つぎこめプロジェクト」がすごい!田舎のやっていけない仕事をやっていける仕事に変えるコミュニケーション経営
■移住戦国時代?地方創生による特典合戦への違和感。共に歩む仲間を増やすために
■この記事はいかがでしたでしょうか?
「最初は妄想でいいんやなあ・・・」
何でもそうですけど、最初から、がちがちに「言ったことはやらないといけない」という空気があるとアイデアもでないし、妄想さえもできないですよね(。・ω・)ノ゙
でも、そんな雰囲気を持たずに友達とまちを歩きながら妄想して遊んでみる。
すると、「ここがこういう風になったら面白そう」とか「ここで、こんなお店をしてこんな展開になって」とか「さらにここにこういう人がきてこんなことをやったらいいかも」・・・とか、いくらでも出てきちゃうもの。
妄想からはじまって、妄想で終われば、本当に妄想にしかならないんですがΣ(・ω・ノ)ノ
そうではなく、このように・・・・↓
直感→妄想(イメージ)→プラン→実践→その後の展開を見て修正、よりよく進めていく
・・・みたいな感じでやっていくと妄想から結果が生まれると思います。
まち作りって、ロジックだけではできない。
そろそろ「地域課題を解決する」という思い込みから抜け出したほうがいい。
今日は、最近感じる予感を書いてみますね。「妄想は大事、とかクリエイティブが~」とか言ってますが、全てはバランス。両立。
決してそれだけが重要という意味ではなくて前提に「ロジカルなことも大事」と思ってる。その上でのお話しだと思って聞いていただけたら嬉しいです(*・ω・)ノ
全国の活躍している地方のカフェとか、企業とか、町をみていても、
「明らかにこれは何らかのインスピレーションとか妄想からはじまってるでしょ」
「よくこの時期にこの人達がつながって、素晴らしい場を作れたな」的なところが多い。
そして、それだけ唯一無二に光ってる。
まち作り合宿の講師の方が仰っていた言葉で印象的だったのが、
「そろそろ、地域課題を解決する」という思い込みから抜け出したほうがいい」ということ。
私、このときすごくはっとしました。
自分の地域で実践したり全国の地域を見ている中で、
「解決する」発想から→「表現する」発想へ切り替わる大切さを感じていたからです。
解決から表現へ
「解決」っていうのは、やってくる問題に次々と立ち向かっていくこと。
差異化や勝ち負けとかのイメージ。
「表現」というのは「世界観の実現」なんですよね。
いわば、ロジックに対して、ART。
ARTは原始時代からありますが、いつの時代にも根源的なもので、
「人間の内側からむくむくと起こる、生命的なエネルギー」
「予感的な次の世界観の表現」が含まれていると感じます。
だから、今大事なのは
「いかにして、自分の地域を差別化するか?」
「他の地域に勝つか?」「問題を解決し続けるか?」
という発想というのではなく、
「いかにして光る場を作り出すか?」ということだと思うんです。
光る場には、それにともなって素敵な人々が集まってきます。
面白い人、面白い生き方、プロジェクト同士が反応し合って、
ますます面白い波が地域に起こり、再構築されたコミュニティが出来ていきます。
クリエイティブで、突破する感じ。
息詰まっている社会には、今これが大事だと思います。
移住する場所も、全国調べた上で、最終的には直感で「この町がいい」と決める方も多い。なぜだか分からないけど、その人の中のクリエイティブセンサーが、その地域に反応してムクムクしてるんだと思います。
表現された世界観は、唯一無二なもの。
そしてムクムクとしていたクリエイティブ性から地域で現実的に「表現された世界観」。
それは、人であったり、店であったり、働く場であったり、環境だったり、生き方のスタイルとなって目の前に現れてきます。
それは、「唯一無二なもの」です。
唯一無二なものは、意識せずとも自然と差別化になっているだろうし、
問題だって自然と乗り越えてしまったりすることもある。
だから、今うまくいっている地域に、研修に行って見るべきなのは単にロジック的なところではありません。同じ事を同じようにまねしたところで、同じ成果は得られません。
■そこで人のクリエイティブ性を生んでいる土壌は何なのか?
■人の性質がどう引き出され、人と人が関わりあい、独自なプロセスが生まれているのか?
を観察してみると面白いと思います。
「ああ、この地域はますます発展していくんだろうな」と思う地域には、
一つでも、小さくても、クリエイティブされた「光る場」があって、
周りの方々が応援していたり、いい雰囲気で促進し合っている状況があるものです。
ということで、私が、もっぱら最近研究したいと思うのは「ART(創造)が生まれやすくなる土壌をいかにつくるかということ。
アートと地域、どちらも大好きなことが根本的にかかわりあっている事象を目の前にして、ますます面白くなる山奥暮らしなのです。
■私、ヒビノケイコの著書。高知の山奥で暮らしながら新しい時代のあり方を創造中。
ヒビノケイコのプロフィール・執筆&講演履歴と依頼はこちら
山カフェ日記~30代、移住8年。人生は自分でデザインする~ [コミック]
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■この記事はいかがでしたでしょうか?
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