すてきな本を買いました。
夜のゆったり時間のおとも。
森や海辺に落ちている、木の葉やどんぐり、貝のすてきな標本函。

活字を読んで内容にうなずくような本も好きですが、こういう「ぼーっと眺めていたいな」と思うような本も大好き。
紙本としてお家に置いておきたい、「モノとしての価値」がある本です。

海辺で拾ったカシパン(ウニの仲間)の殻をきっかけに、自然の造形が見せる「アナザーワールド」の魅力にとりつかれ、海や森でのコーミング(拾いもの集め)をスタート。その後、拾い集めた美しいものたちをコーディネートした標本函や、ウニの殻やドングリを用いた雑貨も製作する「LAVVO」として活動をはじめて人気となった著者が、身近な自然のかけらからはじまるアナザーワールドへの机上旅行に読者を案内します。↑出典amazon.co.jp
中を見てみると・・・

 どんぐりと、木の枝で作られたかわいいお帽子えんぴつ。
 
さまざまな形の植物たち。並べるだけでも面白い。
 
今まで気がつかなかったけど、ひっつき虫たちにも、たくさんの種類があるんですね。


高校生のとき通っていた美術のアトリエで、先生が「見てごらん」と石や蝶の羽などを顕微鏡で見せてくれた時、びっくりするほど美しい模様や色が見えたこと。その喜びを思い出しました。


刺激的なものでなくても、よーく見ていれば、その辺りにたからものは転がってる。


道や、森や、海を歩くのがますます楽しくなる本。
「いいな、この形」って思ってポケットに入れて持って帰ってきた自然物を、どうアレンジして家に飾ろうか?
そんなヒントにも。

海と森の標本函 「自然の落としもの」を拾いあつめて愛でるたのしみ (読む手しごとBOOKS)
結城 伸子
グラフィック社
2014-11-06

結城 伸子
グラフィック社
2014-11-06