003

田舎の噂はネットより速い



ご存知の通り、田舎では噂が多いです。
そして、おひれはひれがつきまくりが常(・ω・ノ)ノ
自分の体験としては、Oちゃんと仲良くしていたら「一緒に店をやるらしい」という噂が流れていたりしたこともあったり・・・(笑)
友人と仲良くしているだけで、勝手に派閥とみなされていたり・・・(⌒-⌒;)あはは。



移住して最初の頃は、あまりにも飛躍した噂にびっくりしてました(というか、飛躍しすぎてて面白かったくらい)
慣れてくるうちに、「ああ、これは女性週刊誌の地域バージョンなんだ」と理解。
たとえば「女優のAさんがどうしたこうした」、というのが「B村のCさんがどうしたこうした」というレベルになっている感じ。あんまり気にする必要ないな~と思いました。



地元にずっと住んでいる人ほど、小さいころからそんな状況にいるからか、噂を気にする人が多い。
あまりにも人の目を気にし過ぎて、その人らしさが少なくなりもったいない。
それが嫌で、田舎を出たいと思う人までいる。
そうやって深刻に受け止めてしまえばしまうほど、地域を自分たちで窮屈にしてしまう気がします。



■噂は、形があるものではなく実は人間のイメージや妄想。
どうせなら噂を活用する方法を考えよう。


人間は、本人から直接聞くよりも、第三者から得た情報を信用する傾向にあるんですって。
例えば「私は性格がいいんだよ」という情報よりも「あの子は性格がいいんだよ」と間接的に聞く方が、圧倒的に説得力がある。(間接話法)



そんな間接話法の原理を考えると、

■噂の受け手の場合・・・噂は盛られていることがあるととらえて逆に信用しない。
→ちゃんと直接会って、自分自身でその人と接した時の感覚を大切にする。


■噂を話す場合・・・間接的に自分のいい噂を聞くと、気分が良い。いい部分が増大する。
→誰かの事をプラスの視点で見、いい評判の噂を流す。


こんな風に活用できます。


■応用編としては、例えば友人の間違ったうわさが流れていたら「正しい情報にしなおして流す」ということ。


足を引っ張り合うよりも、お互いを引き上げあう地域が強くなる




家庭でも職場でも地域でも、いい雰囲気の方がいい。
だから、人の悪い所よりも良いところを見つけ、
悪い噂よりも良い噂を流して、良い雰囲気を作っていけばいい。



ますます人の良い部分が出てくるし、
もともと持っている能力も発揮しやすくなる。
その集合体が「地域」というものになる。


田舎の方はちゃんとお話しすれば理解してくれ、応援して下さる方も多いです。
これから盛り上がっていく地域は、お互いに足を引っ張り合うよりも引き上げあっていく地域。
だからこそ、どうせならいい噂を流して場を盛り上げていくのはいかがでしょう^^


このエッセイ漫画には、田舎のお付き合いのことも描いてますよ♪

ヒビノケイコ4コマ新聞のFacebookページやツイッターでは、ブログ記事で書いていない情報も発信中!
はじめての方で「いいね!」と思っていただけましたら、一押しお願いします。

このエントリーをはてなブックマークに追加




____________________________
■幸せになるための移住を応援しています⇒NPOれいほく田舎暮らしネットワーク
移住希望の方への窓口と移住者同士、地元をつなぐネットワーク作りをしているNPO。夫が事務局長をしていますのでお気軽に。
自然派菓子工房ぽっちり堂ネットショップ

yjimage

私がオーナーをしている山のお菓子工房ぽっちり堂。
http://www.pocchiri.com/
田舎に仕事を作るために作った、地元素材のお菓子工房。
焼きたてのやさしいお菓子ギフト。お歳暮にどうぞ♪

72DSC_2185[1]ss_cookie_kan_05


全国での講演(移住支援、地域活性化、キャリア授業)や田舎へのスタディツアーも行っています。☆執筆、講演などお仕事依頼はこちらまで→info@pocchiri.com