おばあちゃんから聞いた、数々の思い出。

以前ブログ記事でも書きました。イトナミ経済のこと。
→http://hibinokeiko.blog.jp/archives/18230074.html
食べ物を畑で育てたり、薪を得ることだったり。
それは、自然とつながった暮らしのイトナミの中でも得られるもの。
田舎では収入は低いけれど、直接的に得られる経済があるから何とか生きていける。
つまり「自然とつながった人間のイトナミをベースにした経済」が存在するということ。
そのイトナミ経済の中には、今回の漫画に描いたような「味わい」「思い出」という特典まで付いているようで。
おばあちゃんたちと昔のイトナミの話をしていると、
みんな嬉しそうにほっぺたを赤くして言うんです。
「こんなことがあって、こうしてこうやって・・」
そこには、自然や人とつながったあったかい思い出があり、
ぽっと光がともるような瞬間がつまっている。
貧しくて困ったという話もきくけれど、こういう豊かさも裏表で存在している。
お金で買ってモノを得ることはできても、
なかなか得ることができないものなんじゃないかな。
イトナミをしているその瞬間に、すでに得ている感覚。
目的のために今を犠牲にするでもなく、今を味わいながら歩んでいく。
暮らしと仕事がひとつながり。
ストレスをお金をかけて発散しなくても、仕事や暮らしをしているその瞬間に、
経済的にも精神的にも充足を得られるイトナミのあり方を作れるといいな。
そんなことを感じる、おばあちゃんのお話でした。
■関連記事地方暮らしで見つけた新しい貯金の発想。「貨幣経済」+「イトナミ経済」という選択肢
→http://hibinokeiko.blog.jp/archives/18230074.html
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