タイの仏教僧プラユキさんとの対話四コマです☆







ほのぼの仏教カフェへようこそ-想定外に強くなる

           ほのぼの仏教カフェへようこそ-想定外に強くなる2




ほのぼの仏教カフェへようこそ-想定外に強くなる3



「想定外の出来事」って、いやだな~って思ってきました。


思うようにならないことって、やっぱり、起こってほしくないもんです。






だけど、タイの仏教僧・プラユキさんには


「仏教を現実におとしこんでいくと、不確実性に対して強くなるんだよ~」


といわれたことがあって、とても印象に残っていました。






まず、この漫画で出てきたように


「自分の心の中でつぶやいている言葉」を見つけ出してみて、驚きました。


こんな風に思ってたんだなって。







心の中の言葉=起こった物事に対する自分の意味付け(反応・クセの側面あり)


なんだなあと。







ほのぼの仏教カフェへようこそ





私の場合、現在・過去・未来を不安に思っているときの、3パターンの心の言葉を見つけました。




①現在、不安になっているときの言葉は、「どうしよう、どうしよう」





②過去を悔いる言葉は、「こうだったから、こんなことになっちゃったんだ。くよくよ」





③未来を不安に思う言葉は、「こうなったらどうしよう、ああなったらどうしよう」






それをまず自覚化してみて、


その言葉を自分に言ったときの感覚を確かめてみると・・・・






現実に起こったことよりも不安がさらに膨らまされていって、


どんどん怖くなっちゃうことに気がつきました。




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そこで、プラユキさんが言ってくださったように


「起こったことを、前向きにとらえられるような言葉を捜す」ことをしてみました。




すると、


①現在に対しては、


「どうしよう、どうしよう」→「ま、とりあえずできることやってみよう」





②過去に対しては


「こうだったからこんなことになった。くよくよ」→「こうだったけれど、こうできた」


「このことがあったからこそ、おかげさまで学べて成長できた」





③未来に対しては


「こうなったらどうしよう、ああなったらどうしよう」→「こうなったら、どうなるかな?ワクワク」





そんな自分なりの言葉が見つかり、しっくりきました。


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そんな感じで同じ物事でも不安→前向きなとらえかたに再定義できると・・・








「じゃあ、今からどうするか?」っていう、現実的な次の一手が打てるんですよね。








プラユキさんいわく、


不確実性に対応できる力=起こった物事を、ふくらませず現実的に受け止められる力。





それによって、安定した心の土台ができる。





だから、スムーズに効率的に、


「今から」をクリエイトする行動に移ることができる。





それを聞いて、なるほどな~って思いました。


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ほのぼの仏教カフェへようこそ




私はより確実性を持たせるために、


現実では準備や計画、システム化をしたい方です。








だけど、不確実性に対しては、何もできないのかな?


手の打ちようがないのかなあ?


と思っていました。








おきたことを、心の中でとにかく受け止めて処理することしかできないのかな・・・と。








だけど、不確実性に強いってことは、受動的にあきらめるっていうことではなかった。







プラユキさんとの対話を通して、不確実性とは、


「よりよく想定外の出来事に対応できる力を養う」ことなんだなあと再発見しました。








つまり、心の中でだけで終わらせず、


ちゃんと現実に明るく次の一手が打てるっていうこと。


ほのぼの仏教カフェへようこそ






内の環境(自分の心)に対しても、外の環境(人や仕事など)に対しても、


善い方向に最善を尽くせる実力をつけていくことができる。






その核には、仏教でいうところのダンマがある。








その核を、そのときそのとき起こった出来事に翻訳し、


現実で、柔軟性ある行動をデザインしていける。








それって、なんてクリエイティブなシステムなんだろう・・・


そんな風に思って、ワクワク、嬉しくなったプラユキさんとの対話でした。


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