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東京芸術学舎×れいほく田舎暮らしネットワークの共同企画で、行われた
ふるさとという最前線inれいほく地方。
この講座ツアーは、過疎高齢化などこれからの時代の課題&
それに対する実践が始まっている田舎という最前線が舞台。
コミュニティデザイナー山崎亮さんと京都造形大学教授の松井利夫先生が行っている
東京芸術学舎での講座に、私が講師として呼んで頂いたことがありました。
そこで、現地へ行って何かできないか?という話になり、
この田舎暮らしネットワークさんと東京芸術学舎さんのコラボ企画が生まれました。
今回は、「田舎の仕事」をキーワードに、
私達のすむ高知県れいほく地方へ旅をしながら、
体験&地域の方々にお話を聞いて学ぶ企画。
人口400人の村でバリバリ活躍する若手花農家さん、
希少な土佐あかうしの畜産をする若手ホープ、
地域の活動、農業をしながら、スローどころか超ハードに働く社会福祉協議会の大君、
地域おこし協力隊卒業生ののんちゃん、
田舎で起業した私も、お話させていただきました。
山の哲学家筒井さんなどなど・・・ほんとうに盛りだくさん。
みんな、損得を超えたところで大切なものを大切に暮らしている人たち。
教室を出て、実際に山で体験しながら話を聞くのって、大事なこと。
夜は、おいしい、とれたての地元の野菜や土佐あかうしバーベキュー。
「ここの人にはピュアさがある。
それは、みんながまずリセットされて、O地点に戻れるためにとても大事なこと」
と言ってくれた受講生さんもいて、なんか納得しました。
Oに戻って時代を再構築していくのは楽しみなことですね。
最後には、受講生さんたちが感じたこと~自分の暮らしで一つでも行動していくことを
発表してくださり、嬉しかったです。
年代も興味も多種多様でしたが、山菜のお弁当を山で食べている時は家族のようだったそう。
すてきな時間と、出会いが嬉しかったです。
「知る」というのは机の上だけでなく
「生身で感じる」ということが大事だと思っています。
いつも雑誌に載るときは、良い側面しかでることが少ない田舎暮らし。
だけれど、当然田舎には光も影もあります。
自然や昔ながらの知恵、豊かな暮らし。
少子高齢化、経済の衰退、限界集落。
それらが同居する現場を一緒に体験し、
自分ができることを考えていくための、
新しい、観光ツアーの形。
田舎では損得を超えたところで、働き、生きている人がたくさんいます。
そんな山と人の、忘れられない風景を、
たくさん持ち帰っていただけたら。
自分の生き方、行動につなげて頂けたらと願っています。
これからも、田舎と都会がつながり、
お互いにできることを重ね合わせて未来を作っていけたらいいな。

田舎暮らしネットワークのみなさん、協力してくださったみなさん、
東京芸術学舎のスタッフさんたち、ありがとうございました。
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