ぽっちり子育て&田舎暮らし漫画




私がぽっちり堂を始めるきっかけになったのは、


アート×日常×仕事の形を求めていたから。という要素もあります。


今日はそのエピソードをご紹介したいと思います。


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美大時代、いつも課題に追われていました。





何を作ろうか?


アート=個性的なもの、みんながびっくりするようなもの・・・?

何となくコンセプトを作って、気持ちを高めて、ハイテンションで作る!みたいな・・・(笑)






そういうのではなくて、


生き方がにじみ出るようなものが作りたいなと思っていました。




また、美術館やギャラリーなど、美術に興味のある方としか触れ合うことのない場所で、


自分の作品を披露することも、しっくりきませんでした。




賞や、展覧会にもあまり興味が持てませんでした。






もっと、普通の人の暮らしと近くにありたい。


そんな私には日常×アートの形を求める気持ちが強くなっていきました。




普通の人の生活の中にあり、


気がつくか、気がつかないくらいささやかだけれど、


確実に無意識にいい影響が与えられるアートの形。






自分が大地に根付いた暮らしをし、その上で自然と出来上がるアートの形。






そこで、京都の郊外のお寺で田舎暮らしを始め、


農的な暮らしをしながら、そこで陶器や服、食べ物を製作し出しました。






「京都の手作り市」に出てお客さんとお話しながら作ったものを売ったり、


展覧会や講演会+カフェというスタイルでイベントをするうちに、


「誰に受け取ってもらいたいか?喜んでもらいたいか?」


をよく考える用になりました。








そんな風に普通の人と接し、自分も自然な表現をするようになり、


とても素直に、もの作りができるようになっていったように思います。





そして、私にとってのアートは幸せを届ける手段。という気持ちもありました。





今のぽっちり堂では、


田舎暮らしの中で出来たお菓子やイラストを通して、


「普通の人の毎日の中に、ほっこりした幸せを届けられるように」






そんな思いから出来上がってきた、


自分なりのアート×日常×仕事の形だと感じています。









お山のカフェ&自然派菓子工房ぽっちり堂