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ヒビノケイコです。



今日は、

林さんからいただいた

メッセージをもとに、



距離感について

考えていきたいと思います。



それでは、

メッセージをどうぞ。




「歳を重ねるほど魅力を増す人の特徴」

読ませて頂きました。





いろんなことを学び考え、

それを形にしていくヒビノさんに

いつも感銘を受けています。






自分も人生において師匠であり

ロールモデルである存在は

とても大事だと感じます。





自分を別の角度から見て下さって、

至らない部分や

改善点を分かりやすく

砕けた言葉で諭してくださる

存在でしょうか。





師匠まではいきませんが、

先生と呼べる

方を思い起こしてみました。





学校の先生だったり、

趣味の先生だったり。






ぱっと思い浮かんだ

共通点は「距離感」でした。





どの先生方も近すぎず

離れすぎずの距離感で

接して頂いていたと思いました。






人に教える立場からすれば

当たり前のこと

なのでしょうか。




でも意外と難しいのかもしれませんね。




ありがとうございます。





確かに、

距離感が一定の先生って、

良いですよね。





そして「距離感」って、

意外と難しいもの。




心理カウンセラーさんには

距離感をテーマに

根本的なセラピーをされている

方もいらっしゃるほどですし、




わたしが

主宰しているアトリエでも、

お互いの距離、

安全を守る「境界設定」

だけはお伝えしています。




タレントさんなんかも、

最近はアイドルが近すぎて

危ない事件も起こっていますしね。





それだけ「近すぎる」

「遠すぎる」ということで

悩まれている方が多い課題。




・・・



例えば、

講師と生徒の場合、




・距離感が近すぎると




生徒が感情的になり、

わがまま、依存、甘えが増える。




講師が嫌われたくない場合、

耳の痛いことは言わないで甘やかす。




好かれることも多いが、

トラブルも多くなる。




・適度な距離感だと




機能的な関係である

生徒と講師という関係が

構築できるため、

教育効果が高い。




・遠すぎると


信頼関係さえ築けていない
熱量が伝わらない

 

・・・
 


こんなことが起こります。




つまり、

信頼関係を築けたなら、 

遠からず近からず、

適度な距離感で対応するというのが

教育効果は高いです。





講師と生徒以外であっても、

人と人との距離って、

「親密で深いほどいい」

というわけではありませんしね。





親密な関係性は 

自分自身との関係がよくなるほど

パートナー、親友など
数名で十分になったりもします。 





そのほかは、
全てをさらけ出せる

わけではなくても、

適切な距離感で、





それぞれの人と

心地よい関係性を

続けていくこと。




濃い関係〜薄い関係まで

それにはそれの、

良さがあります。




■憧れの方向性
 



また、大人の学び

(学生でも本質的には一緒ですが)

で重要なことは、

学校みたいに

「いかに、先生に認めてもらうか?」を

ゴールにしないこと。




ここにも適切な距離感が必要です。




特に、独立して講師業をしていると
講師に憧れを持ってくださる方も
いらっしゃるんですが



その憧れの持ち方が
「その人に認められたい」
「好かれたい」
「こっち向いてほしい」
というようなものになっちゃうと、
学ぶより構ってもらう方向に矢印が向いて、
誰のためにもなりません。




講師としてこういったことに気づいたら、
生徒さんご自分に矢印を向けてもらい、
ご自分の役に立つように
学びを深めてもらうようにしていくことも
大事なことです。

 
 

・・・
 



わたしたちは
現実社会を生きています。



学びは、

自分の幅や視点を広げたり、

深みを増したり、

スキルを上げたり・・・

そういったことにつながりますが、




ゴールは、

それらをいかに

「自分自身の人生のゆたかさや

仕事や暮らしに生かしていくか?」

というところにあります。




これは親、先生、上司が

肩代わりしてやってくれることでもないし
誰かに認められたからどうってものでもない。


 

大人として自分自身が見出し、

つなげていくところ。






学びを翻訳し、

実践していく中で

磨かれる「生きた実力」。






これこそが、

自分で自分を助け、

現実社会で仕事や暮らしを作り上げていく

力になってくれます。




自分の人生を自分でデザインしたい
という人は、
このプロセスを身につけることが
必須です。



・・・
 



「生徒のことを本当に思うなら、

自分はどうしたい?」






自分に依存させることより

相手の自立をサポートする。





魅力や熱量はあるけれど
距離感が一定の講師、先生に

敬意を感じるのは、

こういった理由からかもしれません。






それでは今日は、このへんで。




■次回の「自分とつながる・人に伝わる講座作り」はいつ?


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・自分の経験、能力、専門を生かし、

講座や事業、企画を作りたい。




・大切なことを自分の言葉で

伝えられる講師になりたい。




・資格や能力だけではなく、

独自の文脈、切り口のある講師になりたい。





・自分の棚卸をし、

シナリオ、プレゼン、ビジュアルなど

目に見える形に落とし込むことで、

これまでの振り返りと、

ライフキャリア作りに役立てたい。





そんな方のための、

思いを形にする講座。



冬は主に制作活動に専心するため、

こちらの講座は、

春、4月あたりに開校となる予定です。




次回も1クラス7~8名の

限定人数となりますので、

優先案内が欲しい方は、

「自分とつながる・人に伝わる講座作り優先案内希望」

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ご返信ください。


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人生を自分でデザインしたい人へ。
アートや表現の喜び、創意工夫ある人生を自分の手でつくる。
一人一人の持っているものを生かし、カラフルで多様性ある社会づくりに貢献したい。

Artoflifedesignをテーマに、「自分とつながる・人に伝わる講座づくり」などの講師ゼミ、表現、ライフキャリアデザインなど全国で講座、お茶会、個人セッションをしています。(国家資格キャリアコンサルタント)

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