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イタリアで触れ合った人たちの

ライフスタイルをみていて思い出したのが、





キャリア理論の中でも有名な、

ドナルド・E・スーパーが唱えた

ライフ・キャリア・レインボーという理論。





簡単に言うと

「人生のなかの満足感やストレスは、

自分の役割や数の組み合わせに関係している」

ということ。





役割というのは、例えば

息子・娘・妻・夫・学生・

余暇を楽しむ人・市民・職業人

 ホームメーカー(家を整える)

その他様々な役割・・・など。






これらの役割をいくつ、

どう組み合わせて、

どんなふうに、自分なりの

トータルで幸せな人生を作っていくのか?






この視点を持って人生の空間を満たしていくこと。







これが、充実した満足感のある人生、

ストレスの大小に関わってくる。





・・・ということなんですが、

いまのところ、日本ではあまりにも、

この「職業人」という役割が

大きく幅をとっている気がしますね。






もちろん、仕事って大切なもの。

毎日大きな時間をあてるものだし、

好きに越したことはない。

経済的な豊かさも大切なもの。






でも、どこまでもきりがなく

突き詰められるものだからこそ、





そのことしか考えられない、

それだけに時間を使っている、

それだけが成功の基準である、






そうなってきちゃうと、

人生トータルで見たときに、

視野が狭くなってしまうことは、

忘れたくないですね。






(わたし自身、やりだすと止まらなくなる

ところがあるので自戒もこめて笑)






どこまで仕事だけ頑張っても、

追い立てられるような焦燥感にかられてしまい、

人生における満足感が大きくならない・・・





という状態になると、

ストレスが大きくなりすぎ、

人間的な幅、成熟が取り残され、

仕事で成功しても暮らしや家族が置いてきぼりに。






そんな場面や悩みを、よく見聴きしますし。





◾️立体的な役割を構成する




今回イタリアで接した人たちから感じたのは、

仕事だけを役割にしないという生き方。





なんていうか、日本だと、

シーソーにかけて、家庭か仕事か?

どちらかのバランスをとる

イメージになりがちなんですけど、



もっと総合的に、

人生における役割の六角形を、

全体的に大きく満たしていく・・・

どういうイメージ。






ふだんから日常的に、

家での暮らしや、

パートナーや、子供、

友人(世代を超えてかなり多様)

と過ごす時間を大切にしていること。





関わり方に愛や笑いがあり、

余暇やバカンスの楽しみを持って、

そこに、時間も手間も経済も

かけて楽しんでるんだなってこと。





(まあ、その代わり、

仕事への勤勉さは南の地域にいくほど低めですし、

テキトーさも結構すごいので、日本の価値観からすると

イラっとすることも多いかとは思います)







お金があれば~とか、

時間があれば~とかじゃなく

当たり前のように、仕事以外のことが

生活時間の中に組み入れられている。






そんなスタンスも良かったですね。







そういう意味で、

「人生のなかの満足感やストレスは、

自分の役割や数の組み合わせに関係している」

という理論の、いい例を見たような気がしました。






◾️今日の質問




満足感のある人生を送るために。




あなたは、どんな役割を組み合わせて、

幸せな人生を作っていきたいですか?





それでは今日は、このへんで。







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