資格・専門を生かし自分の名前で仕事ができるポイント : ヒビノケイコの日々。人生は自分でデザインする。

台風が近づいてます。
早め早めの避難など、安全にお過ごし下さいね。
被害が出ないこと、お祈りしています。

さてさて。

資格や専門のスキルはあっても、フリー・独立したかたちで「自分の名前で求めている人が集まる講座ができない」という悩みを聞きます。

専門性に長けていて優秀な方にもそういった方は多いので、できればより生かせるようになるといいですよね。また、この悩みの本質もよくわかります。

「組織に雇われている中で、一律、均等のサービス提供をする」という場合と、「自分の名前で講座をする・仕事をする」場合では、重要なポイント、やり方が違うからです。

ここをおさえていないと、資格や知識・スキルはあっても、「あなたに学びたい」というなにかがない・・・という状態になります。均質性がいい方向に働く時と、そうでない時は見極めなければいけません。

このような場合、「ブランディングが大事だよ！」とざっくりと言われることもあるかもしれません。
が、それをわざとらしくではなく、自然な形で生み出すには、根本的に「伝えたいことの軸」「自分ならではの文脈」「経験」を専門性や資格とうまく組み合わせていくことが必要です。

それが内外でできたとき、あなたに学びたい人が自然と増え、講座だけではなく事業の理念にも、独自の筋が通ります。

また、伝え方が専門用語ばかりになっていないか？ということも意識したい視点。

どうしたら、一般の人にも伝わる話になるのか？架け橋となる伝え方を鍛えることが重要です。

◾️受験が一生続く世界？

ですが、この、自分の文脈、自分の言葉を持つことができない人も多い。

なぜ？

変化の多い時代では、前提として自分の頭で考え、自分なりの答えを出し、実験しながら生きて行くという姿勢が必要です。

でも、今までの時代、わたしたちは小さな頃から、勉強といえば受験のため。

中学→高校→大学と、受験が終わったら、次は就職のため。

そして、その先は、会社の評価や成績のために・・・そんなことに慣らされてきている。

そんな中で、ポイントは、大人になってからであっても「自分なりの再定義」ができる力を育てていけるかどうか。

一人一人の感性、一人一人の答え。

一人一人に合った幸せの指標を持つこと。

例えば、

・働くとはなにか？

・講座とはなにか？

・分かち合うってどういうことか？

そういうことを、ある日とっさに聞かれた時、答えられるかどうか。

誰かに合わせた答えではなく自分なりの定義で、そして、人に伝わる話し方で、話せるかどうか。

詳しくは講座の中で解説し、架け橋となる伝え方も鍛えていきますが、日常でも学びや実践の中でも、これらを意識して生きていることがベースになります。

裏打ちとなる専門性を持ちながら「伝えたいこと」を持った講師が増えていくこと。

そして、クリエイティビティを発揮し、成長しあえる人が増えていく世の中になればとっても楽しいだろうな！そんな思いから、お伝えしています。