「今考えていることを、話せる相手はいないかもしれない・・・」

「これって、どういうことだろう」



大きな問いを持ったとき、人に意見を聞いたり本を読むこともあるけれど、一人で絵に向かい合って、絵の奥にいる作者と対話してみるのが好きだ。



絵のなかには、世界への深い視座や本質がそっと隠れていて、決して押し付けがましくなく、そこにある。ロジックや思考でぐーっと考えたあとに、全く忘れてアートの空間に入ると、いいアイデアがひょっこり出てくることもある。受け取ったインスピレーションが後々、大きな意味で、自分自身の答えとつながっていることは多い。


人間の脳の状態として、まず考えたいものの情報などを様々な角度からインプットし、そのあと全く忘れてリラックスできる時間を持つと、 ふとアイデアが湧いてくることが多いという。



リラックスできる時間というのは散歩だったりお風呂だったり、人それぞれ。ただ、いつも考えていることを、ころっと忘れられる好きな場所だとよりスイッチが入りやすいのかもしれない。


わたしにとって、そういう状態になれる場所が美術館だからか、数日前も仕事の構想がより作品性を帯びるものになるアイデアが出た。


・・・



小さいころから美術館はよく通っていて、それは今も変わらない。

日曜日には時々、一人で自転車に乗って向かった。

今は、全国各地に仕事で行ったときにも、立ち寄る。



「あの絵に会いたい」と思って行くこともあるし、「あの庭や通りすがりの山で過ごしたいから」行くこともある。「美術館のなかのカフェでくつろぎたいから」、外付けのすてきなお部屋のように過ごさせてもらうこともある。




いろんな場面でも行った。




デートのとき、失恋したとき。

一人で進路や将来のことを考えたいとき、心にもやもやがあって整理したいとき。

静かになりたいとき。刺激やアイデアがほしいとき。




そんなとき、予想していないひょんな感覚で受け止めてくれる、大きな懐が待っている。





・・・



静かな美術館で、コツ、コツ。

一歩ずつなるべく静かに歩き、顔を上げたら、絵に出会う。



線に、光に、色に出会う。



その瞬間、驚くことも、静かになることも、涙が出ることもある。

世界の時間のなかで、あそんだり、かけっこしたり、問答したり、じっと佇んだりする。

悲しかったり、楽しかったり、切なかったり、くるくる変わる感情も旅する。




そして、また自分に帰ってくる。




一人なのか二人なのか、いやもっと多いのか、それとも何もいないのか。

ひとりだけど孤独にはならない旅が、あの場所の持つ力なんだろう。





◾️最後に質問




問いを持ち、アイデアがほしいとき。
あなたが行きたい場所はどこですか?






追伸)先日は珍しく母と一緒に行ったんだけど、鑑賞の仕方や愛で方、感じ方は人それぞれで、二人だけどそれぞれ邪魔しない時間の過ごし方ができる。そのあとで同じものを共有して話せる時間も、大人同士の距離感として心地が良かった。



一人になりたい時も、二人だけどそれぞれでありたい時も、美術館へ。



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