極端になりすぎると、反動で自分や周りを損なう








先週末は、二日続けて演劇を観に行った。


 
1日目のものは、ホラーとは聞いていたけど、
サスペンス程度かな?と思っていたら・・・
かなりグロテスクで残虐なシーンも含まれた演劇だった。



「うわあ、五感表現でそこまで怖さを感じさせるのか」
「ここまで人間の恐怖心を引きだすのはすごいな」
など、音響や照明、演技も含めて感じた。


わたしはホラーは苦手。


耳も目も塞いでいるくらい
トラウマレベルだったので、
こどもにとっても、どうなんだろう・・・と
ちょっと後悔した。


だけど、
せめていい方に転じようと思って、
その後、感想を家族で話し合った。


 「怖いという感覚を感じたときに、
不安で動くと変な方向に転がりだすね」

「どこで、どんなコミュニケーションをとっていたら、
もっと違う世界になっていたと思う?」


「心理操作をしてくる人や企業はたくさんある。
そういう場面に出くわしたら、どう対処する?」


そんなことを。


・・・



次の日は、一転してコメディー。


ヨーロッパ企画は大好きな劇団で、
こちらは軽快なテンポ。


アーティストやインテリのありがちな会話に爆笑し、
絶妙にB級な怪物もでてきて子供も笑いっぱなしだった。
そんな中にも、ちょっとだけ哲学的に考えさせる部分もあった。


二つの演劇は、どちらもアーティスト
(文学と絵の違いはあるが)が主人公で、
「売れない」ところも共通している。


でも、その行き着く先はホラーとコメディー。
まったく違って、興味深かった。



世界の分かれ目



純粋に、ほんわかした光の世界で生きていた。


だけど、大人になるにつれ、
人間の闇とか光とか、裏と表とか、いろんなものをみる。



時々絶望しかけることも、
「こんな世界で生きて行くのは大変だなあ」と思うこともある。



だけどその上で、自分自身はどうありたいか?



人生の結末は、この意識がターニングポイントになるような気がした。


周りがどうあれ、
大切に思うものを大切にしていくこと。
誠実でいること。真摯であること。


・・・



もう一つ分かれ目になるなあと思ったのは、
どんなことであれ
「極端すぎると、反動で自分も周りも見失うことがある」ということだ。



例えば、守銭奴みたいに「お金さえあればいい」となりすぎても、
「芸術家たるもの、お金なんて気にせずにアートだけ純粋にするべきだ!」
となりすぎても、そこに無理があると、どこかで歪みが出てくる。



ひずみがひどくでてしまうと、
悲劇的な演劇のように
売れっ子作家が、売れない友人作家が書いた傑作を
盗作をするという行動を起こしてしまったり、


反対に、売れない作家は貧乏にたえつつも
世間ウケをまったく気にせず純粋に作品を作り続けた結果
盗作されたり認められなかったり。


 
つもった鬱屈が恨みつらみに変わり、
人を殺めてしまうことにまでつながっていた。


・・・
 
 

何かを作り、思う暮らしをし、
自分であり続けること。
それを担保できる、経済活動のつながり。



どんな仕事にも、活動にも、生きかたにも
「これこそが正しい」「これがいちばん」
なんてスタイルはない。



自分のしたいことを社会に還元していく形には
多様性があっていい。



なぜなら、その人その人に、背景があり、
生まれ育ち、資質、バランスもまったく違うのだから。


 
自分自身が安心してしっくりと生きられるバランス・・・
「中庸」が一番いい。




中庸な状態であると、
「この社会のせいでうまくいかない」と責めるのでもなく
「みんなちょろい」と見くびるのでもなく、
爽やかに「自分がしたいからしてるんだ」と言えるから。

 

自分のために中庸をうまく
デザインしてあげることが
自分と周りの人の、
不幸と幸せの分かれ道を決める。



さいごに質問




表現と経済。


あなたが中庸でいられるのは
どんなバランスですか? 

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