ツイッターでこんな言葉をみつけた。
ああ、ほんとにそうだな〜と思った。



商売や芸術、活動、どんなことでも大きい目線で見たときに、収益や数字で把握していくことは重要なこと。だけれどそれだけに偏ると、だんだん人が人に見えなくなり、駒のように思い出す場合もある。


どんなときも、人を人として見られるか?売り方だけうまくなるんじゃなく、そのための内容も大切にできるか?ということは、あらゆるものにつながる話。



人は何がいやか?というと、「自分を人間と思ってないな」という扱われ方をしたとき。そして、相手をそういうふうに見てるということは、自分のことも大切にしていないときだ。要は、リスペクトがない。



これは、お客さんという立場でも、なにかを作り出していくときにも、家庭で暮らすときにも、働く場面でも、同じことだと思う。 それがないと、いくら面白くてもどこか冷めてしまうし、いくらお金をつまれても、したくないというふうになるし、いくら経済が安定していても離婚したい・・・ということになる。





◾️自由とセットであるもの

IMG_0672




”アート性や本質とつながりながら、作品をつくり続けていきたい”。



わたしは、美大生のときにそう思った。そのためには、「自分や相手を人として大切にすること」「世界観を守るための自由と采配」が必要だと思った。


自由は自由だけで成り立たず、それを担保するためには、リスクや責任、地道な生活を引き受けることがセット。自分だけのことではなくて家庭もあるから、そのためには食べていくお金もいる。そこで、描く能力を生かして24歳のとき、高知の山奥でちいさな仕事をつくった。自然派菓子工房ぽっちり堂はいまで10年続いているが、山カフェ、その後ブログや執筆、講座活動など展開して行った。



ある程度ものごとが形になってきたけれども、いろいろなことが完全ではないし、うまく運ばないことだってある。だけれど今まで自分がしたいことをするために、大切なことを大切にするために、なんとかやってきたこと、やれてきたこと自体は、とても良かったと思う。



なぜなら、「なにかをとれば、なにかはとれない」ということ、「すべてが自分に都合よくはいかないのだから、プラス面を取るためにはマイナス面も引き受ける必要がある」ということを、少しずつ体で覚えてきたから。



芸術にしろ、商売にしろ、地域やNPO活動にしろ、なにかを形にすること。そこからなにかしらの価値や収益を生み出し、自分と人が満足していくためには、手間と時間がかかる。


わたしは、その見えない部分に手をかけている人を尊敬する。


そういう人は、ほんとうに必要だと思うことをリスクをとって、している。それをとらないならば、違うところで、不自由やリスクを受け入れる必要があるだろう。最初からすべてが整って完璧であり、誰かが自分のために用意してくれるなんてことは、ないのだから。



東北に行ったときに、震災後の地域創生バブルにのっかって仕事や活動をしにきて、その後それが終了したらいなくなった人や組織もいること。でもそんな中で、震災前から今に至るまで、地道にこの場所に必要だと思う活動や商いをしてきた人たちもいることに、大人だなあと思う部分と、泥臭さとリスペクトを感じた。



最近は、育てるための時間をはしょりたい人も多いんだなと思うことがある。何かに焦っている。これは、余裕ができれば解消できるのか?という問題のようで、そうでもない。ずっとそれを続けている人もいるから。


だけど、たいがいの物事は、見えないところで何年か土壌に手をかけて、育てていかないと、いきなり収穫はできないもの。


きらきらした人や成功者と思われるひとをみて自分もそうなりたいと憧れるのはすてきなことだけど、その裏で地道に積み重ねてきたもの、引き受けてきたものもみて、自分自身が引き受けることができるか。


そして育てたものが実ったときに、ただのモノとしてザツに扱ってしまうのではなく、心をこめて大切に提供し循環させていくことができるか。



◾️さいごに



じっくり、じっくり育てたものを、大切にアウトプットする。
逆にいえば、それをしてきた人は、大切に物事や人に接していけるのだと思う。


人や自分を大切に、なにかを作り出していきたい人は、この姿勢は忘れないで。
これがあることで、健全さを保てるから。




■ヒビノケイコ4コマ新聞のFacebookページやツイッターでは、ブログ記事で書いていない情報も発信中!
はじめての方で「いいね!」と思っていただけましたら、一押しお願いします。

このエントリーをはてなブックマークに追加







◾️執筆講座のご依頼はこちらまで→hibinojimukyoku@gmail.com



◾️「更新」ヒビノケイコのプロフィール・お仕事 

 



◾️2刷目再発売、よく売れてます。都会から山奥へ、30代移住9年目。田舎暮らし、起業、子育て、地域のお付き合い。楽しさも悩みも、すべてつめこんだエッセイ漫画。






◾️「ヒビノケイコが最近読んだ本10冊」
◾️「ヒビノケイコが愛用するキッチン道具Best10」日本の老舗の逸品~最近のヒットまで


◾️自然派菓子工房オーナーとしてオススメする「質の良いお菓子材料・サイトまとめ」



◾️私がオーナーをしている自然派菓子工房「ぽっちり堂」山の素材で手作りした優しいお菓子ギフト・内祝いを全国通販してます。