もう秋に突入してるけれど、夏にわたしのゼミで行った、高知れいほくへの合宿講座(2泊3日)。お子さん含め十数人での旅の様子を、紹介したいと思う。(写真は、ゼミメンバーのサチカメ!さん提供)

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どんなことでも、やり方から入る人が多い。けれど本来「どう生きたいか?」が中心にあって、働き方や暮らしのデザインがあり、さらにやり方が発生する。わたしの講座では、できるだけこの中心からやり方や物質を結んでいくような、一般的に学ぶことがほぼないものを感じてもらえればと思っている。

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この合宿の目的は、現代の地方での、多様な人の多様な生き方の現場を体感すること。ふだんから、学ことを生活や仕事に生かしている方がわたしの講座には来てくださるけれど、その奥をたどっていけば、「どんなふうに生きたいか?」という大きなライフデザインの問題にいきつく。


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2回目の今回は、教育NPO「SOMA」の瀬戸さんや大辻さん、昔暮らしの宿「ささのいえ」のようすけさんや料理家の中島シネマさん、ヨガの先生、アーティストのしょうたくん、移住支援NPOのれいほく田舎暮らしネットワーク川村幸司さんなどにご協力いただき、体験やセミナーを行った。

 

それらはふだん、都会の会場では伝わりきれない。自然のなかで五感を使って、土を踏み、さまざまな人に会い、食べ、すごし、体を動かす。中心から考え、自分の暮らしに生かしていくために。

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人にはこんな暮らし方や働き方があるんだなということが理解できるようになると、それぞれが自分はどこでどんなふうに、どのようにして人生を送りたいか?暮らし働くことをデザインしていきたいか?考える素材が増える。アイデアや選択肢が広がるモトにもなる。



昔暮らしの宿「ささのいえ」
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畑、まきやバイオディーゼル、コンポストトイレなど、循環型の暮らしを体験しつつ、対談を。
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料理家の中島シネマさんのお料理。
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東京から高知に移住され、地域おこし協力隊卒業後にカフェをひらかれた大下さんの経営する「jokicoffee」。

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四方山商店のいはらけいこさんのお話。東京から高知に移住し、ふつうに田舎暮らしをされている。
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廃校の宿の校庭で朝ヨガを。その後川へ。めちゃくちゃ気持ち良かったみたい。

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みなさんからのご感想


ケイコさん、みなさん、合宿お疲れさまでした。
帰宅後、あっという間に日常に戻り、あっという間に一週間が経ってしまいました。
すっかり元に戻ってしまったようで変化は確実に感じています。
一番の変化は「五感」です。
「五感」を通して入ってくるものに、前よりアンテナが立つようになった気がします。
実は今までも「五感」は大切にしてきたと思っていましたが、せいぜい「肌触りのよいものを着る」「コーヒーの香りを楽しむ」くらいなもので、ぜんぜんれいほくの比じゃなかったです。
れいほくは自然が圧倒的で、東京育ちの私は目からも耳からも鼻からもたくさんの刺激を受けました。こんな自然を感じながら生活できるのは本当にぜいたくなことだなぁと思いました。と同時に、いはらけいこさんが「窓から緑が見えること」をとても大事な要素として暮らす場所を選んでおられたり、実際に「五感」を大事に暮らしている方たちと出会うなかで、「そういう選び方もあるのか!」とまさに目からウロコでした。もっともっと、自分が取り込むもの(取り込まないもの)を大事に選んでいったらいいんだなと思うようになりました。

合宿で出会った方々、アレンジしてくださった方々に心から感謝しております。
すてきな時間をありがとうございました^^

Nさんより

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長野の農家メンバーさんが送ってくださったとれたての野菜。
みんなで料理して、名物土佐赤牛のBBQと一緒にいただきました。


ケイコさん、皆様、先日はありがとうございました。

とても楽しく、貴重な経験でした^^

卒業した身ですが、合宿後にいくつか変化があり、皆様への感謝を気持ちを伝えたいと思ったので、投稿します。


●「1日をどう気持ちよく過ごすか」という視点が生まれた。

今まで、仕事がある日は、仕事のために、食事など生活の全てを調整する、という過ごし方をしていました。


疲れているから夜はコンビニ弁当、のように。合宿で「暮らしがベース、仕事はその一部」という視点を学び、「1日をトータルで見ると、仕事の時間はその一部だ」と思えるようになりました。

ヨガに行ってみるなど、仕事以外の時間をどう過ごすか、どんな風にしたら気持ちよく過ごせるか、という思考が生まれてきました。


ヨガに行ってみるなど、仕事以外の時間をどう過ごすか、どんな風にしたら気持ちよく過ごせるか、という思考が生まれてきました。

   

●「自分の職場にも安心・安全な場を作りたい」と思うようになった。


今までは、自分がいるコミュニティで場を作る、という考えがありませんでした。

合宿でお会いした方のお話を伺って、自分がいるコミュニティ(職場)にも場が必要だ、場を開きたい、と思うようになりました。

合宿から帰って、ちょうど、モヤモヤした出来事があり、それをもとに具体化していきたいです。


●「自分の理想や夢のヒントは、日常にある」と思うようになった。


体現メッセージの「自分の夢、理想」って、勝手に、”壮大で、カッコよくないと!”と思っている節がありました。でも、最終日のワークで出した「幸せが最大化される暮らし、しごと、人間関係」のように、日常の「こうあったらいいな」「こうだと自分は心地よいな」というもので良いのかな、と思うようになりました。そうするとハードルが下がって出しやすいです 笑


●「自分を保ちながら、気持ちよくつながる」感覚が少し掴めた。



常々、人間関係で面倒くさいと感じていたのは、相手が求めるものと自分が求めるものが合致しないことです。相手に「合わせる」のが苦痛でした。


でも、「自分が価値があると思うもの、やりたいと思ったことに、自分が得意なことで協力する」という庵原さんや、家を訪れるご友人のために常にご飯を用意している綿貫さんのお話を伺って、考え方が少し変わったように思います。

 

自分に固執するのでもなく、自分を殺して他人に合わせるのでもない姿勢は、最終日にケイコさんが仰っていた「人が求めるものとすり合わせる」というお話とつながると思いました。


「自分が求めているものと、相手が求めているものの真ん中を探る」のが今の私のテーマです。合宿後、自宅に来た母とのやり取りで、少しその感覚をつかめた感じがしました。


以上です。季節の変わり目ですので、皆様どうぞご自愛ください^^


Tさんより

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遅くなりましたが、ケイコさん、講師の方々、こころもからだも満ち満ちた合宿の時間をありがとうございました。参加されたみなさん、おつかれさまでした。ともに過ごす時間がすごくうれしくて、とても楽しかったです!


合宿でひしひしと感じたことは、やはり「地方の魅力は住んでいるひとが醸し出す」ということに尽きました。移住された方がつながりをもって、活き活きと暮らし、そのひとのペースで仕事をし、遊んでおられる。


ひとりひとりの表情そのものから充足感を感じとれました。土佐町・本山町と、わたしの住んでいる場所の風景は、山の起伏や川の水の美しさの差はあれど、そこまで違わない。メイン通りの便利さなどは似たようなもの。やはりその地域で「どんなひとが住んで、そのひとらしい場を開いているか」「結のアンテナを立てられているかどうか」なのかな、と改めて強く感じました。


そして、以下をわたしの今の暮らしでの目標に落とし込みました。


「自分サイズの田舎暮らしを自然体で楽しむこと」(いはらさん)

「ゼロからイチをつくることを楽しむこと」(瀬戸さん、大辻さん)

「小さなチャレンジをする機会があれば断らずになんでも何度でもやってみること」(しょうたさん)

「やりたい暮らしをみずから楽しみ、臨機応変に、取捨選択していくこと」(ようすけさん)

「からだと向き合い、からだの声を聞くこと」(ヨガの先生)


自宅では、夫と娘がテレビが好きで、ふたりがいるといつも音がなっている状態でそれが嫌だなぁと思っているのですが、れいほく合宿では会話や静寂、自然の音ばかりで、本来の自分に戻れているような気がして癒されました。

ひとりのときだけでも、そんな時間を意識的に大切にしていこうと思いました。


合宿に関わってくださったみなさんに感謝の気持ちを込めて。


Nさんより

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ケイコさん、みなさん、合宿ではお世話になりました。れいほくの地で、心とからだいっぱいで感じた3日間は、凝り固まっていた頭の中をふわっとやわらかくしてくれるようでした。以下、個人的に印象に残ったことをまず共有させていただきます。


・いはらけいこさんのお話から


同じ地域おこし協力隊という立場で地域に入っていたので、個人的にもとても共感するお話でした。私自身、「協力隊として・・・」という部分ばかり気にしていて、頭のどこかで「地域に貢献しなきゃいけない」という意識が強くなっていたのだなと思いました。


いはらさんのお話を聞いて、「そうだった、はじめはただここで暮らしたいという思いだったんだ」と思い出しました。もちろん「協力隊として」の前提は必要ですが、その裏では自分がここでしあわせに暮らすことなくして、地域への貢献などありえないのですよね。


「こうあらねば」と考えたくないと日頃思っていたのですが、無意識のうちにその枠を自分自身が作っていたのだと気付き、なんだか肩の力が抜けたようでした。


・渡貫洋介さんのお話から


自宅を「宿」として開いているという部分で、自分がやりたいこととリンクするところがあり、笹のいえに伺うことを楽しみにしていました。


「必要なものは自分たちでつくる」「循環型の暮らし」というコンセプトがありつつも、そのときそのときによって家族によりよいかたちに暮らしも仕事もフィットさせているところが、とてもしなやかで笹のいえ自体がとても居心地がよかったです。


私自身、自分で仕事を作っていこうと考えると、何十年も続けられるように、後先考えて、と思ってしまい、なんだか壮大なビジネスモデルを描かなければいけないような気になっていました。そうなったときに、自分の暮らしや家族との時間を大事にできるのだろうか、どこかにしわ寄せがいかないだろうか、となんだかしっくりこない自分がいました。


でもお話を聞いて、自分や家族の状況は日々変化していくの当たり前で、それらに合わせて仕事を考えていけばいい、そういう生き方もあるのだと思いました。どこかでだれかが成功したような事例に当てはめなくても、必要な分だけできる形で収入を得て、暮らしをまんなかに置くことの方が自分にとってはしあわせ度が高いのだと気付きました。

 

また「なぜそこまでして宿としても開いているのか」質問させていただきましたが、その答えが迷いなく「子どもたちのため」とおっしゃっていたのが印象的でした。


私自身、「宿として場を開きたい、でも子どもが生まれたときに、宿という形態でやっていけるのだろうか」と不安でした。「今はいいけれど、子どもが生まれたら・・・」と。ですがそんな私の不安とは裏腹に、洋介さんは「子どものために宿をやっている」とおっしゃっていました。子どもたちが多様な大人と出会いともに過ごすなかで様々なことを受け取る、そんな貴重な体験は宿であるからできること、確かにそうだなぁと思いました。


また、洋介さんがお話してくれている間もまわりをうろうろする子どもたちに対する洋介さんの接し方が、目の前にいる子どもたちをしっかり受け止めていたこと、子ども扱いするのではなく、一人間として対等に接している姿に、私自身がありたい大人像を垣間見た気がします。変化しながら、その中でも立ち戻れるしあわせの軸があり、その中心には子どもたちや目の前の「いま」があるということ、そのありように人が集まってくるのだろうと感じました。


・全体を通して


今回の合宿で出会った方たちは、みなさんやっていること(仕事)もそれぞれ魅力的なのですが、それ以前にその人のありようが魅力的なのだなと感じました。だからこそ人に集まってくるのだろうと思います。


また、私から見たらみなさんしっかり自分の生き方や暮らし、仕事を体現されているのですが、そんな皆さんも日々一つひとつ選びとりながら変化に柔軟に生き方をはぐくんでこられたのだなということが体感として感じ取れました。


そう考えると、私はまだまだこれからの段階で、変に焦る必要もなく一つひとつコツコツと進めていくことが必要なのだなと思いました。


また、れいほくでの3日間を通して出会った方たちは、ケイコさん、幸司さんを中心にゆるやかにつながっていることを目の当たりにし、同じような中山間地に移住した身として「いいつながりだなぁ」とうらやましく思う気持ちとともに、お二人を中心に地域に住む人、移住者、さまざまな人たちが変化を受け入れながら一歩一歩積み上げてきた10年間があっての「いま」なのだということも感じ、移住し心地よいコミュニティを広げていくには、まずは自分事からなのだと改めて考えるきっかけになりました。


・合宿を終えてからのこと


ちょうど昨夜パートナーとお土産に買ってきたれいほくの泡盛を飲みながら、合宿でのことを共有してみました。話をしていく中で、今までは自分のしたい仕事は自分だけで考えていくものだと思っていましたが、本当は暮らしと仕事は切り離せないものだからもっと家族と一緒に考えていきたいと思っていたのだ、ということに気付きました。


「これからの仕事のことを一緒に考えてほしい」と話したところ、パートナーからは「そうやって頼ってもらえるのはうれしい」と逆に喜ばれました(笑)「仕事は仕事」ではなく、「暮らしとひとつながりの仕事」を今後はもっと家族と一緒に考えてよりよいかたちを作っていきたいです。


なんだかまとまらず、長くなってしまいましたが、れいほくでみなさんと一緒に過ごせたからこそ気付けたこと、またこうして合宿が終わってからもみなさんとその後の学び、日々の暮らしへの落とし込みを共有できること、ほんとうにうれしいです。最後に合宿にかかわってくださったみなさま、素敵な場と時間を共有させていただき、ありがとうございました!


Mさんより


ご協力いただいたスタッフ、講師、お店の方々ありがとうございました。



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