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きのうの記事

「夫の夢についていけないとき」

いくつもおたよりをいただきました。


ご紹介しますね。




私の夫は仕事が原因で体調を崩し、

毎日薬を飲みながら、

頑張って仕事に行きます。



そんな状態に

「こんな生活っておかしいよな~」と思い、

環境を変えることを夫に提案してみました。



それは、今の状態が続くことのほうが

人生にとってリスクが大きいと感じているから。



だけど、夫は一度も転職したことがないし、

どうしても実現したい目標も持っていない。



だからこの提案に対して

「今の生活をガマンしながら、

良い日が来るのを待つ」と決めたようです。



「○○ちゃんのために頑張らないと

(生活ができなくなるから)」

という言葉を聴くたびに、モヤモヤする日々。



本人の決断を尊重して、

今は待つ時期なのかなと思いながらも、

いつかふたりがガマンせず、

ぽっちりな暮らしを

手に入れる方法を模索している今日この頃です。


ありがとうございます。



いい方向に、

おふたりが暮らしていける日が

くるといいなあと思いました。


こういうことは

ご自身たちで考えて決められるのが

一番だなって思います。

 

何かの参考までに

わたしの感じたことも書いておきますね。


・・・


転職について、

一度もしたことがないならば、

これからしてみれば、

「したことのあるもの」になるのでは

ないかなあって思いました。




また、前に進むとき、

必ずしも「実現したい目標」など

なくていい時も、ある。



とはいえ、あまりにもギリギリの

よくない状況のときは、

必死になって視野が狭くなっている。



そうすると、

「こうでなければやっていけない」と

自分で自分を狭いところに

追いやってしまう。



だからこその、

Kさんのもやもやなのかなと。



まずはそこから出てみて、

環境を整え直して、

ふと我に返るまでの時間が

いるんじゃないかな。



そのあと、少し落ち着いてみて

自分の呼吸をし、泳ぎだすなかで、


「そういえば、

したいことってこういうことかも」


と、見えてくるものがある。


・・・


とはいえ、怖いですよね。

そういうとき、わたしは、
とある音楽プロデューサーさんに
言われた言葉を思い出します。



「自分の人生で後悔するのは、

振り返ってみれば勇気がなかったとき」



「待つ」ことは、

我慢したり抑圧することではなく

本人が納得できる選択ができるよう

お手伝いしながら見守っていくこと。



今の状況にせよ、

転職など未知数の場に出るにせよ、

どちらにせよ苦労も良いこともある。



どうせ苦労するんだったら、

どうありたいか。



新しい選択肢を

ともに見つけていけたらいいですね^^



あ、でも少なくとも、

「誰と」苦労するか、

楽しんでいくか?の部分では、

こうやって思いやってくれる

奥様がいること、

とっても幸せだなと思います。



どうなったとしても、

自分たちが納得できる人生を。

応援しています。


・・・


もう一つ、返信をいただきました。


Nさんより



ヒビノさん


こんにちは。


夫の夢についていけないというテーマ、

他人事と思えず返信いたします。笑


私の夫も、

都会で高給取りだった会社員をやめ、

今は地方で学生をしています。



住む場所も変わったし、もちろんお金も減るし。


まわりの人からは、

「子どももいるのによく許したね」

「私なら無理」なんて言われました。


だけど、私としては、

別に許すも何も…という感じ。



彼の人生は彼のもの。

時間もお金も、

使い方は彼の自由だと思ってます。



そしてもちろん、

私の人生も私のものなんですよね。


だから、

彼が夢を追うからといって、

許すとか支えるとか、

そんなつもり全然なくて。


彼のために…なんて、

あまり思いたくないです。



環境が変わっても、

私は私らしく自分の人生を

生きていくだけかなぁと。



だから、私はやらないよって

降りるのも全然アリかなと。



だけど、その人と一緒に

生きてるからこそ開く扉というのも

ある気がします。



私の場合、なんだか新しい扉が

開きそうな気がしたので、

とりあえず私も

やってみようかな~という感じで。



実際、田舎暮らしなんて

私だけの人生では多分起こらなかったこと。



こんな世界あるんだーって感じで、

新鮮でおもしろいです。



いつでも降りていい、

やめたくなったら

やめるんだ~という気持ちを

もっていれば気楽に

一緒にチャレンジできるかも。



夫婦によって、

家庭によって事情は違うから、

あまり無責任なこと言えないけど… 

そんな事を思いました。



ありがとうございます。

確かに、犠牲になってる感が

ありながら一緒にいるのはつらい。



Nさんのように

自分は自分の人生があり、

相手は相手の人生がある。



降りることもできれば

ともに開くこともできる



どちらもの可能性を

恐れずに選択していけるひとは

魅力的だなと思います。



誰と一緒にいても、いなくても

「誰か」ではなく

自分自身の生き方があるかどうか。



そんなふたりが組み合わさり

愛情を持って歩み寄れたら

 

自分だけの時とは違う世界を

楽しむことができそうです。



それでは今日はこのへんで。





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