ぬか漬けをつけたあとに入る、創作のスイッチ : ヒビノケイコの日々。人生は自分でデザインする。

「クリエイティビティ、何かを創るときのスイッチって、
ビジネスの作業とは違うやん？
だから本には書かれていないと思うんやけど・・・
どういうときにはいる？」

「うーん。わたしは、好きなことをいっぱいしたあとかなあ」

「わかる！決してずっと机に向かって、ってことじゃないよね」

「うん。そうそう」

「好きなことって、どんなこと？」

「ぬか漬けをつける時間とか、
チャーシューをつくる時間とかかな」

「ああ・・・やっぱりそうやでなあ。
そういう、なんでもない時間が
生み出すことにつながるんやでなあ」

こんなことを昨日、京都でお会いした、
洋服作家で手作り暮らし研究家の
美濃羽まゆみちゃんや、
村田邦子ちゃんと過ごす中でお話ししていました。

京都の街に６年住んでいたので、
今回お仕事で行ったのは懐かしかったけれど

ここの良さっていうのは、やっぱり人が、
自分の好きな世界をそのまんま生きているところだなと思いました。

都会的な生き方には、疲れることがあります。
知らないあいだに、時間や効率、誰かの尺度、
そういうものに、するりと生き方の指標が変わっていたりして。

どこまで追っても、どこまで手に入れても、
満足しないもの。

・・・

京都の昔なじみたちと会うと、みんなそれぞれ、
自分の中に熱を持っているところを感じます。

自分なりの尺度やリズム、空気。
暮らし方。創作の仕方。しごとの運びかた。

それはいまを満たしていて、
だから未来にもつながるんだなと感じた午後でした。

◾️今日の質問

どんなときに、創作のスイッチが入りますか？

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