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”美しい演技をするから美しい”と

ずっと思っていたけれど、

”転ぶからこそ美しい”のかもしれないな。



そんなことを、

フィギュアスケート全日本選手権で
12位だった
浅田真央さんをみながら思った。



若い世代が台頭していく姿とともに
彼女の姿もとても美しかった。
 

・・・・


死ぬほど練習して、調整して、

なんとか集中を保ちながら試合にのぞむ。


びゅっと飛んだと思ったら、転倒する。

次こそはと思ってるのにまた転ぶ。


持ち直そうと集中して、美しく舞う。



フィギュアって独特のスポーツだなあと思う。

アート的な美しさもありながら、

スポーツ的な競技でもある。


もちろん、みんなうまくいったときの

あの何とも言えない恍惚的な演技を見たいのだと思う。








友人でもある漫画家、グレゴリ青山さんの

「スケオタデイズ」を読んで知ったのだけど、

「スケオタ」と呼ばれる熱狂的なファンがいて、

海外遠征までついていくのはなぜだろう?

ちょっと不思議に思っていた。




でも、昨日観ていて思ったのは・・・



紆余曲折ありながらも

選手が育っていく様がみれたり、

王者になったあとも、

また転んだり順位を落としたとしても、

何度でもリンクに上がって踊る。


そんな姿にも感動するのからかなあと。



真央ちゃんのように、

絶頂のときを最後にせず、

転んでも立ち上がって、

なんどもなんどもリンクで踊る姿は、

どんな虚勢をはるよりも、美しい。



彼女の言葉に、




「選手であるからには、現状維持ではなく

自分ができる最高レベルで挑まなければいけないし

常に挑戦をしていく必要があると思っています」

 


というものがある。



そう、誰かに憧れる、すてきだと思う理由って、

成功しているから・強いから・完璧だから・・・

というわけでは必ずしもない。



「挑戦を続ける姿、プロセス」に人が付く。


観ているだけで、その人の近くにいるだけで

勇気がもらえて、エネルギーがわく。

行動しようと思える。



わたしたちは、子育てでも仕事でも

人に対して直接的に何かをしてあげないと・・

と思いがち。


だけど、

「姿やプロセス、歩んでいる軌跡を分かち合うこと」

そこにも、実は価値が潜んでいる。



これは、ブログや講座、

どんな仕事でも重要な視点。



さいごに




嬉しいことも、悲しいことも

いろいろある。


でも、格好つけずに。


来年も、何度転んでもいいから、

リンクに立って踊ろう。



仕事と暮らしを紡いでいこう。



いらない虚勢は落として、

いらない肩の力を抜いて。



そうやって、自分だからできる

最高の形を作っていこう。



そんな風に思った、

フィギュアスケートの時間。



今日の質問



あなたは、どんな挑戦の

プロセスを人に分かち合っていきますか?


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