こどもが葉っぱや土や、

どろんこの中で遊んでるのを

「着てるものが汚れるからやめなさい」

なんて言ったことがないねん。


あ、それわたしも!


・・・


一番仲のいいともだち同士で、

恋愛相談をしたこともなかったよな。


結婚するよ、付き合うことになったよ、

別れたよという事後報告のみありで。




そういえば、そうやったなあ。


・・・


自分でつくった仕事をしているから、

 会社員的な人に愚痴とか聞いても、へえって思う。


 


 わたしたちは愚痴なんて言ったって、

 結局自分で処理していくしかないからなあ。


・・・



あははは・・・!ふふふ。


始めから終わりまで。


爆笑しながら、

京都精華大学時代のともだち
タイ料理を食べていた。



みんなそれぞれ、
起業家でもあり、お母さんでもあり、
絶対的に自分自身である人ばかり。


たまに、テレビや本や新聞で
お互いを見ることもある。


みんなで話していて出た名言は
「才能なんてみんなそれほどないんやから、

あとはタガをどれだけはずせるかや!」ということ。



この自分にはもちろん自分も

含まれているんだけど、

自信があろうとなかろうと、

いまできること全部やっていく姿勢が

共通したスタンダードで、面白いなあと思った。


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フツーってなんだろう、

そう思うことは、こどもの頃からよくある。


京都のともだちと会うと、

そのフツーの基準が自分と似ていて、安心する。



京都のまちや、人や、
そこでうごめいている新しいこと、古いもの。


学生時代、そういう胎動に触れてきたからか、

日々吸収するものごとを体に通したら、

作品を作ったり場をひらいたりすることが、

当然のことだった。



わたしは親にバイトを禁止されていたから、

自分がつくった作品を、展覧会であったり、

知恩寺の手作り市で展示販売するようになり、

いつのまにかバイトするより稼いでいるのがフツーだった。



まわりのともだちもそんな感じで、

それをきっかけに人気になり

店を構える人も多かった。



卒業してから、就職することを一度も考えずに、

自分が思ったことを仕事にしたことも、

まったくフツーだった。




最近はよく

「なんで、就職せずに、

いきなりフリーで仕事しようと思ったんですか!?」



なんて、とくべつなことのように

インタビューされることもあるし、

目をキラキラさせながら、

20代の子たちに聞かれることもある。



でも、それは、

まったくとくべつではなくて、自然なこと。

何も、違和感のないことだった。


そして、わたしの周りの

ともだちたちも同じような感覚で、そうなっていった。


作家だったり、ものを作ったり

起業したり。



それぞれ素で、そのまんま自分の道を生きてる。


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10年くらい、京都から離れてみて、

この土地の感覚がやっぱり好きだなと思う。


フツーの基準が、

たぶん世間一般でいわれている

フツーではないのがフツーで、

それが、キラキラしたことみたいに

いわれないのが落ち着くのだと思う。



昨日、編集者の村松先生のお話の中に

「鴨川で座っていたら、

 ちょんまげ結ったサラリーマンが

自転車で走っていたんです」

という事象に出会うこともあるのが京都だよね。
(そして、何もなかったようにまた川を眺める)
 

というのがあったんだけど、そのとおりで。



とくべつなことのようで

とくべつではないものが日常の中にある。



都会すぎる場所にいくと、

まずはじめにビジネスがあって、

そこからまちが形成されていっている文脈を感じる。


新しいものがいっぱいあふれていて、

キラキラしていてすてきに見える。


そういうの、たまに触れたいし好きなんだけど、

京都のこの落ち着き感には、なにか違うものを感じる。



文化とか歴史とか学術とか、

そういったものをベースにまちができていて、

その上にビジネス文脈ものっている。



伝統は伝統でどしっとそこにあるのだけど、

新しいものを違和感なく包み込んでいる。
 

かといって、それを「すごいでしょ」と

ギラギラさせることなく、馴染ませているまち。



そういうバランスが好きなのだ。



とくべつなことじゃない、
このフツー感を
基盤に持ちながら、

もっと、しっくりくる表現を目指そう。



「仕事で見せる顔のほかに、
素の自分を知ってくれてる人が
いるのって、安心やなあ」 



そんなこと言いながら
三条寺町で、ともだちと別れた。


この感覚、忘れたくない。



さいごに



時々、 自分に立ち戻れる場所に

戻ってくるのは必要なこと。



過去に戻るのではなく、

いまから過ごす現実の中で、

行ったり来たりしながら、

新しい暮らしを作っていきたいね。



あなたが自分に立ち戻れる場所はどこですか?



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