メルマガ内ではパーソナルトレーナー星野雄三さんとの動画対談2までを配信。今日、対談3を配信する予定。 対談2で、突然ふんどし姿になった雄三さん。テーマは「筋肉とふんどし」でした。
すごい写真(笑)出典:http://fundoshibu.com
なんで、ふんどし・・・?というと、わたしとゆうぞうさんが知り合ったきっかけは、ふんどしだったんです。沖縄での仕事仲間主催のランチ会で出会ったのですが、はじめて会ったその席で、ゆうぞうさんはいきなりふんどし姿になりはじめて。
そのとき、「ふんどしって伝統的ですてきな文化だけど、いまいち似合う人がいないと思ってた。でも、筋肉がついた方が着ると、ふんどしって似合うんだなー!なんて体現性があるんだ!」と衝撃を受けたんです。
聞けば、ゆうぞうさんは、パーソナルトレーナーをしつつ、株式会社ふんどし部の経営者でもあるとのこと。
どんな会社かというと、
株式会社ふんどし部は、
日本の伝統的下着であるふんどし世界に広めるべく活動している会社です。
業界No.1のふんどしマンが
あらゆる壁に立ち向かい、
あなたに笑顔と元気を届けます。
ふんどしを根本から再定義し、
新しいコンセプトのウェアとして世界に発信,
全世界にふんどしを楽しむコミュニティを
形成することが我々のミッションです。
こんな会社だそうで、世界的にふんどしを広めていこうとされているそう。それに伴う「祭り感」、「日本男児の潔さ」なんかを、筋肉とともに伝えていきたいっておっしゃってました。
ふんどし部ブログも面白いし、リアルでもネタ的なお笑い要素が多い活動ですが・・・
出典:http://fundoshibu.com
でも、そういうところに驚きを受けて、文化系インドア派まっしぐらだったわたしが、発想を転換させ、トレーニングしようと思うきっかけになったんだと思うと、すごい。
ということで、今回は星野雄三さんとの動画対談3の書き起こしをブログでおすそわけ。
動画で見たい方は、メルマガに登録してください。
ゆうぞうさんのおもしろさは、動画のほうが断然伝わるかと思います。
では対談3の書き起こしはこちらです。テーマは「筋トレも仕事もライフスタイルも、どうせやるなら正しいフォームで!」渋谷のプライベートジムにて、しごかれたあとに撮りました。
自分の限界を超えてプラス何回かやることで、筋肉がつく
(パーン!!!ジムに響き渡る音)
ヒビノ:いま筋肉鳴らしてましたけど、パーンって!
星野:いや、ケツですよ。
ヒビノ:謎の鳴らしですね。よくわかんない。
さてさて、追い込む技術・・・最近、正しい追い込み方あるなあと思っていて。わたしはもともと真面目というか、がんばりやさんだったんですよ。ちょっと頑張りすぎた結果、「もうちょっとふわっとしないといけないかなあ」みたいな感じがあって、ふわあっとした結果、頑張り方を忘れたんですけど(笑)
星野:あははは!
ヒビノ:今回筋トレを習い始めたのは、正しい追い込み方を学びたいと思って。追い込むっていうのはネガティブな意味ではなく。いままでだったら追い込むって、無理するっていうイメージしかなかったんですけど、「自分の限界プラスあと何回かやるっていうことで、筋肉がつく」って聞いて、なるほど~って思ったんですよ。
星野:そうですね。そういう意味でトレーナーの仕事はたったひとつ。正しい追い込み方を一緒にしてあげることっていうのが定義だと思ってて、例えばフォームでも、腕立て伏せはこうやっちゃいけなくて、こうやってひらかないといけない。(フォームを見せる)
ヒビノ:そうですね。いままでやっていた腕立て伏せとはまったく違う。
星野:もっと端的にいうと、運動が苦手だったり下手な人って末端を使おうとするんですよ。末端を使うと筋肉が正しいところにつかないし、女性的にきれいな体にならない。よく言いますけど、「コアを鍛える」。中心から、中身から美くなるっていう話にもつながるって思ってて、いかに中心からやっていくかっていうのは、トレーニングに関して絶対おさえなければいけないことなんです。
ヒビノ:なるほど。
星野:だから、筋肉に関しては正しい追い込み方をしないとヒザが壊れるとか、肩の痛みになってしまうわけです。パーソナルトレーナーの仕事っていうのは・・・
でも、本とか読むと(ノウハウは)いくらでもあふれてるじゃないですか。
ヒビノ:本屋さんに行ったら、いっぱいダイエットの仕方とか、いろんなやり方ってあるけど。
星野:何十年も前から、ずっと同じこと言ってますよ!
ヒビノ:あはは。なんで減らないの(笑)
星野:なんなんだよ!みたいな。まあ、(パーソナルトレーニングは)教育なので、元気付けさせてあげたり、「頑張れないと思っているあなたが頑張れる」ってことを見せてあげる。そうやって自信を持つわけですよ。「できないと思ったけどわたしこんなできるんだ」っていうのが。
勉強やライフスタイルも正しいフォームでないと疲れるだけ
星野:僕の場合はトレーニングですけど、勉強とかライフスタイルとかっていうのも、正しいフォームじゃないとただ疲れちゃう。下手したらうつになっちゃうときもある。
ヒビノ:そうなんですよー。結構みんな、かいつまんで部分的にやろうとするんですよね。例えば田舎に移住したいと思っても、じゃあ物件だけ、みたいな。でも物件手に入れたところで、ちゃんと暮らす技術とか、仕事のこととか、人とのおつきあいのこととか、そこの集落がどんな集落かとかわかっていないと、うまくいくはずがないんですよね。
星野:そういう意味では東京よりも難しいのでは。
ヒビノ:むつかしいよ~。実力がないと田舎では暮らせないとわたしは思います。
星野:どんな実力なんですか?
ヒビノ:どこでも生き抜いていける実力。仕事も体力、協調性の面でも。空気読む、もしくは読まない力とか。いろんな面で。
星野:ぼくたちの世代は、都心でくらしていて、「田舎で暮らしてみたい」みたいなのがあって。田舎で暮らしている人は結構疲れていて愚痴っぽかったり、そんなすがすがしくないライフスタイルがあるのも知ってるし、でも一方でケイコさんが言うように、そんなタフなものもあるんじゃないかなあと思いますね。
ヒビノ:そうそう。どっちか。ぐちぐち言って受け身で暮らすか、自分で能動的に暮らしをつくってすがすがしく、何かを生産して暮らすか。
星野:後者になる場合は、意外と都会の人間が思っているほどラクではないという。
ヒビノ:普通の人は厳しいんじゃないかなあ。
星野:じゃあ無理か・・・(僕は)
ヒビノ:いや、ゆうぞうさんは普通ではないので大丈夫だと思いますけど(笑)
星野:あ、ふんどしマンは大丈夫?(笑)
田舎暮らしはナチュラル派に見えて、実はマッチョじゃないと継続できない
ヒビノ:普通っていうのは言い方が悪かったんだけど、ある程度のタフさやマッチョさは必要。なぜなら、これください、あれくださいって言っても用意してくれない環境なんですよ。
例えば教育もそうだし、仕事もそうですけど、自分たちでそれをつくっていくくらいの意識がないと暮らしを続けるっていうのはかなりむつかしいと思います。という意味でも、わたしは移住して10年くらいになりますけど、「ないならつくろう」くらいのマッチョさは必要だなと。一見ナチュラル派に思われるんですけど。
星野:そういう意味では、今回の講座はちゃんと追い込むっていうことですし、精神的(なのはケイコさん)、ぼくに関しては肉体的な方法を教えると。
ヒビノ:わたし、精神は肉体とすごく連動しているなと思うことが多くて、心には体という器が伴わないと、何もできないですよね。現実的に、わたしたちは人間として生きているんで。
星野:そうですね。
ヒビノ:パソコンだけつついていればいいわけじゃないじゃないですか。リアルでは。
星野:そういう意味では、ふんどしマンというキャラは極端でしたけど・・・。
ヒビノ:そう。はじめて見たときも「ええ~!?」って感じでしたけど。
星野:引きまくってましたからね。
ヒビノ:そう。でも引くのもすきなんで。引いてしまいたいっていう。
星野:ははは!今回はそういう意味では成功。
ヒビノ:企画成功で思うツボなんですけど(笑)
心が疲れたときには体も疲れさせると回復する
星野:みんな心を鍛えることには興味がある。一方で、これからぼくがやりたいのは、追い込み方っていうか、努力の方向性を間違えないために、「体の声を聞ける」っていうのが一つ、重要だなあと思ってます。あとは、単純に、心が疲れたときに体を疲れさせることで、意外にも両方とも回復するっていうことを伝えようかと。
ヒビノ:そうですねー。それを聞いたときに、「ああ、そういう捉え方って今までしたことないなあ」って思ったんですよ。ぜひ、講座でも、詳しく聞いて運動していけたらと思います。
星野:そんなわけで、体に限った話ですけど、今回に関しては、自分らしく頑張るというか。頑張りの方向性を正しく守って追い込むということを。
どうせ頑張るなら正しいフォームで頑張ろう
ヒビノ:どうせみんな頑張るじゃないですか。なんだかんだ言って、生きてるうちは頑張ってる。だったら、「正しい方向性で頑張ろうよ」っていうのを伝えたいです。
星野:そうねえ~。
ヒビノ:だってもったいないじゃない。正しい方向性で頑張った方が、体も心も、暮らしも仕事もうまくいくと思うんですよ。
星野:わかりました。では今回は、正しく追い込む技術というのを、体というところでお伝えしていければと思います。
ヒビノ:ということで、10月27日東京で、わたしとゆうぞうさんと一緒に運動して動いていく講座をひらきますが、よろしくお願いします。
星野:はい、では3本撮りました。ありがとうございました!
ヒビノ:ありがとうございました。 なんか、ちょっと爽やかですよ(笑)
星野:え、もっとネチネチしてるほうがいい?
ヒビノ:いや、ネチネチマッチョは嫌なんで。潔さを見せてください。
星野:じゃあ、お疲れさまでした!じゃあねーーー!!!
(ふんどしで幕が閉じて終わり)
追伸)10/27東京で、ゆうぞうさんとの講座をひらきます
10月27日はゆうぞうさんとの講座を企画中。場所は六本木のスタジオ。
わたしと一緒に運動して、汗いっぱいかいて、般若みたいな必死顔をときに楽しみましょう。
心も体も、いいがんばり方をおぼえて、しなやかで強い女に。男性も!中身のあるマッチョになりたい人はぜひ。
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星野雄三さんプロフィール
東京大学大学院で筋生理学を専攻。在学中から有名アイドルから近所のママさんまで、幅広く指導を行う。トレーニングを普段しない層にわかりやすく丁寧に教えることで定評がある。
現在はパーソナルトレーナーとして、渋谷のプライベートジムで指導をしつつ、株式会社ふんどし部代表も務める。
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