ポストをあけたら合宿に来てくれた4歳の男の子から手紙が届いていた。
嬉しい。ありがとう。
 
 

わたしが暮らしているれいほくでは、

「子供たちに生の舞台を見せたい」

という有志の尽力で

少子高齢化の地域では珍しく

「子供劇場」がなんとか残っています。

 
 

数ヶ月に一度、生舞台を観ているのですが、

「人数が少ないから、小さな演劇しか観れない」

という負の側面がある一方で、

 
 

「人数が少ないからこそ

とても身近な距離感で、演劇に触れられる」

という良さがあります。

 
 

今日は、その子供劇場でのひとこま。

ではどうぞ~^^

 

=========

 

人形だと思ってた鳩が、
生の鳩になってパタパタっと羽ばたいて・・・



赤いマントに包まれた男の子が
ありえない体勢でなぜか宙に浮いてる。


ええ?なんで?
わあ、あはは!
こどもたちの声が聞こえる。

 
 

今さっき、息子と一緒に

 生舞台の「マジックショー」をみてきた。

 
 

マジックのステッキを持ったロシア人みたいな

 燕尾服姿のおじさんが出てきて、

 トランプ、鳩、布、ステッキ、

おもちゃの拳銃を使いながら、

 時々子供達を舞台に立たせて参加型で・・・

 
 

 いろんなマジックをしてくれた。

 
 

 そんなに本格的ってわけでもなく

 子供向けだったけれど、
コミカルな動きと音で(おじさんの声は全くなし)

 劇として面白く構成されていたな。

 
 

 子供たちはげらげら笑ったり、

 驚いたりしながらみていた。

 

 

 まるでインド映画を観ながら踊ったり、

 笑ったりするインド人のように・・・

その場で一緒に盛り上がれるのっていいなと思った。

 

 

息子も、ひとつひとつのマジックを、

 驚いたり笑ったりしながらみていたんだけど、

 こうやって、

 生の舞台をみれるってやっぱりいいなって思った。

 

 

今月末には、

かねてから好きな
京都の劇団ヨーロッパ企画の生舞台も、

高知に来るというので、

息子と観に行こうと思ってる。

 

 

これからどんどんAI

 技術も進んでいくなかで、

 能力で勝負すればだいたい

 コンピューターのほうが

 人間より勝ってゆく気がする。



 

 でも、なんとなく、

 人間が演じる生の舞台とか、

 その場でしか起こらないライブの価値は、

 上がっていく気がしていて、

仕事の参考になることもいっぱいあるので

これからたくさんみようと思ってる。

 

 

「たいしたことある、たいしたことない」

「勝ち負け」

 とかって物差しで計るようなものではなく、

 その場の空気がどんなものか?とか、

 感動する、とか。

 


 
そこでしか感じられないものがあって、

 その場でしか起こらないことがある。

 



観ているほうも、登場人物になって、

今の瞬間をともに体験していく。

 

今日のあの舞台は、
あの子が登ってこんなことがあったな。
そんなふうに思い出せるんだろう。 
 


それは、そのときにしかない。

生きてる場の、瞬間。

 


そんなものを、味わっていきたい。

そんな空間を、作っていきたい。

 
 

・・・

 


生のものを、観る。触れる。参加する。

 

子供と一緒に、大事にしていきたい習慣。

 
 

では、今日はこのへんで。

おやすみなさい。

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