美容室、どうやって選んでるんですか?





東京で開催したぽっちりライフの描き方講座で、20代の可愛らしい女性からたずねられた質問。


「けいこさん、以前、美容室の記事を書かれてましたよね。すてきだなと思うんですけど、自分に合う場所ってなかなか見つからない。美容室にしろ、何にしろ、どこから情報を得て、どうやって選んでいるんですか?」


この方、質問とか発言がツボだった。質問によって引き出されるものは大きいので、嬉しい。その場に出た質問で集合知を描いていくのが講座の面白いところ。



彼女の質問はつまり、「リサーチをどうしてるのか?」ってことだよね。



うーん・・・と考えてみた結果、
「自分の好きな人、すてきだなと思う人に聞く」という答えが出た。



そういえば、「大多数の人の動向」を知る必要がある時とか、ちょっと自分の幅を広げたいな〜という時以外、ランキングを見たことがない。基本的に、顔の見えない不特定多数の人が1〜10まで選んだことには、興味が出ない。



服を買いに行く時も、店員さんに「これが最近一番人気で」とすすめられると、萎える。だって、別にその「みんな」はわたしがなりたい人でもないし、一緒にいたい人でもないんだもの。



じゃあどうしてるかって?



自分がなりたい姿に近い人にたずねる。学ぶ。
 

「こんな人みたいになりたいな」

「すてきだな」

「おお、こんな風にもなれるのか!」と思える方々を参考にする。



仕事でのニーズ





実はこれ、お仕事でも大事にしていること。


「ニーズを知ろう」という言葉があるけれどむやみやたらと、よく分からない人のリサーチはしない。



大企業で資本と時間に体力があるとか、不特定多数に何かを届けたい人は、従来のリサーチの方が合っているのかもしれない。わたしのような場合はそうでないので、「誰のニーズか?」しっかり考えてから、つかむことがめちゃくちゃ大事だと思ってる。



基本的に、不特定多数の顔の見えない人に、大量の何かを届けたいとは思っておらず、顔の見える人に、凝縮したもの、変化を与え合えるような場を届けたい。




「こんな人と一緒に、歩んでいきたいな」

「こんな人に、届けたいな」


そう思える人を対象にしつつ、
大事にしているポイントはこの3つ。



1自分が一緒に歩んでいきたいと思える人に、たずねてみる。


2一緒に過ごして、気配から察する。


3リサーチはネット上でなくあくまでも生の情報から。



これは、わたしがすごいな〜と思うお仕事をされている方に共通する点で、いつしか見習うようになった。


生きている気配から汲み取るもの

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ポイントとして、今もいろいろな仕事をする中で、体感として感じるのは「アンケートじゃダメ」ということ。それは、あくまでも表層的な部分で、もっと奥に、その人の願いがひそんでる。


だから、生で会う。ともに時間を過ごす中で感じ取る。
言葉であれ、まだ言葉になってないものであれ、かぎとる感覚が最も頼りになる。


そういえば、この間、わたしが尊敬している編集者の村松先生もおっしゃっていたな。


「情報はネットにも雑誌にも本にも出すけれど、情報を作るときは生の体感から作ります。情報から情報は、決して作らないようにしています。」と。


村松先生の作る本やメディアがわたしは大好き。


その土地の景色、生きる人の多面性、アーティストの独特の感性や横顔が、言葉であらわされているのに言葉を超えて空気ごと伝わってくるから。



言葉としては少ないものだとしても、しっかりと地に足をつけて現場を踏み、その人と会い、過ごす時間をおしまなかった背景の量が感じ取れる。



ぎゅっと、凝縮されたものがふわっと空気になって解放され、伝わってくる。



現場に出会った時、かぎとり、汲み取れる内面の力が伴わないとそれらは引き出せない。そして、感じたものを書き上げる力が伴ったとき、こちらに届いてくるんだな・・・とも感じる。



「誰に」の前提は「自分が誰か」



自分が届けたい人に、言葉・もの・場を届けるということ。


そのためには、「誰に聞くか」が大事。
でも、その前提として「自分が誰か」が分かってないと明確にならない。
主体がないと客体が存在しないように。 


自分がどういう姿で歩んでいきたいのか?
どんな風になりたいのか?

それがあるから、
誰と一緒にいたいのか?
誰に届けたいのか?
誰に聞けば良いのか?が見えてくる。



今日の質問



「あなたは、誰に聞きたいですか?」




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美容室の記事→「次の自分の姿にしてくれる」20年循環するヘアサロンで考えた「コミュニティ運営に必要な5つのこと」

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