◾️とにかく最高だった「移住女子サミット」


先日、東京で行われたこのイベント。出演依頼が来たあと、企画者さんからは「女子が3人以上集まったら面白い話できるでしょう」的なことを言われていたので、正直ちょっと不安だったんです。でも、当日打ち合わせの時間に行ってみたら・・・

なんだここ!?面白すぎるじゃねえか。一瞬で打ち解け、対談の時にするネタ出しも爆笑しながら順調に進みました。会場は、熱気がすごい!募集段階から満席→増席、満員御礼です。

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女性だけのイベントって熱狂的で、ディープ。今年、二回ほど女性向けのイベントに出演したんですが、どちらも本当に実りのあるものでした。これからこのテーマ、アツいかも・・・。会場には、石破大臣や、テレビ局2局が来られていましたよ。

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ちなみに、移住女子サミットの趣旨はこのとおり。


今、都会にいる女性が気づきはじめた選択肢。

「地方でオリジナルな暮らしをつくる」こと。


一歩を踏み出そうと調べはじめたら、

「家」、「仕事」、「自然」の情報は簡単に手に入る。


でも、本当にほしいのは

「先輩移住女子の選択の理由」や「背中を押してくれるきっかけ」。


全国移住女子サミットは、未来の移住女子たちに向けて、

“少しだけ先に”オリジナルな暮らしを実現した先輩移住女子が、

選択のヒントを教えてくれたり、背中を押してくれる会です。


確かに、実際の生きたモデルに出会うのは大事なことだよねー。


◾️移住女子サミットのおもしろかった点



1、面白すぎる自己紹介×8。マイナー人生、これからはスタンダード?


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「えーと、わたしは九州で狩猟とシェアハウスをしていまして」「わたしは漁業をしていまして」わたしは農業を、わたしは小商いを、わたしは大学生移住で、わたしはwebを・・・。
 
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みんなの自己紹介、なぜ移住したか?きっかけや動機が、そして生き様が・・・あまりにも面白くて・・・面白すぎて・・・(つд⊂)もう釘付けでしたΣ(・ω・ノ)ノ


わたしたち、あんまり一般的な生き方をしていないじゃないですか。だから、いつもならイチイチ「え・・・なんで大学生なのに移住してんの?」「なんで狩猟とかしてんの?」「え!漁業っすか」って、つっこまれがちなんですよ。

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島本幸奈さんは、宮城県で漁業に関わる。

栗原里奈さんは、新潟でイベント企画、講演、執筆

佐藤可奈子さんは、新潟で農業のかたわら、編集、執筆

水沼真由美さんは、大学生インターンで新潟へ。

渡邊加奈子さんは、長野で農業、体験プログラム、NPO

佐野知美さんは、東京を拠点に地域を周り取材、灯台もと暮らし編集長

畠山千春さんは、福岡県で狩猟といとしまシェアハウスを運営、本の著者。

そして、わたしヒビノケイコ。高知県で小商い(お菓子工房ネットショップ)と執筆・講演。



でもここは、だれもつっこまない空間。粛々と8人の自己紹介が進む面白さよ・・・(笑)そして、みんなトークうますぎる。ライターや編集も少ししている方が多かったからかな。自分の生き方と言葉を持っていました。


2、みんなとにかく強い!!!バイタリティありすぎ。


 
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すばらしい司会をしてくれたETICで修行中、熊本へUターンを夢見る土屋ちゃん。

登壇者さんたちはみんな、とにかく人間力高いなーって思いました。ふだん田舎で暮らす中での機微、切り開く生き様のほか、イベント内での進行、説明能力、感性的な言葉のセンス。すばらしかった。変なことはできるのに、フツーのところがあんまりできなかったり、抜けてたり。そこも含めてチャーミングというか。どの人と対談で組み合わさっても、ハズレがない。はじめて会ったのにめっちゃ盛り上がる!


3、ただすとんと素直に感じた感覚が、共有される

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理由とか時代背景とか、いろいろありますよ。だけど、単純なすなおな感性がそのまま出せていたんだよね。

「地元の人は、食べ物も作れて、火もおこせて、かっこいい」純粋な憧れ、「何かあった時お金では解決できないことがある」と気がついた災害時のこと、生活の質の高さ、子育てのしやすさなどなど、わたしたちがフツウに感じている感覚が共有されていたのがよかったんです。

 4、自分が、ひ弱に感じた
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「いつもは強い女と思われがちなわたしが、登壇者の中で一番ひ弱かも・・・」とさえ思えたんです。とにかくみんな生き生きしてる!

 

4、ケータリングごはんセンスいい!


最近出るイベント、ほんとセンスいいんですよね。食の。今回も移住女子の住む地域の食材で作られたごはんがでましたー。最後にチーズケーキも取っておいてくださって、嬉しかったな。



 

5、参加者さんと対話がたくさんできて楽しい!



わたしがした話は・・・



「移住女子のつながり。ご近所、友達の作り方」
「移住女子とパートナー。 恋愛・結婚・子育て」:移住女子はどうやってパートナーを見つけたのか?などを赤らら語ります。

あとは「小商いのこと」を話したなあ。




いやー。パートナーの話はもう、空気薄いくらいみんな興味深々で部屋がぎゅうぎゅうになってましたが・・・(汗)


細やかな感性、生活感のある現実的な視点が飛び交っておもしろかったなあ。地域や移住に関しては、全国的にも共通する部分と、地域特性である部分がわかったのもよかった。


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6、女性ならではの、ダイレクトで具体的な質問がいい!


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質問してくださる内容は、

「移住に関してのパートナーとの考えの違いをどうするか?」
「パートナーを都会で得てから、田舎に移住する方がいいか、それとも移住してから作れるものなのか?」
「ハローワークにでてない田舎の仕事ってあるんですか?」
「女性として体を痛めないように時間の余裕を持って働ける?」
「子育てと仕事、毎日の生活スケジュールは?」
「近所とのお付き合いで大事にしてることは?」
「都会で会社員してる時にもらってたお給料やボーナスがなくなって、大丈夫でしたか?」
「移住した先で子育てする時、助けてもらえる人はどうやって作ってる?体制は?」
「小商いって、どうしたら作れるんですか?」
「かわいい服が買えるお店や、美容室ってどうしてます?」
「おひとりさま移住って実際生きていけますか?」・・・・

具体的でダイレクトなんですよね。女性がほとんどで、言いやすかったのかな。「そこがわからないんだ」「迷うよね」「悩みはそこか」と共感しつつ、一つ一つ答えていると、こっちまで勉強になりました。


◾️みんなの感想


ああもう、すっごい楽しかった!!!






◾️心が折れそうなときも、楽しいときも。共有するだけで救われ前へ進めることがある。


みんなお疲れ様〜!今まで、頑張って生きてきてよかった・・・ブログやっててよかった(涙)登壇者自身が本気でそう思える、イベントでした。


マイナーな生き方だけど、未来がある生き方。心が折れそうになるときもあれば、楽しいこともある。そういうことを話せる人がいるだけで、救われ励まされ、頑張ろう!って思える。きっと、来られていた参加者さんも等身大の移住女子の姿を見れたことで、リアルにこれからの暮らしを考えられるようになったんじゃないかな。
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主催の「にいがたイナカレッジ」さん、移住女子の活動を地道にされてきた方々に感謝です。
「ヒビノさんはハードル高そうだし、出演依頼受けてくれると思わなかったんですけど、出てもらえてよかったです!」とおっしゃられていましたが、とんでもないですよ。こんなすてきな場に呼んでもらえることは、めちゃくちゃ幸せなことです。気軽に声かけてください。


来てくださったみなさん、ありがとうございました!全国で、じぶんの道を。

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