「自分が好きなものごとを知っている」というのは「嫌いなものごとを知っている」ということにも通じる。嫌いなものごとに出会うと、わたしたちは「いやだな〜、こんなの見たくないな」「関わりたくないな」そんなふうに感じ、反応する。嫌な気持ちに染まってしまうと、じぶんが苦しくなる。


わたしも、時々そういう気持ちになって「つらいなあ」と思うことはあるのだけど、こないだふと「これだけ嫌だと思ってるってことは、自分だったらこうしたい、こんな世界を作りたい、があるってことやな」と思ってちょっと開けた気がした。
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・それが嫌いと思ってるなら、逆にどういうことが好きなのか?
・こんなふうにするなんて嫌だなあと人の行為をみて思ったなら、自分はどういうふうにするといいと思うのか?
・その世界観はちょっと・・・と思ったなら、自分はどんな世界観を描きたいのか?

これを考えるきっかけになる。あくまで照らし出された答えは、人に押し付けることなく自分に取り入れること。

「違和感」もすごく大切なセンサーになる。
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なんかしっくりこない、何だったらしっくりくるんだろう?
居心地が悪い、何が居心地の悪さにつながってるんだろう?
そわそわする・・これは何か変化の予兆かもしれない。


体というのは正直で、頭より早く何かをとらえていることがある。「つらい」と判断する前に涙が流れているように。 違和感はそういう要素が強い。


違和感にしろ、嫌悪感にしろ、いつもなら「いやだな」「こんなのどっかにいってほしい」「なんでこうしないの」とモヤモヤのもとになる。だけど、鏡にすれば参考になる情報のカタマリ。

じゃあ、自分はどうしたいのか?
何かのヒントにならないか?

条件反射にまかせず、いかに自分のものにして選ぶ材料にできるか?いつもそうやってとらえてると、もしかしたら負の感情も「お、きたきた!」って喜べるものになるかもしれない。
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