先日お会いした読者の方に、言われたこと。

「ケイコさんって正直ですよね?例えば「田舎暮らし」のことについても「=理想的なキラキラの幸せ」部分だけではなく、楽しいところも辛いところも、慣れなかったところも、オープンにしてらっしゃる。そこが好きです


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そうですねー。わたしはある意味で、正直な部分も正直でない部分も持ってるなあと思っています。


ほんとうに自分が辛いときって、もうその「つらい」「さびしい」の一言をこぼしてしまったら立ち行かなくなっちゃうくらい、心がギリギリの瀬戸際にいるんです。人に心配もかけたくないですしね。これは何に対しても。


 だから、移住して3年は辛くても寂しくても、そのことをみんなに向かっては言えなかったです。


「慣れた?」と聞かれれば笑って「慣れたよ」
「平気?」と言われれば 「大丈夫、大丈夫」「楽しいですよ」そう言っていたと思います。


弱音が言えるのは、少し余裕ができてから。辛いピークを過ぎたとき。
ほんとうに苦しいときには、なかなか言えない。


戦闘態勢の間は目の前のことにとにかく対処することに集中していて、あとから「怖かったよ〜」って震えて涙が出てくる。あの感じ。ちょっと余裕が出てきて、弱音を言っても自分が立てそうなときに初めて、外側に発せるんです。


発することができた時には「ぜんぶを押し殺さずに、少しは自分を大切にできてよかったなあ」と感じます。周りの人も「自分も、そういう部分があっていいんだ」ってちょっと安心してくれたり。
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あと、ほんとうに嫌いな人にわざわざ「嫌い」っていうことはないように、基本的に好きだからこそ「こういうところ嫌い」って言える部分はありませんか?


田舎暮らしも「好き」がベースで、その上で嫌いなところもあるからこそ、わざわざ「こういうところはちょっと合わない」とか言えるんだと思います。



ふたつとも、余裕の部分ですね。



「大切にすること」と「好き」がベースの正直な弱音は、人への安堵感へつながることはあっても、人をつらぬく「毒」にはならないのかもしれません。 



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