010

こないだ、友達と話していたら、こんな話になった。

友人「なんか一緒にいると、正しいんだけど窮屈になる人っているよね」

わたし「うん。自分のやり方にこだわりを持っているのは素晴らしいんだけど、人にもそれを当てはめちゃうような感じ?」

友人「そう。真面目で一生懸命で、気持ちは分かるんだけど、残念ながら周りが伸びないんだよね」

わたし「わかる。あ、でもさ、この人はスペシャルやなあと思う人っているやん。有名、無名に関わらず、生き方や道を極めていっていてスゴい!って思わず尊敬しちゃうような人。彼らは、この二つをしないよ。」

友人「なに?」

わたし
「自分と別のやり方をしている人に、自分のやり方をあてはめない」
「自分と違う生き方をしている人をけなさない」


友人「あ、そうやね(笑)ほんとだわ。すごい、それ発見!」

009

スペシャルな人は、外からみれば極上にこだわりまくった人生を送っている。
道を極めているため、その方法を教える講師的な立場であることも多い。


知りたい人には教える、自分はこれがいいと思っている。だから広める。
だけど、人は人。自分とは別で、選ぶのはその人のこと、ということを知っている。


この感覚はすごく大事で、これがあるかないかで「押しつけ感」は変わってくる。「正しいのはコレ」と振りかざされたような気がしない。その成分が少しでもあると、相手は無意識に窮屈に感じるか、もしくはすべてを鵜呑みにして信仰みたいにしちゃう。



スペシャルな人が持つのは、とっても自由で「選ぶんだったらどうぞ〜」というラクなスタンス。大切なものははっきりと示しながらも他の人のやり方を認めているからこそ、自分もしんどくならない。家ではこだわりを基本にしているけれど、外に出れば違うやり方も楽しんでみたりもする。


そんな余裕があるから、逆にガチガチにならずに続けていける。自分の世界だけに閉じこもらずに開いているから、いろんな分野ややり方の人たちと柔軟に感化しあえる。そして、正しいからじゃなく「楽しそうだから」こそ、人が周りに集まってくる。


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■著作エッセイ漫画
山カフェ日記~30代、移住8年。人生は自分でデザインする~
山カフェ日記~30代、移住8年。人生は自分でデザインする~ [コミック] 










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