‘男は死んだらそれまで、と言う’
‘女は死んでからも世界に愛の幅をひろげる、と言う’


今朝、こんな言葉を、芸術家である岡本太郎さんのパートナー、岡本敏子さんに語りかけられる夢で起きた。これは敏子さんが実際にいった言葉ではなくて、あくまでわたしの夢の中での言葉だ。
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眠っているとき、わたしはすごく夢をみる方で、鮮明に覚えている。最近のは象徴的なものが多くて、あとで自分なりに読み解いてみる。夢はまだ意識化されていない無意識だという。現実で起こったこともからまっている。その糸をつないで、大事なものをすくいとるような感じ。ちょっとした遊びだ。


今日のはなんだろう・・・自分の中の男性性と女性性のことだろうか?男性性は物質的、すぱっと切る。女性性は精神でどこまでもひろがっていく。そこにはとても温かい色のひろがりを感じて、もっとのびやかでいいんだと思った。

何者でもないのに応援してくれる人


この間、久しぶりに大好きな女性経営者の友人と話した。彼女は、いつもわたしを全面的に信頼し、抱擁してくれるように話しかけてくれる。


わたしは、「わたしの才能や能力をほめてくれる人はいる。だけど、それがなければ愛されないのかな」と言うと、彼女は「けいちゃんは才能そのもの。才能は人間性そのもの」と言った。静かに強い驚きだった。


「特に優れたことをしなくても、そのままであなたを愛してくれる人はいるよ。だから安心してそのままで表現して。あなたの存在そのものが表現」と。
2015-06-24-08-20-04

自分が、特に何者でもないときからずっとみてくれて、応援してくれる人。
世界に数人だけど、こういう人と、人生の節目ではなぜか出会う。


いつも一緒にいるわけではなく、たまにしか話すことはない。応援されても、そこから先は一人で歩んでいかなければならず、孤独な部分はある。でも、揺らいだとき彼らの言葉にはいつも支えられている。


まっすぐ目をみて、わたしよりもわたしのことを完全に信じてくれてる姿に、当然こたえて、できるところまで伸びたくなる。これを、本当の意味での「期待」っていうんだろうな。


そういう人達に共通するのは「自分の土俵を自分で作っている」というところ。温かいけど闘ってきた人であるところ。何のメリットもないのに応援してくれるところ。


彼らは経営者だったり、表現者だったり、色々な立場であるんだけど、自分の土俵を現実世界に作ってきたからこそ、何にもなびかず、言葉の響きに実体と確信がある。


彼らは、直接的な見返りなんて期待してなくて、わたしが世界に対して伸びやかに表現していけば喜んでくれるんだろう。


わたしも、自分の土俵を作って、お返ししていきたい。
誰かの存在を信じ切って、伸びるための支えになれたらいいな。
そしたら、もっと世界は楽しくなる。みんなの才能がカラフルにあふれて。


ここでひとつ、あらためて切り替えしていこう。
そんなことを思った朝。

愛する言葉








イースト・プレス
2013-11-25


天才芸術家、岡本太郎とそのパートナー岡本敏子。二人が遺した、激しく熱く純粋な、男が男のまま、女が女のまま、愛するためのメッセージ。 (出典 amazon.co.jp)


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■著作エッセイ漫画
山カフェ日記~30代、移住8年。人生は自分でデザインする~
山カフェ日記~30代、移住8年。人生は自分でデザインする~ [コミック]








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