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山にはペット以外の関係性がある


田舎に移住してから、動物と人間の関係性がリアルでいいなと思うようになりました。
都会だと、基本的には「ペット」という関係が多いと思うんです。

田舎でもペットはペットで飼ってる人も多いです。
ですが「鶏を育てて→産んだ卵を食べる→卵を産まなくなったら鶏肉を食べる」
というように、食べるという目的で飼育するということも多々あります。

うちは家の中でペットを飼うということはしていないんですが、
その辺の山にいるうさぎや野鳥、たぬきや鹿を普段の暮らしで見ることができます。

獣害の被害が大きくなっている場所は年々増えてきています。「畑で作っている食物がほとんど食べられる」から、イノシシや鹿を猟でとる。獲ったものはさばいて食べる。「自然の方から自分がすることをいつも教えられる感覚なんや」と山のおじさんは言います。


田舎では「人間と動物の関係が生々しく対等に近い」感覚を感じます。
動物=「人間が保護してあげる対象」「愛でるためのペット」
それはそれで良いと思いますが、それ以外の関係性が存在する。
「お互いに生きていくために必死で、生存競争をしている相手」である。


「命をいただきます」と「わきまえ」


「こないだ鶏肉をさばいて食べたよ」
って言うと、たまに都会の友達に「ええ~、そんな残酷な・・・かわいそう」と言われることもあります。その思いもよく分かります。
ただ、私は「スーパーで売ってる、誰かが処理してくれたお肉を毎日食べてるのに残酷って・・・見えないところで処理されていればいいということかなあ?」とうっすら感じるところもあります。


「自分でとって、さばいて、食べる」ということは痛みも伴いますが、命に対しての責任を取ることに近い。植物にしろ動物にしろ「命を頂いて生きる、存在している」ということは事実。
それには、ともなう痛みも、つらさも、せつなさもはらんでる。だからこそ、食べ物に対して「いただきます」の気持ちも大きくなります。無駄に食べ過ぎない、わきまえも出てくる。


田舎の山はきれいに管理された世界じゃない、自分自身も生き物として必死で生きていかないといけないからこそ「人間も生物に戻してもらってる」そんな感じがします。

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■私、ヒビノケイコの著書。高知の山奥で暮らしながら新しい時代のあり方を創造中。
山カフェ日記~30代、移住8年。人生は自分でデザインする~山カフェ日記~30代、移住8年。人生は自分でデザインする~ [コミック]






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山の素材で手作りした優しいお菓子ギフト。