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自分の暮らしをデザインするってどういうこと?


うちの古民家は築100年以上。ひいひいおばあちゃんの時代に、嫁入り道具(!)として移築してきたそう。昔の家は、一度バラバラにしてもまた再構築できるのがすごいですね。

 

こんな感じで、ふすま生活です。
(実物より綺麗に見えるよう、だいぶぼかしてあります(*^・ェ・)ノ写真マジック☆*゚ ゜゚*☆)
 
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で、念願の木の扉。古民家に合う木の扉作りって難しい。大工さんがあれこれ考えてくれて、コストもあまりかからないように一から作ってくれました。゜゜(´□`。)°゜。
 
古民家に来て、はじめてのプライベートルーム(涙)
 
こんな感じで、古民家で暮らしていると、寒かったり、美しかったり、不便だったり、知恵を感じたりいろいろなことがあります。
同じように古民家で暮らしている友達も、それぞれがそれぞれの暮らしの理想・自分の感性に合わせて暮らしています。それがまた様々で面白い。人は多様だから、暮らし方も多様なんだなって分からせてくれます。
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この本にも描いた「古民家ルンバ」というマンガでも、上の図のようなあり方を紹介してます^^ちなみにルンバ、というのはロボット掃除機のこと。意外と古民家に適してるんですよ~。ふふ。


この本のあとがきにも、今回の記事に通じるものがありました。以下引用。

四国の山奥に移住してはや8年。楽しさとともに、田舎の光と影や理想と現実、若者と高齢者、移住者と地元者の葛藤も実感して来ました。

常にテーマは「二つの対立するものを、どうしたら分断せず統合していけるか?」
突破口になったのは、違う要素(例えばAとB)が断絶することではなく、ミックスしたところにできる新しい道。

つまり、「AとBが交わって、新しいCというやり方を見つけること」それをこのマンガで伝えたいと思いました。

例えば「自然の中での暮らし」季節の食には手間がかかり、美しい古民家には不便さがともないます。現代っ子の私には理想に体がついていかない。
そんな中で、「野生的な自分×現代的な自分」どちらかを捨てるのではなくミックスさせてみる。自分が楽しめる、ちょうどいい暮らしのバランスにデザインしていく。
そこから、新しい時代の暮らし方のヒントが生まれることを知りました。



「楽しい」「しっくり」センサーを手がかりに、ミックスさせた新しい道を作る


私達は、時として真面目でストイックになりがちです。
「これが正しい」といわれているものに従いそうになります。
それが自分の目指すところなら一度は挑戦してみて、その上でバランスを見極めればいい。


ですが、「苦しい」とか「違和感」を感じ続けるなら、無理せず「楽しい」「しっくりくる」というところを探してみませんか。


暮らし方、ビジネス、子育て、さまざまなことに対して「正しそうな」テンプレートは提示されます。
それを参考にするのはいいでしょう。ですが、それが自分自身にばっちりはまるテンプレートではないことは、心にとめておきたいもの。自分自身にはまる答えは、自分で見つけるものだからです。


実感のともなった試行錯誤、変化や成長を通して「自分で自分の人生をデザインする」ことができるのだと思います。

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■私、ヒビノケイコの著書。高知の山奥で暮らしながら新しい時代のあり方を創造中。

山カフェ日記~30代、移住8年。人生は自分でデザインする~
山カフェ日記~30代、移住8年。人生は自分でデザインする~ [コミック]








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