「こうでなきゃ暮らしていけない」「これがないと生きていけない」が一つずつ減っていく笹の家。
さて、醤油絞りWSでも訪れた笹の家。料理家の中島子嶺麻さんと渡貫洋介さんファミリーが、循環型の暮らしを営んでおられます。セルフリノベーションして暮らしていらっしゃる古民家にこの冬入ったのが、この薪ストーブ。
でかい!!そして面白い形。これは、中にオーブンがすえつけられていたり、料理もできたり、
寒い古民家でもあったまるようにオーダーメイドで造られたものだそう。
ただ「でかすぎて薪がめちゃくちゃいる」とのことで、近所の方に協力してもらい廃材をゆずって頂いたり、薪割りはせっせとされているようです^^
まわりはぽかぽか~あったかい。
いつも、干し大根を乾かしてらっしゃったり、お茶があたためられていたり。
生活感に和ませてもらってます。
こないだ行ったら、この左の↓モノが新しく目に入りました。これ、レストランとかで使われている保温器。先からお湯が出るようになってます。
右側のお水の蛇口からは、おいしい山水が出ます。
そのお水お鍋に入れ→薪ストーブの上にあっためて→左の保温器に入れて洗物に使う。
なるほど~!アナログ湯沸し。
これなら冬の寒い時期も手がかじかまないし、面倒くさくないしいいですね。
ガスの温水湯沸かし器がなくても大丈夫!すごい~。
「さすが、生活の知恵・・・」とやたら萌えてしまいました。
ほかほか、ストーブの周りで温まらせてもらいながら。
おくどさんや薪ストーブ、土壁作り、コンポストトイレ、畑や田んぼ、麹から作る醤油作りや味噌作り、余すことなく素材を使うお料理、保存食・・・
笹の家の知恵を知るたびに、例えば災害が来ても、ガスや電気など今の生活インフラが減ったとしても、なんとか生きていけるような気がして落ち着きます^^
「こうでなきゃ暮らしていけない」「これがないと生きていけない」が一つずつ減っていく感じ。
「いざという時にはこうすればいいか」「全部は無理だけど、ここの部分は取り入れてみよう」と思える。
心にも、生活スタイルにも、そんな余裕を広げてくれる場所。
それが、私が感じる笹の家の魅力かな。
周りにこんな人達がいてくれて、ほんとありがたいです^^
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中島 子嶺麻
家の光協会
2012-04-27
朝つめるだけ 玄米と野菜の「ゆるマクロビ」弁当 [単行本]
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中島 子嶺麻
家の光協会
2012-04-27
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