「こうでなきゃ暮らしていけない」「これがないと生きていけない」が一つずつ減っていく笹の家。


さて、醤油絞りWSでも訪れた笹の家。料理家の中島子嶺麻さんと渡貫洋介さんファミリーが、循環型の暮らしを営んでおられます。セルフリノベーションして暮らしていらっしゃる古民家にこの冬入ったのが、この薪ストーブ。
 
でかい!!そして面白い形。これは、中にオーブンがすえつけられていたり、料理もできたり、
寒い古民家でもあったまるようにオーダーメイドで造られたものだそう。
ただ「でかすぎて薪がめちゃくちゃいる」とのことで、近所の方に協力してもらい廃材をゆずって頂いたり、薪割りはせっせとされているようです^^
 
まわりはぽかぽか~あったかい。
いつも、干し大根を乾かしてらっしゃったり、お茶があたためられていたり。
生活感に和ませてもらってます。

こないだ行ったら、この左の↓モノが新しく目に入りました。これ、レストランとかで使われている保温器。先からお湯が出るようになってます。

右側のお水の蛇口からは、おいしい山水が出ます。
そのお水お鍋に入れ→薪ストーブの上にあっためて→左の保温器に入れて洗物に使う。

なるほど~!アナログ湯沸し。
これなら冬の寒い時期も手がかじかまないし、面倒くさくないしいいですね。
ガスの温水湯沸かし器がなくても大丈夫!すごい~。

「さすが、生活の知恵・・・」とやたら萌えてしまいました。
 
ほかほか、ストーブの周りで温まらせてもらいながら。
2015-02-17-11-10-36

おくどさんや薪ストーブ、土壁作り、コンポストトイレ、畑や田んぼ、麹から作る醤油作りや味噌作り、余すことなく素材を使うお料理、保存食・・・

笹の家の知恵を知るたびに、例えば災害が来ても、ガスや電気など今の生活インフラが減ったとしても、なんとか生きていけるような気がして落ち着きます^^


「こうでなきゃ暮らしていけない」「これがないと生きていけない」が一つずつ減っていく感じ。
「いざという時にはこうすればいいか」「全部は無理だけど、ここの部分は取り入れてみよう」と思える。
心にも、生活スタイルにも、そんな余裕を広げてくれる場所。


それが、私が感じる笹の家の魅力かな。
周りにこんな人達がいてくれて、ほんとありがたいです^^

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■中島子嶺麻さんの料理本はこちら。どれもおいしいです♪

中島 子嶺麻
家の光協会
2012-04-27









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中島 子嶺麻
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2012-04-27


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講演(移住支援、地域活性化、キャリア授業)や田舎へのスタディツアーも行っています。
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■私、ヒビノケイコの著書。高知の山奥で暮らしながら新しい時代のあり方を創造中。

山カフェ日記~30代、移住8年。人生は自分でデザインする~
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