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11/15.16日
 【笹のいえ×れいほく田舎暮らしネットワーク共同開催企画】
石積みワークショップに参加しました。

田舎の家や段畑、棚田などで見ることができる石垣。

現代のような機械がない時代に、作られたなんてすごい!
うまく積むと300年も持つ石垣。


ですが、もうこの技術を持っている人が少なくなり、
壊れてもなおせないという事態になってきています。

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会場となる笹のいえでも、一部が崩れかけており修復が必要。


みんなで習っておけば何かあったときにできる!ということで、
今回、徳島大学大学院で石積みの研究をされている真田純子助教授をお迎えして、
石積みのワークショップとなりました。

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真田助教授の専門は景観工学。
棚田・段畑の保全を技術の面から支えるしくみを研究。


石積み技術を習得し、その後
技術を地域の人たちに教える「石積み学校」を主催されるようになったとのこと。
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テキスト↑
どんどん実行していきます!

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最初に足場を組み、まずは石垣をはずしていきます。
このときに、石を大きさ別に分けていくのがポイント。
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みんな必死で作業中。うちの息子もはまって頑張ってました↑

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休憩は体力温存のためにちょくちょくとることが大事。
今年摘んだお茶をごくごく。しばし、ひなたぼっこ。

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重い石も持ち上げて、みんな頑張ります!


この作業をしてみて思ったのは、結の重要性。

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(ゆい)とは、集落の住民が助け合い、
協力し合あってする作業のことです。



一人でするには、莫大な費用や期間、労力が必要な作業。
相互扶助があって初めて成り立つ、それが山の暮らしなんだなあと。
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こういった作業を伝承することによって、
そのメンバーでやればなんとかなることが増える。



会社勤めの方でもできるような、
昔とはちょっと違う、
新しい形の結ができていくのかも。



自分たちの手から一度抜け落ちてしまったものを、
もう一度取り戻していくような感じ。

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こういうことを増やして、少しでも自分たちで自分たちの
経済をまわしていけたら面白いな~。

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二日目に完成~!
みなさん、お疲れ様でした。

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■今回のWSを主催しているのは、移住支援
NPOれいほく田舎暮らしネットワーク
移住希望の方、興味があるかたはこちら

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全国での講演(移住支援、地域活性化、キャリア授業)や
田舎へのスタディツアーも行っています。
☆執筆、講演などお仕事依頼はこちらまで→
info@pocchiri.com


■私、ヒビノケイコについて。
高知県の山奥で暮らしながら作家活動をしています。

山カフェ日記~30代、移住8年。人生は自分でデザインする~山カフェ日記~30代、移住8年。人生は自分でデザインする~ [コミック]








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私がオーナーをしている山のお菓子工房。
焼きたて、山の素材のやさしいお菓子ギフトをお届けしてます♪
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