「お母ちゃん、逆上がりやってみてよ!お手本がみたいから~」

「え~絶対できないよ!無理やと思うけど・・・」








公園での、息子との会話。





いつもはしなかった鉄棒の逆上がり。





でも、今日は何となく、やってみたんです。





何でやってみたの?






・・・もしかして「自分は飛べない」と思いこんでるだけで、「最初から飛ぶこともしてない」だけかも。という疑惑が(笑)頭をめぐったから。


keikoの四コマエッセイをいち早くお届け中☆


大人になってから、鉄棒を握るところまではいっても、


「今の自分じゃきっと回れないから」と思って、


踏み切ることができませんでした。











しかし今日、思い切って「えい!!!」とやってみたところ、


グイ~ン!くるっと回れたんです。











「やった~!できたよ!見た今の!?」





大興奮で伝える私に、息子はにこにこ笑顔をくれました。


とっても、嬉しかったです。


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この「たかが逆上がり事件」なんですが(笑)


これは、大人になった私にとって、すごく大きいものだったと思います。








つまり、


逆上がりができないと頭で思っていた→体のブレーキがかかってできない


逆上がりがひょっとしてできるかもと思ってみる→体のブレーキがはずれてできる









こういう現象を体感できたからです。


「自己認識」ってすごい力があるんだなあと。






「自分はできない」という暗示を自分にかけていると、


本当に行動できなくなるっていうことが身を持って分かりました。








当然ですが、まず行動ができなければ、


「自分はできない」状況を、自分で作り出すことになります。











一方で「自分はできるかもしれない」という自己認識を持ってみて、


できるようになるためにどんな行動をしたらいいかを考える。





そして、行動してみると・・・。








その結果「自分はできる」と思ったとおり


「できた」という状況が作り出る可能性は高まります。











結局カナメは、「自己認識」ということがわかりました。


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最近仲良くなった友人に、ミュージシャンとして活躍されながらも、


普段は宇宙JAXA関係の仕事をされている方がいます。











自己満レベルでなく、どちらも客観的に見てすごくハイパフォーマンスなので、


「どうしてそんなことが両立できるんですか?」と聞いてみました。











すると、「自分を限定していないから」


「どこまで自分ができるのか、枠を作らずに感じてみたいから」


という答えが返ってきました。











う~ん、なるほどな~。


「自分には無理」「ここまでしかできないはず」と思い込まない。





だからこそ、どこまでもパフォーマンスが上がっていくんだなあ。








もちろん、失敗したときのリスクや覚悟も人一倍とらないといけないので、厳しい面もある。








だけど「自分で自分の可能性を見るのが楽しみでいられる状況」を作り出す生き方っていうのは、ワクワクする生き方だなと感じました。








彼の音楽アルバムは新しいものが発売されるたびに聴いているのですが、


いつも「あ、また進化してる」と思えるものなんです。







とどまらず、マンネリ化せず、いつも新しい世界を見せてくれる。





そのヒミツは、いつも彼自身がそうやって自分を限定せず、


アップデートしていっているからかな・・・と思った出来事でした。


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自分を自分で限定しないためにはどうしたらいいんでしょう。





普段、知らず知らず、自分で自分につぶやいている声。


「今までの自分はこうだから」


「自分ってこんなもの」


「これが自分の限界」


・・・・・


そんな時、自分の考えの幅を、ちょっと広げてみるのはどうでしょう?





「もうちょっと、できるかもしれない」



「こっちからしか見てないけれど、あちらからの視点からみればどうだろう?」


・・・・・


するとそこには、本当に広大な、あなた自身の可能性が広がっていると思います。








思考の幅を広げてみて、


変化の可能性を信じ、


新しい行動をすると、


新しいパターンが産まれます。








認知行動療法によると、


人の人格はあらかじめ決まっているものではなく、


それまでその人がとってきた思考や行動のパターンのつながりが


「性格」に見えるということだそうです。








「性格」はつねに固定されたものではなく、変化できるものだということ。








「新しいパターンを作っていく」ということは、


アップデートされた新しい自分を常に作り出していくということ。








「逆上がり」もそうですが、


子育て、仕事、暮らし・・・


日々の暮らしのそこここに、


変化の種が広がっています。





その種に気がついて、

自分の新しい花を咲かせてみるのはいかがでしょうか?





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